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「一所不住」の孤高の画家・堀文子さんの言葉

2013年01月09日 21時50分40秒 | 日乗

1月7日(月)の読売新聞・「生きる語る」の欄に、日本画家の堀文子さんが登場していました。

堀さんは、1940年に女子美術専門学校を卒業、世界放浪の旅を続けて作品を発表しています。

記事から、堀さんの言葉を拾いました。

「テレビをつければ物の値段やお金の話ばかりが映し出され、
美しい自然が残る山奥に無遠慮な広告を次々と建てる。
金持ち日本の卑しさは、
昔の日本人が大事にしていた恥じの心を忘れたかのようでした。
それを平気になってしまうことが許せなかったんです。」

堀さんが70歳を前にした87年にイタリアに「脱出」した時の言葉。
当時の日本は、バブル景気で沸騰。
そのような状況に嫌気がしての「脱出」だったそうです。

「群れない、慣れない、頼らない」
「一所不住」
堀さんの人生のモットーだそうです。


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