法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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毎日新聞で菅井円加さんの記事を楽しく読みました。

2012年02月07日 23時36分23秒 | 日乗

今日の毎日新聞余録で菅井円加さんの記事を読みました。

毎日新聞 余録     http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/

六代目尾上菊五郎と「瀕死の白鳥」で有名なロシアのアンナ・パブロワの交流から筆を初めてローザンヌ国際バレエコンクールで優勝した菅井円加さんにエールを送る。

記事によると、
菅井さんが相手にしたのは、各国の国立バレエ学校の若きエリート。
一方の菅井さんは、厚木市の街のバレエスクール。
遊びたいと思っても「その時間にやれることがある」と考えて熱心に練習に取り組んだ菅井さんの頑張り。
それと、コーチや周りの方々のサポート。

本当に快挙です!

余録氏は、菊五郎の「まだ足りぬ 踊り踊りて あの世まで」を下敷きにして、菅井さんにエールを送る。

健康・ケガに気をつけて、世界に羽ばたいてもらいたいですね。

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すてきな お二人だけの法事

2012年02月07日 23時00分44秒 | 日乗

毎月一回、『歎異抄の勉強会』でお世話になっている、
浄土真宗東京・熟柿庵の庵主・武田智了師のブログから転載をさせていただきました。

一人暮らしの九十六歳のお婆さんと武田智了師のお二人だけのご法事。
かけがえのない時間の流れ。
すてきなお二人の交流です。


先日、96歳になるお婆さんのお家へ法事に行ってきました。
彼女は一人暮らし、
300坪程もある大きな敷地に
二階建ての大きなお家に住んでいる。
だけど、これぐらいの大きさは田舎では当たり前。

敷地内で、いろんな野菜を作り、いろんな花を育てている。
その世話をするのが日課。
とても96歳とは思えないほど元気。
法事は旦那さんの33回忌。
法事といっても、誰も呼ばない。
私と彼女の二人だけ。
仏間の上には
彼女のお母さんの遺影が飾ってある。
実は、彼女のお母さんを私はよく知っている。
私が小学校へ上がる前のころだと思うのだけど、
毎日のように、お寺に来て、
私の母とお茶を飲みながら、たくあんを手皿で食べながら
いろんな話をしていたことを覚えている。
それが普通の光景だった。
96歳の彼女はその娘にあたる。
お経が終わって、お茶を飲みながら
いろいろと話を聞いた
彼女の両親の話
両親は結婚して間もなく
カナダへ働きに行ったのだそうな
そこで長女が産れた。
次に次女が産れる。
だけど、なぜか、母親は次女の出産は
日本でしたいとのことで、
単身、帰国して出産した。
それが、今目の前にいる96歳の彼女。
母は産れたときに写真を撮って
カナダにいる父に送ったそうな。
だけど
父は産れて一カ月後にカナダの職場で事故死したそうな
「私が赤ん坊の時の写真、お父さんは見ることができたかなあ、
今となってはもうわからないね」
その当時、写真というのはまだとても貴重なものだったに
違いないから、
お母さんは一刻も早く夫に次女の写真を見せてあげたかったのかも。
その後、母は夫の居なくなったカナダへは帰ることがなかった。
そういうわけで、96歳の彼女は
お父さんを写真と話でしか知らない。
そんな話を法事の後に聞いた。

人それぞれにドラマがあるというけれど
彼女のドラマを私一人が聞くのは
なんとももったいない。
今度は、ちゃんとメモしてもっともっと詳しく
聞きたいなと思う。
そして
彼女のドラマをほかの人にも語りたいなと思った。

檀家さん1人1人の生きてきたドラマを
聞ける幸せ。
僧侶という職業の妙味。

 

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諏訪中央病院名誉院長・鎌田實さんの報告。

2012年02月07日 22時31分10秒 | 日乗

『がんばらない!』のメッセージを我々に教えてくれている諏訪中央病院名誉院長・鎌田實さんが文化放送『大竹まことゴールデンラジオ』に登場。
テェルノブイリ・福島の現状を報告をしてくれました。

一番がんばっている鎌田さんです。
本当にご苦労様。

今日のラジオでは、チェルノブイリへの支援の経験をもとにして、福島の「除染」「体内被曝」そしてその対策についてお話してくれました。

政府は、鎌田さんの提言を100㌫、いやそれ以上にとりいれて施策を行うべきです。
鎌田さんのような方に、しかるべきポジジョンを用意して、「除染」「体内被曝」対策に取り組んでもらうべきですよネー。

鎌田さんは、「放射線を見えるようにする」のが一番と主張しています。

その通りです。


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