音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

梅田でレッスン

2009-09-04 21:14:48 | 音楽

土佐堀に浮かぶ大阪市の環境整備ボート。アスファルトの上より、気持ち良さそう。

水曜日に梅田でレッスンを受けてきました。コンベンションから初レッスン。
「どうですか?コンクール受けに来たいろんな人の演奏を練習の時に、聴けたらよかったのにね。練習の部屋が分かれていたのは残念だったねぇ。」
「そうですね。それでも、前に入った人の音は聴けました。すごくいい音でした。」

「もう、テクニックとかじゃなくてとにかく心と体だと言うことがわかってきました。体のワークを平行して、自分がかなり長期間無理をして演奏してきたことに気がつきました。腰が痛かったり、指が痛かったり、顎関節が痛かったり。無理が普通になって、痛みに気づかないくらいでした。それが、今度のことで、そこを何とかしないといけなくなって、楽に吹けるようにはなってきました。でも、楽にふけるだけでは、だめなんだと言うこともわかってきました。何かプラスしないと…。でも、それが何かは、まだ、よくわからないんです。」

「いいねぇ。そのわからないことがあるのは、いいねぇ。これから、やることがたくさんあって楽しいねぇ。」

「身体をワークの先生に触ってもらって演奏すると、すごいいい音で演奏できたんです。聴いてくれた人も涙がでるって。でも、一人になるとできない。何回かに1回まれにできることもあるけれど、普段はだめ。でも、あの音をだしたのは、私だったのだなぁって。」

「そうだよ。あれはあなただよ、必ずできるんだよ。いいもの持ってるんだから。」

「僕は、今度、1位にならなかった人にそれを見たよ。それから、うまく演奏できなかったけれど、とっても良い演奏をした人がいたよ、良い音でねぇ。4位にも入らなかったけれど、準備不足だったのか間違いが多くてやっと最後まで演奏できたんだけど、そのときはお客さんも拍手でね。でも、音が良くてね。この人がちゃんと準備した演奏をもう一度聴いてみたいって思ったよ。」

先生と話すと、元気になるだけでなく、深い興味を呼び起こされます。
音楽って、底知れない。コンクールで入賞ってしてみたいけれど、それだけでもない。
とにかく今は、もっと良い演奏がしたい。良い音を出したい。音楽を作り上げたい。音楽をもっと育てたい。そして誰かに届けたい。
だって、音楽はやっぱり楽しいから。