カウンセリング研究会【くりのみ】道元コースのお仲間だった、
櫻出版・編集主幹の山田さんがボクのブログにコメントしてくれました。
ありがとうございます。
作家の夢枕獏さん。
名前は知っていましたが、これまで読んでいませんでした。
山田さんのアドバイスをいただき、
本日、図書館に出かけて夢枕獏さんの数冊、眼を落としました。
夢枕獏さん、小田原市生れの由。
小田原は、帰省のたびの通過地点。
特別、意味はないのですが、何となく(ご縁)を感じてしまいます。
夢枕さんは、世界各地を旅する小説家・エッセイスト。
日本の自然破壊のすさまじさを次のように教えてくれています。
「たとえば、ここ十年ぐらい、
毎年ニュージーランドに旅行しますが、
山や川の景色はほとんど変わりません。
ニュージーランドは、
山を切り開いて牧草地に変えていった過去があるから、
今はその反省から、
できるだけ自然をそのまま残そうという意識が強いのです。
ところが、日本は、
牧草地どころかコンクリートでどんどん埋め立ててきました。
北海道の釧路川なんて、ここ二、三十年で、護岸工事を施して、
蛇行したいた川をどんどん人工的に無機的に変えていった。
悲しいよね。
日本は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、
そして日本の先進七ヵ国の中で、土木工事費がいちばん多い。
政府は、少子化対策として、人口を増やすことで、
年金や介護、福祉などの問題を解決しようとしえいるけれど、
そんなことより、土木工事を、ほかの先進国並みに下げれば、
年金などの問題は、
少なくともアッという間に解決するとぼくは思います。
山や川で、自然を相手に遊んでいると、
柄にもなく、こんなこともふと頭をよぎります。
(『ほんとうに時代』2005年8月号)
参院選挙。
ボクは、先週、期日前投票をすませました。
皆さん、投票に出かけましょうね!
土木工事は、自民党のお家芸ですよね。
国交大臣は、公明党の定席です。
ボクは、自・公と自・公寄りの維・国には投票しませんでした。
四季の美しい自然豊かな日本を取り戻したい。
経済的には、二流でも三流でも「OK」。
皆が、ゆったりと過ごせる「国」にしたいものです。
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