カウンセリング研究会【くりのみ】教育とカウンセリングコースでは、
9月の学習会から、
カール・R・ロージャズ著
友田不二男訳
『パースナリティと行動についての一理論』
全日本カウンセリング協議会出版部
を読んでいます。
原著は、
ロージャズ博士の『Counseling and Psychotherapy』1942
同書は、恩師・友田不二男先生並びに先輩の先生方によって翻訳されています。
1951年(昭和26) 『ロージャズ 臨床心理学』創元社
1955年(昭和30)『カウンセリング』 ロージャズ選書 第一巻 岩崎書店
1966年(昭和41)『カウンセリング 改訂版』ロージャズ全集 岩崎学術出版
最近では、
2005年(平成17)『クライエント中心療法』 ロジャーズ主要著作 岩崎学術出版
が翻訳されました。
さて、今朝は、六時半起床。
学習会用に、『パースナリティ理論』の命題の箇所を、
1966年訳と2005年訳 の対比表を作ったところです。
その作業をしている時、
大乗経典に「旧訳(くやく)」と「新訳(しんやく)」のあるのを思い出しました。
◆旧訳(くやく)…一般に、唐の玄奘以前に漢訳された仏典。
代表的な翻訳僧は、鳩摩羅什(くまらじゅう) 真諦(しんたい)
◆新訳(しんやく)…新しい翻訳。玄奘。
~次回の学習会(教育とカウンセリングコース)~
日時:10月12日(土) 10時~12時
場所:タワーホール船堀
どなたでも参加できます。お出かけください。