ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ベイビー・ドライバー」、音楽が融合したカーアクションと青春!

2017-08-22 17:22:19 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

音楽・アクション・青春映画好き ☆☆☆☆

ベイビー(アンセル・エルゴート)。その天才的なドライビング・センスが買われ、組織の運転手として彼に課せられた仕事―それは、銀行、現金輸送車を襲ったメンバーを確実に「逃がす」こと。子供の頃の交通事故が原因で耳鳴りに悩まされ続けているベイビー。しかし、音楽を聴くことで、耳鳴りがかき消され、そのドライビング・テクニックがさらに覚醒する。そして誰も止めることができない、追いつくことすらできない、イカれたドライバーへと変貌する―。

音楽が先にあり、脚本があと、そして音楽に合わせた綿密な動きは、見る者の快感をいや増す。

そして今まで、なかった新しいカーアクション。

何台も車をつぶしながら、相手を振り切るアクション捌きのうまさ。

冒頭の長回しで一気に観客を鷲掴みに。

そして、ベイビーは、ウェイトレスに一目ぼれ。一気に青春映画に突入。

足を洗おうとするが、ボスがほっておくわけがない。

そして郵便為替の強盗へ。

ここからは、ガンアクション。

悪は滅びるの正統派映画で、ラストは何とかハッピーに。

そして特筆すべきは、「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」のエドガーライト監督。

全米進出して、その才能を開花。

ラブラブカップル向けの快作をものにした。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」、日本ではありえないあとしまつ!

2017-08-21 17:44:22 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

女性監督による、ある意味不思議な恋愛映画。

ニューヨーク、大学でアートコーディネーターとして働くマギー。

30を過ぎて結婚できない、奥手。

そんな彼女が恋をした、相手は文化人類学者で小説家のジョン。だが、彼は、妻帯者。

ジョンの妻ジョーゼットは、コロンビア大学で教授として働くバリバリのキャリアウーマン。

家庭を顧みない妻に嫌気がさしたジョンは、マギーと結婚する。

3年後、娘も授かり、幸せに見えたマギー。

ジョーゼットの子供を預かり、親しくなるうちに、ジョーゼットが今も、ジョンを愛していることを知る。

そこから始まるマギープラン。

ニューヨークっ子の今が垣間見れるセンスある恋愛コメディ。

決してハートフルではないが、大人の選択は、良い結果を生むのだろう。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア旅行 (ウラジオストック) その六 中央広場 

2017-08-21 13:49:20 | 日記

 

二番目の観光地は、中央広場。

 

 

革命戦士広場とも呼ばれ、革命戦士の像が建てられています。

 

 

ヨーロッパらしく、銅像を建てるのが好きなのか。

 

 

この広場では、金曜日に市が開かれます。(上の写真はWEBから)

訪問日は、市場はなく、閑散としていました。

 

雨は、小やみになってきましたが、まだ、すっきりした晴れとはいきません。

広場の先に土産物屋があり、ガイドさんは、案内もほどほどに、土産物屋へ直行。

トイレを我慢してきた私も、土産物屋へ直行。

 

そこには、ロシア土産の定番マトリョーシカが、所狭しと並んでいる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ホワイトリリー」、「リング」シリーズなどホラー映画で名高い中田秀夫監督作品!

2017-08-21 10:20:28 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

ロマンポルノ好き ☆☆☆

R18+

陶芸家とその弟子の女同士の恋愛。

そこに訪れた陶芸家志願の男性。

男性の彼女も交えた四角関係。

ホワイトリリーのような、美しいレズビアンの世界。

そこに、ホラー的要素も加わって。

「日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」で一番ロマンポルノらしい作品。

飛鳥凛と山口香緒理の全裸シーンはまぶしい。

だが、女のサガはどろどろ。

ちょっと古めかしさが、懐かしさを呼ぶ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「グランドファーザー 哀しき復讐」、息子の死、孫の売春、哀しきじいさんが立ち上がる!

2017-08-20 17:25:22 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

第20回 富川国際ファンタスティック映画祭コリアン・ファンタスティック部門 最優秀男優賞受賞! 

『オールド・ボーイ』『アジョシ』といった、韓国リベンジムービーの傑作群に連なる、異色バイオレンス! 

