10月7日金曜日は、2学期最初の、読み聞かせの日でした。
(9月は運動会の応援練習などがあるため、朝の読書の時間もお休みでしたので)
順番は、3年生だったので、お願いして、娘のクラスに行かせてもらうことに
しました。
選んだ本は こかげにごろり という本です。(韓国・朝鮮の昔話。
金森襄作再話、チャンスクヒャン画)この本は、去年、「読み聞かせ」を
初めてした時に選んだ本でもあり、その時も、たしか10月で、3年生の
クラスでした。「こどものとも」560号 2002年11月号 を持っていて、
それを読んだのですが最近 単行本にもなったようです。
お話は、欲張りな地主に、働きもののお百姓さんたちという、昔話の典型
パターン。公共の広場にある、大きな木の「こかげ」さえも、自分の持ち物だと
地主が言い張るので、しかたなく、作物などと引き換えに、その「こかげ」を
お百姓さんたちは買い取ります。
季節の移りかわりとともに、地面にできる影の長さがかわっていき、
お百姓たちが、休憩できるスペース、すなわち「こかげ」が、徐々に地主の
敷地内にも伸びていくところが、お話のポイントです。真夏から始まった話が、
秋風の吹くお彼岸の場面で終わるのですが、それがこの時期にふさわしいように
思え、なんだかこのお話を読みたくなります。
「こかげ」を表すのに、黒や墨色でなく、紫色を使っているところも
(そこにだけちぎった和紙を使っているようにも、見えるのですが)とても
いいと思うのです。
それと、描かれている服やお供えのごちそうなどを見ることで、近いけれど、
あまり知ることのない韓国・朝鮮という国やそこに住む人たちに、少しでも、
子供達が興味を持ってくれたらなあという気持ちもありました。 たった1冊の本、
7分くらいの読み聞かせでは、なかなか叶うことではありませんが、アジアの国の
昔話は、時折、読み聞かせの中にいれていきたいなあと、思います。
(9月は運動会の応援練習などがあるため、朝の読書の時間もお休みでしたので)
順番は、3年生だったので、お願いして、娘のクラスに行かせてもらうことに
しました。
選んだ本は こかげにごろり という本です。(韓国・朝鮮の昔話。
金森襄作再話、チャンスクヒャン画)この本は、去年、「読み聞かせ」を
初めてした時に選んだ本でもあり、その時も、たしか10月で、3年生の
クラスでした。「こどものとも」560号 2002年11月号 を持っていて、
それを読んだのですが最近 単行本にもなったようです。
お話は、欲張りな地主に、働きもののお百姓さんたちという、昔話の典型
パターン。公共の広場にある、大きな木の「こかげ」さえも、自分の持ち物だと
地主が言い張るので、しかたなく、作物などと引き換えに、その「こかげ」を
お百姓さんたちは買い取ります。
季節の移りかわりとともに、地面にできる影の長さがかわっていき、
お百姓たちが、休憩できるスペース、すなわち「こかげ」が、徐々に地主の
敷地内にも伸びていくところが、お話のポイントです。真夏から始まった話が、
秋風の吹くお彼岸の場面で終わるのですが、それがこの時期にふさわしいように
思え、なんだかこのお話を読みたくなります。
「こかげ」を表すのに、黒や墨色でなく、紫色を使っているところも
(そこにだけちぎった和紙を使っているようにも、見えるのですが)とても
いいと思うのです。
それと、描かれている服やお供えのごちそうなどを見ることで、近いけれど、
あまり知ることのない韓国・朝鮮という国やそこに住む人たちに、少しでも、
子供達が興味を持ってくれたらなあという気持ちもありました。 たった1冊の本、
7分くらいの読み聞かせでは、なかなか叶うことではありませんが、アジアの国の
昔話は、時折、読み聞かせの中にいれていきたいなあと、思います。