ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「カニバル」、人の肉をを食う人

2014-10-04 17:45:48 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆

カニバル映画好き ☆☆☆☆

「A love story」と副題が付けられいるが、たしかに恋のお話だ。

スペインでは、ゴア賞各賞にノミネートされるなど評判の映画だが、さて、日本では。

南スペイングラナダでのお話。

冒頭、ガソリンスタンドの遠景、ちょっと人が動いているみたいでよくわからない。(長回し)

やがて、女を乗せて車は走り出す。

そして突然対向車が、よけきれず車は横転。

中から血まみれの女性を引きずりだし、自分の小屋へ(小屋は山頂にあり、綺麗な雪景色が、この映画の風景の情景描写は美しい)、そこで全裸にし愛でるようにナイフを。

こう書くと、かなり残酷な映像のように見えるが、状況は淡々と進み、グロは見せない。

男は街で実直に暮らす洋服の仕立て屋。仕事場と家は真向かいにあり、そこを行き来するのみ。

ただ、男の家の冷蔵庫にはラップに包んだ綺麗な肉が。

男は夕食にその肉を焼いて食し、ワインを飲む。カニバルだ。

そんな、男の前に一人の女性が現れる。階上に住み、そこでマッサージ店を開くという。

なぜか誘惑しているみたい。そう、彼女は仕立て屋を誘惑する。

そして冷蔵庫を開け、男の正体を知る。

ある日、彼女の姉が訪ねてくる、妹が行方不明だと。

という展開で、一種のミステリー。

次に何が起こるか、特に最初に異常な殺人と人肉食を見せられて、何が起こるか興味津々。

妹の思わせぶりな行動と、姉のおとなし目だが魅力ある態度。

そして仕立て屋は、姉に心を奪われていく。

ちょっと、我々日本人には理解しがたい行動にどこか冷めてしまう。(やはりキリストが影響しているのか)
コメント (2)
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