只今、安倍首相の「戦後70年談話」の全文をプリントアウトして
赤ペンを入れながらしっかりと読みました。
これまでも一番気になっていたことですが、
全体が記号的な薄っぺらい言葉の羅列の印象です。
「言葉の力」「言葉の真実性」「言葉の示す具体」…が全く見えません。
先ずは、ボクのお詫び。
昼すぎに更新した、「無辜之民」。
談話の中で、一箇所使っていましたねー。
安倍首相。
「無辜の民」理解していたようです。(笑)
さて、全文を読んだボクの印象。
何か、提出にようやくすべり込んだ大学生のレポートレベルの感じがします。
あちらこちらで仕入れた知識を並べただけの印象です。
この日本国の将来を展望する、具体が見えません。
いつもの「積極的平和主義」で談話をまとめていますが、
この言葉のもとで何をするのかを具体的に語ってもらいたいものです。
安保法制・原発再稼働、原発輸出、武器の輸出、弾薬の供給、後方支援…。
ボクの辞書では、これを「積極的平和主義」とは言いません。
「積極的平和主義」というイメージ語を使って、国民を騙そうとしているのでしょうか!
この程度の談話を、いま出す意味が見つかりません。
安倍政権の好きな、要はアリバイ作り?
ボクの率直な感想です。