もし今日行っていたら、日光市は大雨の警報が出ていた。この地方は夕方にかけて雷雨が多い地方である。今までも何度もあっている。今回は全く遭わなかったけど。さて、前回の続きで中禅寺湖スカイラインを下りてきて、途中の駐車場(今までは勝手に停めている感じだったけど、今は正式に地図に書いてある)に止めて、旧イタリア大使館別荘記念公園に行く。ここは大好きなところで、もう10回以上行っていると思うし、ブログにも載せたのではないかと思うけど、何度行ってもいいところ。ただし、真夏の今回は「アブ除けのうちわ」をくれたように、アブが飛びまわっていた。今回気が付いたのは(というか前にも知っていたのかもしれないが)、設計がレーモンドだったことである。ライトの弟子で帝国ホテル建設時に来日し、各地に様々な建物を残している。

湖に面した建物では、湖面に向かって椅子が何脚も置いてあって、のんびりくつろぎながら湖を眺めていることができる。まあアブを追い払うために、うちわを仰ぎつづけるのが億劫だけど。もっと涼しく、虫もいない季節で客も少ない時などは、本当に寝込んでしまう時もあった。湖を見ていると心が落ち着く。時々、観光船やボートなどが通る時もある。隣にイギリス大使館別荘があったけど、今は見に譲渡され整備、公開されるらしい。フランスとベルギーの大使館別荘はまだ使われている。
そこからどうしようかなと思ったけど、「ユーコン」(中禅寺金谷ホテルがやっているログハウスのカフェ)で百年カレーを久しぶりに食べてから、光徳牧場へ行った。いつもだと低公害バスで小田代原や西の湖へ行くことが多いが、今回は時間の関係もあり取りやめ。光徳のあたりも気持ちのいいところだが、いつも牧場でアイスを食べるだけ。戦場ヶ原の先を曲がって光徳の方へ行く道も、木々の葉が生い茂り、いかにも夏という感じの道で大好きだけど、運転中に写真を撮るわけにはいかない。光徳牧場も暑くて、いつもは近くで見ることができる牛も、遠くの日陰の方に引っ込んでいた。それも当然で、何も真夏の日向で草食べるなんて牛だっていやだろう。柵が壊れかけているようなところがところどころにあって、これで大丈夫なのかなあと思っていたら、貼り紙を見つけた。「逃げた牛を見つけたら、連絡して下さい」って。おいおい、それじゃやはり逃げるんだ。

遠くで雷鳴も聞こえてきて、もういろは坂を下りようかなとなり、宇都宮で大谷資料館に寄って行こうかなと思った。そこなら絶対に涼しいはず。地底だから、山より涼しい。知らない人もいると思うが、読みは「おおや」で、凝灰岩の一種である。壁や土蔵の材料として関東では広く使われ、特に栃木一帯をドライブすると大谷石の蔵や垣根が多くみられる。地下の坑道跡を公開していて、ドラマや映画、コンサートなどにも利用されている。ずいぶん前に、転形劇場の公演が行われた時に出かけたことがある。けれど、もうよく覚えていない。30年ぐらい前。近づくと異様な石の山が見えてくる。近くに大きな大谷観音などもあるけど、今回はパス。地下の様子は入場券を見た方が早いので、それを最初に。

一番最後の写真の奥の建物が入口。そこから中へ通じていて、今日の温度は11度と書いてある。冷っ、という感じ。体が熱いから、まあ冷ますのにはいいけど、長くいるとだんだん寒くなる。とにかく広い。大きく広がっている場所もあるし、階段をゆっくり降りるところもある。一番下はフラットな空間で、確かにイベントやコンサートに向いている。石のステージみたいな場所もあり、ここは前衛演劇っぽい公演向きか。明るく笑うには、ちょっと寒い。エンヤが歌ったという場所もあり、なるほど向いてるかな。と見ているうちに、ぐっと冷え込んでくる。間違いなく首都圏最冷スポットだ。天然のクーラーというには寒すぎるけど、一度は見てみたい必見スポットだと思った。冬行けば、暖かいだろう。写真は撮れたような撮れないような感じで、調整したらある程度見えてきた。小さいと判らないと思うけど、クリックして拡大するとある程度判る。でも暗い空間なので、よく撮れないのはやむを得ない。




湖に面した建物では、湖面に向かって椅子が何脚も置いてあって、のんびりくつろぎながら湖を眺めていることができる。まあアブを追い払うために、うちわを仰ぎつづけるのが億劫だけど。もっと涼しく、虫もいない季節で客も少ない時などは、本当に寝込んでしまう時もあった。湖を見ていると心が落ち着く。時々、観光船やボートなどが通る時もある。隣にイギリス大使館別荘があったけど、今は見に譲渡され整備、公開されるらしい。フランスとベルギーの大使館別荘はまだ使われている。
そこからどうしようかなと思ったけど、「ユーコン」(中禅寺金谷ホテルがやっているログハウスのカフェ)で百年カレーを久しぶりに食べてから、光徳牧場へ行った。いつもだと低公害バスで小田代原や西の湖へ行くことが多いが、今回は時間の関係もあり取りやめ。光徳のあたりも気持ちのいいところだが、いつも牧場でアイスを食べるだけ。戦場ヶ原の先を曲がって光徳の方へ行く道も、木々の葉が生い茂り、いかにも夏という感じの道で大好きだけど、運転中に写真を撮るわけにはいかない。光徳牧場も暑くて、いつもは近くで見ることができる牛も、遠くの日陰の方に引っ込んでいた。それも当然で、何も真夏の日向で草食べるなんて牛だっていやだろう。柵が壊れかけているようなところがところどころにあって、これで大丈夫なのかなあと思っていたら、貼り紙を見つけた。「逃げた牛を見つけたら、連絡して下さい」って。おいおい、それじゃやはり逃げるんだ。




遠くで雷鳴も聞こえてきて、もういろは坂を下りようかなとなり、宇都宮で大谷資料館に寄って行こうかなと思った。そこなら絶対に涼しいはず。地底だから、山より涼しい。知らない人もいると思うが、読みは「おおや」で、凝灰岩の一種である。壁や土蔵の材料として関東では広く使われ、特に栃木一帯をドライブすると大谷石の蔵や垣根が多くみられる。地下の坑道跡を公開していて、ドラマや映画、コンサートなどにも利用されている。ずいぶん前に、転形劇場の公演が行われた時に出かけたことがある。けれど、もうよく覚えていない。30年ぐらい前。近づくと異様な石の山が見えてくる。近くに大きな大谷観音などもあるけど、今回はパス。地下の様子は入場券を見た方が早いので、それを最初に。



一番最後の写真の奥の建物が入口。そこから中へ通じていて、今日の温度は11度と書いてある。冷っ、という感じ。体が熱いから、まあ冷ますのにはいいけど、長くいるとだんだん寒くなる。とにかく広い。大きく広がっている場所もあるし、階段をゆっくり降りるところもある。一番下はフラットな空間で、確かにイベントやコンサートに向いている。石のステージみたいな場所もあり、ここは前衛演劇っぽい公演向きか。明るく笑うには、ちょっと寒い。エンヤが歌ったという場所もあり、なるほど向いてるかな。と見ているうちに、ぐっと冷え込んでくる。間違いなく首都圏最冷スポットだ。天然のクーラーというには寒すぎるけど、一度は見てみたい必見スポットだと思った。冬行けば、暖かいだろう。写真は撮れたような撮れないような感じで、調整したらある程度見えてきた。小さいと判らないと思うけど、クリックして拡大するとある程度判る。でも暗い空間なので、よく撮れないのはやむを得ない。



