おススメ度 ☆☆☆
ヨーロッパ映画ラブロマンス好き ☆☆☆☆
京都では今公開、そのせいか、観客は少ない。
ポルトガル、植民地時代を謳歌したが、今は経済的にも苦しい。
映画は、2部構成。いずれも白黒映画。いわゆるスタイリッシュ。
1部は、定年退職の女性が、隣に住む老婆に悩まされる。老婆はギャンブルをしてはすってしまう奔放な性格。だが、メイドの黒人とはあまり仲がよくない。淡々と、日めくりされるこの部は、見るものを睡魔に誘う。こういう映画に慣れてない人には向いていない。
だが、2部になるとがぜん面白くなる。
1部で、老婆は死んでしまうが、死ぬ前に会いたい人がいるという。その男は、老人施設でぼけ老人になっていた。
白黒、それも昔のトーキー映画みたいな調子。音楽や背景音はあるのに、人の言葉は無声。老人のナレーションが時々入る。
50年前、植民地だったアフリカで豪勢に過ごす若夫婦。そこへ現れたバンドメンバーの一人と妻が恋に落ちる。当然不倫だ。
不倫であればこそ余計に燃える二人。お嬢様育ちで、勝ち気な妻は、従順な夫だけでは物足りず、どこか野性的な男性にあこがれ、ベッドを共にする。
そんな、ラブロマンスが、独特の映像と、アフリカという熱帯の背景、それに加えて音楽。
まんまと監督の術にはまれば、自らの青春とも重ね合わせながら、物語に引き込まれる。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0188.gif)
ヨーロッパ映画ラブロマンス好き ☆☆☆☆
京都では今公開、そのせいか、観客は少ない。
ポルトガル、植民地時代を謳歌したが、今は経済的にも苦しい。
映画は、2部構成。いずれも白黒映画。いわゆるスタイリッシュ。
1部は、定年退職の女性が、隣に住む老婆に悩まされる。老婆はギャンブルをしてはすってしまう奔放な性格。だが、メイドの黒人とはあまり仲がよくない。淡々と、日めくりされるこの部は、見るものを睡魔に誘う。こういう映画に慣れてない人には向いていない。
だが、2部になるとがぜん面白くなる。
1部で、老婆は死んでしまうが、死ぬ前に会いたい人がいるという。その男は、老人施設でぼけ老人になっていた。
白黒、それも昔のトーキー映画みたいな調子。音楽や背景音はあるのに、人の言葉は無声。老人のナレーションが時々入る。
50年前、植民地だったアフリカで豪勢に過ごす若夫婦。そこへ現れたバンドメンバーの一人と妻が恋に落ちる。当然不倫だ。
不倫であればこそ余計に燃える二人。お嬢様育ちで、勝ち気な妻は、従順な夫だけでは物足りず、どこか野性的な男性にあこがれ、ベッドを共にする。
そんな、ラブロマンスが、独特の映像と、アフリカという熱帯の背景、それに加えて音楽。
まんまと監督の術にはまれば、自らの青春とも重ね合わせながら、物語に引き込まれる。
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