先日、築地本願寺の仏教文化講座で、聖路加国際病院の細谷亮太先生の講演を聞きました。
【くりのみ会】のお仲間の岩本さんも、出かけられていました。
今日、岩本さんから、【落穂拾い】が届きました。
内容は、『暮らしの手帳』に掲載されていた細谷亮太さんの文章です。
その中から一文を抜き書きします。
「大丈夫。」にとって極めて重要なのは、この「悲」の行いであるというのを知って、何か少しうれしくなりました。
「大悲とは一切の衆生から苦を抜くこと」ならば、それこそ医者たるものが、まず心がけるべきことで、私が唱えて
いる「大丈夫。」は、ぴったりの祈りの言葉なのだと思えたからです。
「治してこそ医者だろう」という患者さんが増えて、医者もそちらだけ向いてしまっている傾向が強くなりました。
治らない患者さん達にこそ「大丈夫。」が大きな働きをするのだろうなと強く感じます。
今年一年かけてそれを考えて、今後の身のふり方を決めなければならないと思っています。
後日、岩本さんから送られた【落穂拾い】を、私の【落穂拾い】で紹介させていただきます。