昨日東海バスのリンガーベル号に関する記事を取り上げ、この記事では昨年秋に海老名で開催された「小田急ファミリー鉄道展」でも展示された事について触れていますが、この記事で取り上げたリンガーベル号は、ファミリー鉄道展で展示された車両とは異なる車両である事に気づいた方も多いかと思います。
というのも、リンガーベル号は1台だけでなく複数台存在しており、それぞれが異なった塗装をしていますので、ナンバープレートなどを見なくても、すぐに違いが分かるのですが、MAKIKYUが先日伊東を訪問した際には、ファミリー鉄道展で公開されたリンガーベル号は稼動している姿こそ見れなかったものの、荻車庫(伊東営業所)で遭遇する事ができ、営業所内では容易に撮影できる状況でしたので、ファミリー鉄道展の会場で大勢の注目を浴び、雑踏で撮影に難儀する状況とは大違いでした。
(写真は営業所内で許可を得て撮影したものです)
このリンガーベル号は、車内も外から見た限りでは、外観の塗装に合わせて座席モケットが赤系統になっており、昨日の記事で取り上げた車両の色違いという感が強いですが、それ以外にも行先表示の部分が異なるなど、昨日の記事で取り上げたリンガーベル号と写真を見比べると、微妙に違いが存在している点も興味深いものです。