連日猛暑のなか、ともだちと行ってきました、八王子。
(1枚も写真を撮らなかったので、チラシの画像で失礼します)
たしか昨年(?)宇都宮でやっていて、観に行きたいと思いながらも
逃していたので、この度は、会期が始まってすぐに行きました。
ゴーリーの絵本。
地元図書館では、絵本のコーナーではなく、画集やイラストの棚に
置かれていたと記憶しています。
緻密なペン画で描かれた奇妙な動物や、憐れな子どもたち、そして
シュールなストーリー。
これでもか、というくらい悲惨な展開に、逆に笑いがこぼれてきて。
こういう絵本の楽しみ方もあるのだなーと思ってしまいました。
冒頭画像の左上に居る、毛皮にスニーカーの人がゴーリー本人で、
その恰好がお気に入りだったとか。
ニューヨーク・シティ・バレエの大ファンで、その公演を見逃したくなくて
ニューヨークに住んでいたというエピソードが、(なぜか)一番私に
響きました。
絵本の原画や挿絵以外にも、バレエの衣装や舞台装置のデザインもあり、
なかでも、特によかったのは、ゴーリーが自分のお母さんに宛てた手紙の、
封筒に描いた絵でした。
たとえば堀内誠一さんが旅先から家族やともだちに送った絵葉書とか、
たいそうステキなものを、展覧会で、観たことがありますが、封筒そのものに
アドレスもデザインの一部と化した、あんなステキなもの、今までに観たこと
あったかな、と思いました。
(1枚だけポストカードになっいましたが、全部カード化して貰いたかった!)
迷ってしまって、結局絵本は買わなかったのですが、こちらが一番気になりました。
ストーリーのある読み物ではなく、「アルファベットブック」なのですが、
副詞にスポットが当たっているのです。原文と訳文の両方が書いてあって、
よくこんなに思いつけるなあ、とその両方に感心しました。
「アルファベットブック」でもう1冊、こちらもよかったなー。
ゴーリーが考えた「不思議な架空の動物」がA~Zまで、紹介されています。
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