おススメ度 ☆☆☆
進学校でありながら、普通高校に合格しなかった八軒君。寮があるという理由で農業高校酪農科学科に入学。
そこで、始まる学校生活。
週刊少年サンデーに連載された荒川弘の原作を、「麦子さんと」の吉田恵輔が映画化。
帯広農業高校や帯広畜産大学に協力を得て、実録的学校生活が描かれます。
八軒君は、都会育ちなので、最初は全然ついていけませんでしたが、
同級の御影アキに惹かれるものがあり、夏休みに彼女の実家でアルバイトするなど、いい雰囲気。
この映画には、二つのクライマックスがあり、八軒君が奮闘して、自分の育てた豚肉を燻製にしてベーコンを作る話。
もう一つは、御影アキが出場する馬場レース。八軒君が提案し、草馬場を整理してレースを成功させるが、実際に、草刈から、撮影スタッフらが作り上げたというから気合が入っている。おかげで、大勢のエキストラを動員しての盛り上がりだったらしい。
主演の八軒君には、ジャニーズの中島健人君が、メガネをかけ地味目に好演している。
中島君とアキ役の広瀬アリスさんは、乗馬やばんえい馬の特訓を受け、無難にこなしている。
ほかに、豚の解体シーンや、牛の出産シーンなど、見せ難いシーンを巧みに挿入している。
無目的の都会の青年が、畜産に目覚めていく成長物語であり、その点では成功している。
一方で、畜産経営のむつかしさなども挿入されるが、駆け足的で中途半端。
原作に比べて他の生徒たちの描写が少ないらしいが、映画作りの観点からは難しいのだろう。
でも、この映画や、「ウッドジョブ」のように、畜産や林業に光を当てて、若者を勇気づけるのはいいことだ。
進学校でありながら、普通高校に合格しなかった八軒君。寮があるという理由で農業高校酪農科学科に入学。
そこで、始まる学校生活。
週刊少年サンデーに連載された荒川弘の原作を、「麦子さんと」の吉田恵輔が映画化。
帯広農業高校や帯広畜産大学に協力を得て、実録的学校生活が描かれます。
八軒君は、都会育ちなので、最初は全然ついていけませんでしたが、
同級の御影アキに惹かれるものがあり、夏休みに彼女の実家でアルバイトするなど、いい雰囲気。
この映画には、二つのクライマックスがあり、八軒君が奮闘して、自分の育てた豚肉を燻製にしてベーコンを作る話。
もう一つは、御影アキが出場する馬場レース。八軒君が提案し、草馬場を整理してレースを成功させるが、実際に、草刈から、撮影スタッフらが作り上げたというから気合が入っている。おかげで、大勢のエキストラを動員しての盛り上がりだったらしい。
主演の八軒君には、ジャニーズの中島健人君が、メガネをかけ地味目に好演している。
中島君とアキ役の広瀬アリスさんは、乗馬やばんえい馬の特訓を受け、無難にこなしている。
ほかに、豚の解体シーンや、牛の出産シーンなど、見せ難いシーンを巧みに挿入している。
無目的の都会の青年が、畜産に目覚めていく成長物語であり、その点では成功している。
一方で、畜産経営のむつかしさなども挿入されるが、駆け足的で中途半端。
原作に比べて他の生徒たちの描写が少ないらしいが、映画作りの観点からは難しいのだろう。
でも、この映画や、「ウッドジョブ」のように、畜産や林業に光を当てて、若者を勇気づけるのはいいことだ。