昨日 12月15日(金)は、今年最後の読み聞かせ当番でした。
ひとりで、4年生のクラスへ。
似たようなタイトルの本が色々ありますが、持っていったのは
ジョン・バーニンガムのこちらの絵本。
一応、とっても短いお話の本をもう1冊持っていきましたが、始まるのが
遅かったせいもあり、この本1冊で十分な時間となりました。
(だいたい13分くらいかかるのです)
だいぶむかしのこの絵本のことを書いた自分のログがあるので、
内容は省きますが、声に出して、久しぶりに読んでみると、
おじいさんサンタクロースの、トナカイに対する優しさが溢れ、冒頭部分を
しっかり書いていることで、あとからの展開も、不自然ではないのだなーと
思いました。
それから おじいさんサンタは
トナカイを ベッドにつれていきました。
なんだか きぶんがわるい。
いっとうのトナカイがいいました。<中略>
こんやは トナカイたちを
ぐっすり
やすませてやらなければと
おじいさんサンタはおもいました。
トナカイを休ませてやるためには、ひとつだけ袋に残っていた贈り物を
自力で、なんとか、ハービー・スラムヘンバーガーへ届けなければなりません。
飛行機、ジープ、オートバイ、スキー、と色々な人の乗り物に乗せてもらい、
最後は岩登りを一緒にしてくれた人のロープが切れてしまったので、
一人でがけを登り続けます。
壮大な背景の中に描かれたちっぽけでたよりないおじいさんサンタ。
聞いていた子は皆、ココロの中で、がんばれーおじいさんサンタ! と
応援してくれていたでしょうか‥。
帰り路もたいへんな目にあい、やっとやっと自宅に辿り着いた
おじいさんサンタは うちにかえると
まず
ねむっているトナカイたちの
ようすをたしかめて
トナカイたちに
そっと
もうふをかけてやりました。
優しいですね。読んでいても気持ちがほっとなごみます。
そして、クリスマスの朝、ずっとずっと とおくはなれた ちいさないえでは
ハービー・スラムヘンバーガーが
クリスマスのおくりものを とりだしたところでした。
おくりのが なんだったか しりたいな。
ほんとうに知りたいですよね、何が入っているのか。
(4年生に、何だと思う?と聞いてみればよかったかな笑)