只今、10月の《道元とカウンセリングコース》から帰宅しました。
今晩の参加者は、総勢9名でした。(男性8名 女性1名)でした。
4名の方から、お仕事&ご都合で欠席の連絡をいただきました。
学習会の流れは、先日ご案内の通りです。
◆『正法眼蔵・他心通』の音読は、20分位かかりました。
一生懸命読みすすめますと、汗がでてきます。
音読は、身心に効きますね。
◆『正法眼蔵・仏向上事』は、5回目の講義でした。
講師・tenjin先生の講義は、
①伝燈録14 石頭無際大師と天皇寺の道悟禅師の箇所を引いての
道元禅師の教え。
②伝燈録9 黄檗希運の牛頭法融大師(ゴズホウユウダイシ)に対する批判の箇所を引いて
道元禅師の教え。
の箇所でした。
今晩の講義から、tenjin先生の現代語を一箇所紹介させてもらいます。
牛頭山の法融禅師は、四祖門下の尊宿である。
その説法の自由自在さは、まことに経典講師・論書講師に比べても、
インド・中国の間にて、(力量が)足りないとはしないけれども、
恨むべきは、未だ向上の仕組みを知らなかったことであり、
向上の仕組みを述べなかったことである。
もし、これまで伝えられてきた仕組みを知らなければ、
どうして仏法の正邪を弁え会得することがあろうか、
(それが無ければ)ただこれは、言語を学ぶだけの者である。
そうであれば、向上の仕組みを知ること、向上の仕組みを修行すること、
向上の仕組みを明らかにすることは、平凡な修行をしている者は及ぶところではない。
真の修行があるところに、必ず現れるのである。
*「真の修行」とは、「只管打坐」のこと。
◆次回は、11月15日(金) 午後18時30分~20時30分
《タワーホール船堀》 部屋は、入口のインフォメーションをご覧下さい。
*音読タイムは、引き続き、『正法眼蔵・他心通』を読みます。
*テキストは、事務局で用意しています。
*11月15日で、『他心通』が終わります。
12月からは、『正法眼蔵 自証三昧』に入ります。
*坐禅のスペースに制約があります。
新しく参加ご希望のお方は、ご一報ください。
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