「バレット」、シルヴェスタスタローンが殺し屋で渋みを発揮！

おススメ度
　　アクション映画好き　☆☆☆

シルヴェスタスタローンが、『ストリート・オブ・ファイヤー』や『48時間』シリーズの ウォルター・ヒル監督を招いて作った作品。好事家は、８０年代テイストと呼ぶ。

スタローンも６７歳、アクション映画を撮る年齢かとも思うが、体に彫り物をして殺し屋を演じている。

今回は殺された相棒の復讐劇。

ツタヤで、ツタヤだけでレンタルできると聞いて借りてしまった。後日一般に発売レンタルされるらしい。

今回の特徴は、相手の命を救った関係で韓国系の刑事を相棒として行動するところだ。刑事はあくまで刑事としてふるまおうとするが、スタローンとは格が違う。

ただ、刑事と組むことによって、いろいろと情報が得られることだ。

殺し屋の復讐話だから、ドンパチや爆発やいろいろはでな動きがある。でもこういう映画を見慣れた向きには、取り立てて新しいものはない。

スタローンの娘というのがいて、これが、刺青師。絡んでくるのも面白い。

活劇的には、最後のほうで、斧を使っての剣劇シーン、ちょっと新鮮。

「シュガーマン 奇跡に愛された男」、シンガーソングライター ロドリゲスの数奇な運命

おススメ度　☆☆
　　　　シンガーソング好き　☆☆☆☆

シンガーソングライターロドリゲス。

スペイン系のためか、あまり知られていない。

そのロドリゲスのドキュメントだ。

ドキュメント部門でアカデミー賞を受賞している。

音楽映画のドキュメントだけに、一般の人には、向かないがファンにはとても感動を呼ぶ映画だ。

アメリカ、ダウンタウンでボブディランらと並び称せられ、芽を出しかけたロドリゲスも
ＣＤ が売れず、世間から消えてしまっていた。

だが、アフリカで熱狂的な盛り上がりを見せ、ヒーローとなる。

一方で、死んだなどの伝説も飛びかい、行方が分からなかった。

前半は、１８６０年代のアメリカデトロイトからデビューしたロドリゲスを巡って、当時の音楽関係者などの語りが多く、本人はなかなか現れない。

ただ、バックに、彼の音楽が流れ、その雰囲気が伝わる。

後半は、現代のロドリゲスを見つけアフリカでの演奏を企画、成功させる。

しかし、ロドリゲスは、労働者としての生活を変えることなく去っていく。

真摯な音楽家として、貴重な存在だ。

アフリカでの熱狂も海賊版のため、経済的には潤わなかったらしい。

娘さんとかも登場、家庭的な雰囲気も。

ちなみに、題名のシュガーマンは、曲名だ。