ひろの映画見たまま

映画にワクワク

東京国際映画祭と釜山国際映画祭が相次いで行われた。

2013-10-26 20:04:31 | 映画
釜山国際映画祭は10月3~12日に開催され、韓国では、釜山が映画の中心。

20万以上の人を集めた。

アジア映画を主体にしており、当然韓国の映画もおおい。

受賞作も、モンゴル、フィリピン、スェーデンと多彩。

一方、東京国際映画祭は、17~25日。

東京サクラグランプリは、「ウィ・アー・ザ・ベスト!」スェーデン映画

審査員特別賞は、イラン映画「ルールを曲げろ」

ただ、観客数は9万人と少ない。

今後はアジア映画にも力を入れていきそうだ。

写真は、「ウィ・アー・ザ・ベスト!」
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「蠢動」、本格時代劇との呼び込みだが

2013-10-26 19:23:58 | 日本映画
おススメ度 ☆☆
   時代劇好き ☆☆☆

三上康雄さん。映画好きで1982年に自身で手掛けた16ミリ作品『蠢動』を発表。それから30年。自ら社長を務めた会社をなげうって、時代劇復興ののろしを上げて作った作品。

同じ作品をリメイクして、俳優や、スタッフにベテラン手を借り、現地ロケ主体の映画を作った。

舞台は、山陰の因幡藩ですが、実際は伊賀城を舞台に撮影、雪原は、近畿の数か所で撮影。地の人々の手を借りている。

思いは壮大で、正統派の写真作りで挑んでいますが、物語自身に花がなく、若い役者の空回りで、果たして、若者たちに受けるのだろうかと思う。

前半は静、後半は動と、その使い分けはいいのですが、前半の静の部分が、暗い室内での顔のアップシーンの多用で、せりふが多く、説明調で退屈します。

後半にわかに動きが速くなり、若者たちの太刀のシーンは、真剣でなかなか迫力があります。

全体に抑えた色調で、大立ち回りでは、ほとんど血が見られません。一か所だけ血しぶきが飛びますがきわめて抑えた表現です。

バックミュージックはなく、おかげで、小さな音にも響きがあります。後半、バチの演奏でがぜん盛り上がります。

藩のことを考えた家老の苦肉の策が悲劇を呼ぶのですが、そういう意味で、後味のいいものではありません。
コメント (1)
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