おススメ度 ☆☆
オペラファン ☆☆☆☆
これは、オペラを作る過程を描いた映画なので、オペラファンでないとなかなかついていけない。
小生は、オペラファンではないが、椿姫の有名なくだりくらいは知っている。
しかし、前半、主演のナタリー・テセイと演出家:ジャン=フランソワ・シヴァディエの延々の役作りの繰り返しにいささか打ちのめされた。
この映画の特徴は、舞台そのものは写さず、稽古やリハーサルをふんだんに描写することによって、作品の持ち味を浮き彫りにしていく。
その描写が、かなり念入りなのと、本場のオペラの作り上げの過程での生みの苦しみのような駆け引きがそこここに見られ、椿姫ファンには垂涎の作品だろう。(ただ、長いのも事実)
一方で、音楽、オーケストラの練習風景も楽しいものだ。
特に、見せ場のシーンは中ほどに出てくるが、恋の歌とでもいおうか、このシーンは思わず引き込まれてしまう。
舞台芸術、工作、照明、衣装、化粧の裏方たちにもスポットを当てて、物語にメリハリをつけている。
まさに、オペラファン度によって良し悪しの決まる映画だ。
オペラファン ☆☆☆☆
これは、オペラを作る過程を描いた映画なので、オペラファンでないとなかなかついていけない。
小生は、オペラファンではないが、椿姫の有名なくだりくらいは知っている。
しかし、前半、主演のナタリー・テセイと演出家:ジャン=フランソワ・シヴァディエの延々の役作りの繰り返しにいささか打ちのめされた。
この映画の特徴は、舞台そのものは写さず、稽古やリハーサルをふんだんに描写することによって、作品の持ち味を浮き彫りにしていく。
その描写が、かなり念入りなのと、本場のオペラの作り上げの過程での生みの苦しみのような駆け引きがそこここに見られ、椿姫ファンには垂涎の作品だろう。(ただ、長いのも事実)
一方で、音楽、オーケストラの練習風景も楽しいものだ。
特に、見せ場のシーンは中ほどに出てくるが、恋の歌とでもいおうか、このシーンは思わず引き込まれてしまう。
舞台芸術、工作、照明、衣装、化粧の裏方たちにもスポットを当てて、物語にメリハリをつけている。
まさに、オペラファン度によって良し悪しの決まる映画だ。