今日の読売新聞によると、政府は安倍首相直属の「教育再生実行本部(仮称)」を
今月中旬にも設置する方針を固めたそうです。
第一次安倍内閣当時の2006年10月に設置した「教育再生会議」の復活で、
「六・三・三・四制」の見直しのほかに、
〈1〉教育委員会制度の見直し
〈2〉大学入試の仕組みの見直し
〈3〉いじめ問題への対応強化
が議題になるようです。
実は、昨晩、友人のS先生と一杯やりました。
S先生は、今すぐにでも指導主事でも校長でもできる実力の持ち主ですが
一教師を貫いています。
子どもが大好きで授業を第一に考える先生です。
校内では学校運営・学級運営の中核です。
専門の理科では、区・都でもリーダー的な先生です。
私は、このような先生には、ぜひ、指導主事・管理職になってもらいたいと
同じ学校で机を並べている時から勧めるのですが、首を縦にふりません。
第一次安倍内閣の時に施行された、主幹・副校長・校長といった縦型の組織には
全く魅力が無いようなのです。
聞くところによると、副校長・校長の希望者も年々減少して、管理職を確保するのも
難儀しているようです。
大学教授や企業経営者や各界の有識者を集めても教育は良くなりません。
そこで、安倍首相に提言です。
「教育再生会議(仮称)」の人選は、次のようにすると良いでしょう。
①教育現場の一教師を選ぶ。
②外国人の専門家を招聘する。
(明治政府は、外国人講師を招聘しました。また、日産はゴーン社長を招聘しました)
③人選は難しいですが、仏教者を選ぶ。
私が首相でしたら、この基準で人選します。(笑)