おススメ度 ☆☆☆
ホラーがかっているので、ご注意を。
オキサイドバン監督、アーロンクオック主演の探偵もの三部作の一作目。
先日紹介した「冷血のレクイエム」(これは二作目)が面白かったので、続けて借りることに。
2007年作品。
香港映画だが、タイの中華街の話。言葉が違うし、街並みも香港とは違う。もっとごみごみしている。
さらにこの映画、薄茶色がかった、古びた写真を思い起こさせるセピアの汚れた感じ。
これが実に、このサスペンスに趣を添えている。
今回は、探偵が一人で捜査に当たり、さんざんひどい目に合う。
カーチェイスの最中、象に激突して、象が瀕死という場面は、タイでこそみられるシーン。
狭い道をトラックで追いかけられ、(この撮影で、人が事故に巻き込まれたらしい)、最後はどぶ川に飛び込むのだが、これが道頓堀川の比でない汚さ。
最後は、ゴミ集積場に落ちるが、その異臭は画面から匂って来る。
またそこここで、画面の暗闇で、突然の出来事、ホラー映画ならではの怖さが迫ってくる。
死体も、死後数日(タイは熱いからすぐ腐敗)なので、腐敗が著しい。
探偵の父母の死も絡んで、悲劇的だ。
それにしても、冒頭の音楽「Me Panda」は、軽快で楽しい。
最後のおちは、ホラーの真髄だ。
ただこのノリは、はまるとくせになる。マイルドなホラーなので、物語に集中でき、謎が深まる。
新しい才能なのだろう。
ホラーがかっているので、ご注意を。
オキサイドバン監督、アーロンクオック主演の探偵もの三部作の一作目。
先日紹介した「冷血のレクイエム」(これは二作目)が面白かったので、続けて借りることに。
2007年作品。
香港映画だが、タイの中華街の話。言葉が違うし、街並みも香港とは違う。もっとごみごみしている。
さらにこの映画、薄茶色がかった、古びた写真を思い起こさせるセピアの汚れた感じ。
これが実に、このサスペンスに趣を添えている。
今回は、探偵が一人で捜査に当たり、さんざんひどい目に合う。
カーチェイスの最中、象に激突して、象が瀕死という場面は、タイでこそみられるシーン。
狭い道をトラックで追いかけられ、(この撮影で、人が事故に巻き込まれたらしい)、最後はどぶ川に飛び込むのだが、これが道頓堀川の比でない汚さ。
最後は、ゴミ集積場に落ちるが、その異臭は画面から匂って来る。
またそこここで、画面の暗闇で、突然の出来事、ホラー映画ならではの怖さが迫ってくる。
死体も、死後数日(タイは熱いからすぐ腐敗)なので、腐敗が著しい。
探偵の父母の死も絡んで、悲劇的だ。
それにしても、冒頭の音楽「Me Panda」は、軽快で楽しい。
最後のおちは、ホラーの真髄だ。
ただこのノリは、はまるとくせになる。マイルドなホラーなので、物語に集中でき、謎が深まる。
新しい才能なのだろう。
