日限山や南舞岡のまちなかを散歩すると、道路から丸見えの庭の家が結構あります。いわゆる「オープンガーデン」の最先端ではないでしょうか。町を広々と見せ、美しくします。自分の庭を美しくするだけで町の美化に貢献する効果があります。
町の住環境を改善しようとして、花と緑の町にしようと特別運動を行っている地方自治体や自治会が数多くあります。横浜市も数十年前は町の美化に熱心で、日限山4丁目のある区画が、美しい街並み賞をもらいました。その中心になった家は道路から丸見えの庭の家でした。この家の方は最初生け垣をつくったのですが、土が合わなかったようで木の成長が悪く、みすぼらしい生け垣になってしまいました。そこで生け垣づくりをやめ、フェンスなしで草木で美しい庭をつくっていきました。近所も影響を受けて、すべてがフェンスレスではないが、フェンスがあっても道路から見て美しくしたのでこの区画が市から賞をもらいました。最近は横浜市は花の大イベントの開催は熱心ですが、町の美化はそれほど熱心ではないようです。
現在は新型コロナウイルスによる町の人々の運動不足や近所のコミュニケーション不足解消を考えて「オープンガーデン」運動を展開している地方自治体や自治会が増えているようです。美しい庭づくりブームになっています。
「オープンガーデン」と言っても、道路から見て丸見えの庭づくりはまだ少なく、まずは自分の庭を美しくしようという運動が多いようです。美しい庭が誕生すると、次は町の人々に公開しようということになります。門に「どうぞ中に入ってご自由にご覧ください」という看板を掲げたりします。日限山4丁目でも、バラの美しい庭の家で、個人的に「オープンガーデン」をやっている方がいます。
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