午前中はヘルマンハープと新しい楽譜をいろいろ合わせてみました。
トスティのアンコーラ
オッフェンバックのホフマンの舟歌
ブルグミュラーのアヴェマリア
カッチーニのアヴェマリア
スメタナのモルダウ
モーツアルトのアヴェベルムコルプス
この大量の楽譜を起してくれたのは、Kさん。ピアノと歌などの譜面を、アレンジして、3本分のハープの譜に直して、大変な作業です。
トスティのアンコーラは、知らない曲で、全くピンと来なかったのですが、何度も演奏していると、段々つかめてきました。いい曲ですね。
ホフマンは歌の楽譜は低くて、フルートでは、暗くなってしまうので、3度移調。これで、この曲の女性による夢の世界にいざなわれるような感じがでやすくなりました。
ブルグミュラーはまだちょっと良さがよく、わからない。もっと練習してから。
カッチーニは親しみやすい単純なメロディーだけに、音楽の流れを表現しないと退屈になってしまいます。
スメタナはハープのベースの動きが美しい。この使い方がシンプルだけど、いい。この使い方を他の曲でも追求したらいいかも。
モーツアルトはコーラス用の譜面をアレンジしたので、移調した方がいいかもこれは次の課題。
午後から、Sさんとポートのホールを借りて練習。
広い場所で吹くと、気持ちがいいです。
10月2日は地域のサロンで、10月3日は寝屋川の中学で演奏するのですが、全くコンセプトの違う二つの場所なので、結局検討の結果同じ曲は使えなくて、大変なことになってしまいました。
Sさんと、音楽を作り上げるやり方は、「こんな風に演奏してみたら。」「もっと、1、3拍を強調してみて。」「1回これでやってみよう。」なんていいながら。黙っていてもわかりあえるという私達ではないので、話しあって、聴いて、演奏して、また話しあって、聴いて。呼吸する楽器としない楽器では、理解しあうのはとても難しいのです。
しかし、Sさんは納得するまで、聴き、聴いたことはすぐに実行。演奏を変えてくれるので、本当に期待が持てます。現に、練習を始めてからこれまでの間で、画期的に演奏しやすくなってきました。良いピアニストは、一段上の演奏を引き出してくれます。どんどん、楽に、おもしろくなってきました。