家を建てた時、脱衣所の洗面台は向かって左側の壁に寄せて設置された。後になってもう少し右にあれば良いのになと思いつつ20年。今はもう慣れたけどこういう僅かなストレスがヤダ。それと使いにくいだけでなく洗面台と壁の間に水が飛んで黴が生える。壁紙も変色。去年だったか、ヨメが新しい壁紙などを貼って綺麗にした。でも根本治療ではない。水が飛ぶので折角貼った壁紙が黴で汚れる。移動はずっと前から考えていたけど洗面台が取り付けてある壁は石膏ボード。するとネジが効くところが限られている。この問題が解決出来なかったので移動が出来なかった。
場所を選ばずネジが使えるように壁に板を貼ることにした。板はしっかり固定出来る間柱にネジ止め。買った板はフローリング用の 30×180cmの板、それを2枚。数日前に板を買っておいたらヨメが「 この板は何に使うんだ 」って聞く。だけど「ヒミツ」と答えて無視。そしてヨメは山に行って留守。決行の日だ。
洗面台の下には蛇口を捻ったらお湯が直ぐに出るように TOTO の湯ぽっとを設置してある。なので狭かったり何だりで作業しにくい。とはいえ取り外すには元栓を閉めたり管を外したりしないといけない。なので外さずに作業。想定してなかったこともあったので2時間半ほどかかった。これで壁に黴が生えることはもう無いと思う。それと脱衣所に入った時、自然な導線で鏡に映るのが良い。
作業をする時、傍でこうした方が良いだの何だのと言われるのはヤダ。一歩後退二歩前進みたいなことをやっている時に、なんで後退してるのなんて言われても面倒臭い。だからそういう作業は1人でやるのが良い。おとぎ話に鶴の恩返しというのがある。鶴が「機を織っているところは絶対見ないで」と言うのはそういうことだと俺は思っている。
立冬の日は寒かったけど、また暖かい日があるみたい。冬は立ったものの夏がまだ中腰なのか。冬眠しない熊みたいな夏だ。