突然息子の悲報が、建築現場で酒に酔った後、落ちて死んだ。

孫娘を助ける男たちに不自然さが。

警察が、動いてくれないので、単身事件を追う。

そして、ラストの復讐劇。

確かに、後半じいさんが立ち上がり復讐劇となるが、

それまでの展開がいかにもぬるい。

おまけに、孫娘を助けてくれた相手が売春組織のボスだったという展開はいかにもな感じ。

ベトナム戦争帰りという、テーマもあまり生かせてない。

あの韓国バイオレンスのエネルギーが見当たらないのだ。

確かに、パク・クニョンは好演しているのだが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア旅行 (ウラジオストック) その五 鷹巣展望台

2017-08-20 13:13:14 | 日記



さて、二日目。

いよいよ、観光に出発。

だが、いかんせん、雨が、それも本降りだ。

あいにく、最初の観光地が鷹巣展望台。



まさに、雨では景色は見られないのだは。



だが薄靄の中に、市街が見渡せる。



あのつり橋も見れた。



注)一番上の写真はWEBから

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ブラック・ビューティー」、女の嫉妬は怖い!

2017-08-20 08:57:19 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆

劇場未公開

各国の映画賞で、絶賛され女優賞も。

女優を目指す二人の女性。

一人は、すでに出演ずみで、もう一人は、いまいち。

叔母の別荘へ行き、そこでも二人は対立。

前半は、二人のトークショー。

やがて、親友のはずが、対立図式になって、怪しげな雰囲気。

この女二人の嫉妬劇に延々突き合わされうんざり。

だが、案外この心理がわかる女性方には、好評かもしれない。

これに乗れなかった私がみじめ。

官能サスペンスとでもいおうか。

最後は、みじめ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヒトラーへの285枚の葉書」、ペンと葉書でヒトラーに挑んだ夫婦!

2017-08-19 17:38:41 | ヨーロッパ映画

 

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

ドイツ・フランス・イギリス合作

ドイツンでの話だが、全編英語。世界を相手にした映画。

1940年6月、フランスでの戦勝に沸くベルリンで暮らす労働者階級の夫妻の元に、息子戦死の報が。

イケイケどんどんの世界に対し、理不尽を覚えた夫は、ヒトラーへ葉書を書き、その葉書を、人の目に触れるところへ置く。

すぐ警察に届ける人もいれば、持ち帰ってしまう人もいる。書いたはがきの数285枚。

一方、このはがきの犯人逮捕を命ぜられたゲシュタポの警部は、はがきの置かれたマップを作り、犯人像をあぶりだしていく。

労働者階級の生活の一端を、夫婦のアパートでの出来事として描いていく。

一方、はがきを置くところを危うく見られたり、スリリングな展開。

ゲシュタポの警部は、上からの圧力と、葉書の主の訴えへの共感とが入交り複雑な心境。

ラストは、悲劇に終わるが、淡々とした描写は見る者に訴える。

長らくドイツ国内でこの話は広がっていたが、この本の原作が翻訳され、一気に世界に広がった。

日本ではちょっと考えにくい、戦時下の抵抗の話。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「シチリアの恋」、上海とイタリア、韓国出身と中国出身の男女の恋物語。

2017-08-18 19:06:06 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆★

メロドラマ好き ☆☆☆

「王の男」のイ・ジュンギ(韓国)と「サンザシの樹の下で」のチョウ・ドンユィ(中国)が共演したラブストーリー。

だれしも「シチリアの恋」とあってイタリアの陽気な恋物語を想像するが、これは邦題の勇み足。

シチリアは出てくるが、出番少なく、上海が主舞台。

男目線と女目線が前半と後半で入れ替わる。

チョウ・ドンユイが、ちょっとたれ目で犬っぽいところが、かわいいのか変なのか?

いずれにせよ、ラブラブの二人が、別れて、恋しさにあれまくる話に、ちょっとくたびれる。

死というモチーフが軽すぎる。

韓国と中国。

上海とイタリア。

国際的な映画なのだけれど。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アンチポルノ」、園子温の絵の具ぶっかけポルノ!

2017-08-18 14:03:45 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

園子温アート好き ☆☆☆

R18+ ポルノです。

園子温は、最初この「日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」を断ったらしいが、「アンチポルノ」を撮ることで、撮る気になったらしい。

「リアル鬼ごっこ」「みんなエスパーダよ」「ひそひそ星」と最近の園は、想像の世界を描いてきたが、ポルノと言い条、この路線の延長だ。

もともと、画が好きで、この作品のアートの前衛的な雰囲気は、まさに彼の真骨頂。

ゆえに、この映画は、ポルノを期待するファンを裏切っている。

舞台劇的な展開が多い、このロマンポルノシリーズ。

どうしても、AVでないポルノを撮ろうとすれば、勢いそっち系になってしまう。

AKBの研究生冨手麻妙とベテラン女優筒井真理子(56歳、「淵に立つ」で賞を受賞している)のヘアヌードは惜しげもなく出しているが、絡みシーンのエロさはない。

もともと、「アンチポルノ」といっているので、期待しない方がいい。

裸は綺麗だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする