明日、1月の《道元とカウンセリングコース》を開催します。
日 時 :1月17日(金) 午後6時30分~8時30分
場 所 :タワーホール船堀(和室 1)
《当日の流れ》
・『正法眼蔵 仏向上事』音読
・坐 禅(15分) ☆楽な服装でお越しください。
・『正法眼蔵 自証三昧』 第2回目の解説
・質疑・応答&楽談
◎その他
①会費+会場費 大人1000円 大学生500円
②テキスト等は、事務局で用意しています。
(準備の都合があります。初参加の方は、ご一報をお願いします)
③《くりのみ会》は、特定の団体・宗教・宗派とは関係ありません。
どなたでも参加できます。
④勉強会の後、夕食&懇親会もあります。(20:40~21:40頃)
自由参加。毎回、楽談で盛り上がります。
*初めてご参加の方は、ご一報をください。(鈴木)
090-7808-2201 s75sntr*docomo.ne.jp
*を@にしてください。
今日の東京新聞【筆洗】の記事は注目である。
昨年8月、福島県で小さな電力会社が設立されたそうだ。
その創業の理念が素晴らしい。
「国際社会の指針となる事業を構築し世界の平和と安定に寄与し続ける」とある。
福島県では、小さな水力発電だけで、県内の使用電気料の3倍倍もの電力がある「電力大国」だそうだ。
要は、東京の電力をまかなうために、原子力発電を誘致してきた歴史がある。
この会津電力の折笠哲也常務の言葉が胸に響く。
「原発事故が起きるまで電力のことなど国に任せっぱなし。ただ使うだけで関心もなかった」
「無論、事故への国や東電の責任はある。でもそれを黙認してきた福島県民の責任もある」
そして、【筆洗】の主(アルジ)は次のように結んでいる」
「エネルギー政策は地方選の争点ではない」と言う閣僚がいる。
だが、福島の人々が自ら問い掛ける選択は、一大消費地・東京の人たちへの問いでもあるはずだ。
ぼくは、「原発は即停止」が良いと考える。
もちろん、「即停止」したら、国民生活の混乱・経済的な打撃をうけることは想像できる。
だが、時代が・原始時代まで戻るわけでもないし、少しぐらい経済が冷えても良いと考えるのがぼくの立場。
グローバル経済・大量生産大量消費は、、無駄が多すぎだ。
少し古いが、解剖学者の養老孟司さんの言葉。(2002年1月8日 朝日新聞)
「人類は、ゴミで滅びる。モノ増やさぬ社会を考えて」
「モノ」を増やさぬということは、
「小さく着きると」ということ。
「簡素」ということ。
ぼくの部屋は・・・・言行不一致。(冷や汗)
里村専精師の「浄土真宗にようこそNo23」をお届けします。
浄土真宗へようこそ No23
浄土をインドの大乗仏教に根拠がないとする説が横行しています。
殊更に言い出しているのではないのですが、
浄土は本来の仏教から出てこないとするものです。
1.インド神話が根拠だとする説があります。
2.ストゥーパ礼拝からだとする説もあります。
3.中近東の楽園思想からだとする説もあります。
が、どれも仏教の事実を知らない者の説に見えます。
最初に一つの光がともりました。ブッダの正覚です。
その光はすぐに6つに増えました。五比丘が光に満たされたのですから。
地上に6人のサンガが出現し、大地に生きる新しい運動が始まります。
サンガは、すぐに30から60へと広がります。
それは出家だけではなく、在俗の人々にも広がっていたはずです。
やがて45年の化導の成果は、随分大きな集団になっていたはずです。
サンガは、ブッダの滅度の後にも生き続けました。
サンガが生まれてこそ仏教は生きているのですが、見事にサンガは歴史を創造します。
部派仏教は、実際には数々のサンガの営みのことを言います。
中で大乗のサンガは、ブッダの仕事を引き継いで経典までも生産するようになります。
これら大乗のサンガの人々は、サンガに共通の光を知っていたはずです。
後に、親鸞(1173-1262)は「無量光明土」と呼びました。
浄土は、光に満ち大般涅槃を超証するサンガの世界なのです。
そしてそれは本願に基づいた阿彌陀仏の他力の世界です。
ブッダ釈尊の時代では、当然他力が常識でした。
釈尊も生涯「正法奉仕」されたと宣言されていますが…、
自らのダルマの偉大に奉仕される姿を見ても、他力の覚りが仏教の本来だったのです。
仏弟子(サンガ)たちも、大いなる他力で覚ったはずす。
大乗の歴史を潜って、サンガの人々は浄土という大きなサンガ世界を見開いたのです。
他力本願の荘厳するサンガ世界、それは釈尊のサンガも諸仏のサンガをも包む世界です。
◆1月25日(土) 午前10~12時
くりのみ会【親鸞とカウンセリングコース】を開催します。
*『教行信証』の音読が中心の勉強会です。
◆1月26日(日) 午前10~12時
くりのみ会【声明と楽談コース】を開催します。
*偈文 『正信偈』 『和讃』を学んでいきます。
→ どちらのコースも、上から教える(指導)ということではなく、
平場(ヒラバ)での学びあいを第一に考えています。
初めての方も大丈夫です。
1月11日(土) 16時20分~
東洋大学 井上円了哲学塾 公開講座に出かけました。
講師: ドナルド・キーンさん
演題:「古典文学の未来」
ドナルド・キーンさんは、1922年生まれ。
今年は、92歳。
瀬戸内寂聴さんの同年齢のようです。
ご高齢ですので、
最初の20分程は、ドナルド・キーンさんの業績伝えるビデオ上映。
その後、40分位の内容でした。
ご講演の内容は、
ご自身の経験、友人の大学教授からのお話を土台にして、
日本文学・日本古典文学・国語を学ぶ学生が少ないことを憂いていました。
また、授業そのものも、文法的なものが多く、
日本文学・日本古典文学・国語の面白さを教えていないと指摘していました。
確かに、自国の文学・古典文学・国語を大事にしない国は衰退すると僕も思います。
小学校からの英語教育を煽っているこの国の将来は、アブナイ感じがしますね。
次回は、梅原猛さんの講演を聞く予定です。
昨日・午前、1月の《教育とカウンセリングコース》が終了しました。
ご参加は、総勢8名(男性4名 女性4名)でした。
岩◇さんから、メールで欠席のご連絡をいただきました。
学習会は、つぎの次のように進みました。
①テキスト・懐奘『正法眼蔵随聞記』 第三の7・8を全員で音読しました。
②井戸端(楽談)
参加の皆さんから、近況・こぼれ話を紹介していただきました。
岩◇さん・・・アメリカ男性と結婚したお嬢さん。年末・年始、アメリカの義父・母が来日。
ご家族の様子を聞かせてもらいました。
佐◇さん・・・恒例の七福神回りに出かけた由。
今年は、港七福神。麻布・六本木付近の坂道に難儀したそうです。
関◇さん・・・穏やかな年末・年始。読書三昧の毎日。
内田 樹『修行論』光文社新書
帚木蓬生『森田正馬の15の提言』朝日選書
の紹介を聞かせてもらいました。
富◇さん・・・テーラワーダ仏教(上座部仏教)の勉強会の参加報告を聞かせてもらいました。
参加者は、お若い方・中年の方が多かったそうです。
“メソッド”を中心の内容だったそうです。
和◇さん・・・通級学級の担任の和◇さん。
知り合いからクライエントの紹介があり、その時の様子を聞かせてもらいました。
河◇さん・・・映画『未来への決断!』の紹介を聞かせてもらいました。
聞 者 ・・・『教行信証』の学び方について、聞いていただきました。
③ロジャーズ著 『パースナリティと行動について一理論』の(命題4)を読みました。
*本日は、井戸端で盛り上がり、(命題4)の音読だけで終わりました。
意見交換は、次回(2月)行うことになりました。
次回は、2月1日(土)です。
皆さんのご参加をお待ちしています。
タワーホール船堀の6月分の抽選結果の連絡がありました。
カウンセリング研究会【くりのみ】の
6月までの学習計画(日程)が
ホームページでご覧になれます。
こちらからどうぞ!
↓
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/calendar/calendar.htm
カウンセリング研究会【くりのみ】のホームページに、
【落穂拾い】No367 ~品川正治を読む~
【落穂拾い】No368 年頭雑感
【落穂拾い】No369 《連載5》【教育とカウンセリングコース】の報告
【落穂拾い】No370 『教行信証』は漢文のままでいただけ
ホームページは、こちらからどうぞ!
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http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/