法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

「誰のものでもなく、みんなのもの」

2013年01月30日 23時22分06秒 | 日乗

大事な、心底に響く言葉を見つけました。

「誰のものでもなく、みんなのもの」

日本の歴史、日本の智慧が感じられる言葉です。

メジロの話です。

糸井重里さんのブログで見つけました。(一部を引用させてもらいます)

・つい数日前、犬の散歩の途中、
 近所の山茶花の生け垣にメジロを見つけた。
 ぼくの膝くらいの高さのところで、花の蜜を吸っていた。
 気づかれたかな、というくらいのタイミングで、
 刈り込んだ生け垣のなかに潜ってしまった。
 しばらく覗いてみたけれど、消えてしまった。
 東京で、しかも、そんなに近くでメジロを見たのは
 初めてだったし、とてもうれしかった。
 
 ツイッターに、そんなことを書いたら、
 東京もふくめた日本中あちこちから、
 メジロを見てたのしんでいる人の声が集まってきた。
 メジロは、いま日本では、
 捕まえることも飼うことも許されていない鳥だ。

 誰のものでもなく、誰に飼われているわけでもない
 そういう黄緑いろのかわいい鳥が、
 日本中あちこちの人たちにかわいがられている。
 人びとは、「うちの鳥」にしないままで、
 木の枝にみかんを刺したりしてもてなしている。
 そういうつきあい方、メジロとの間だけでなく、
 いろんなものと、できそうな気がする。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
「誰のものでもなく、みんなのもの」って、いいよなぁ。

子どもの頃、故郷の伊豆では、子ども達は(大人も)メジロを捕まえて竹籠で飼っていました。

この頃は、メジロを飼うことができなくなり、故郷のミカン山はメジロが繁殖しています。

籠で飼わなくても、良い鳴き声をきかせてくれるのですから満足です。

糸井さんのいうように、

「誰のものでもなく、みんなのもの」が良いですね。

 

にほんブログ村ブログランキング参加用リンク一覧   応援のクリックよろしく。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする