おススメ度 ☆☆☆☆
如何にもフランス映画らしい映画。
物語の展開にすっかりはまってしまいます。うまい、ストーリー展開。
作家になる夢をあきらめた国語(フランス語)教師ジェルマン。日々作文添削にうんざりしていたが、クロード(美少年)の書いた作文に興味を持つ。その作文には、最後に「続く」とあり、次を読んでみたくなる仕掛けが。
個人教授をするほどの熱の入れように。
中身は、数学のできないクロードの友人宅に家庭教師をしに入り、そこの母親の怪しい香りにひかれていく。
その他人の家庭へ入るという行為が、「家政婦は見た」のような、スリルを生む。ましてや、色香の匂う母親の存在。
観客も、国語教師の身になってついつい身を乗り出してしまう。
だが、友人の家庭はサッカー好きの父親をはじめ結構健全だ。
一方で、国語教師の妻は、前衛アートのギャラリーを経営しており、こちらのほうが危ない。
その国語教師が、妻と一緒に生徒の作文を読み、その心理状態が危ういほうへ進んでいく。
後半に、クロードの家庭環境も明らかにされ、この映画の狙いがわかってくる。
ラストは「裏窓」(ヒチコック)で、その後を期待させるのだが。
現実とも、空想とも読める作文の世界。のぞき見の興味はスリリングですらある。
如何にもフランス映画らしい映画。
物語の展開にすっかりはまってしまいます。うまい、ストーリー展開。
作家になる夢をあきらめた国語(フランス語)教師ジェルマン。日々作文添削にうんざりしていたが、クロード(美少年)の書いた作文に興味を持つ。その作文には、最後に「続く」とあり、次を読んでみたくなる仕掛けが。
個人教授をするほどの熱の入れように。
中身は、数学のできないクロードの友人宅に家庭教師をしに入り、そこの母親の怪しい香りにひかれていく。
その他人の家庭へ入るという行為が、「家政婦は見た」のような、スリルを生む。ましてや、色香の匂う母親の存在。
観客も、国語教師の身になってついつい身を乗り出してしまう。
だが、友人の家庭はサッカー好きの父親をはじめ結構健全だ。
一方で、国語教師の妻は、前衛アートのギャラリーを経営しており、こちらのほうが危ない。
その国語教師が、妻と一緒に生徒の作文を読み、その心理状態が危ういほうへ進んでいく。
後半に、クロードの家庭環境も明らかにされ、この映画の狙いがわかってくる。
ラストは「裏窓」(ヒチコック)で、その後を期待させるのだが。
現実とも、空想とも読める作文の世界。のぞき見の興味はスリリングですらある。