昨日「MAKIKYUのページ」では、伊豆急行の「Alpha Resort 21」に関して取り上げましたが、MAKIKYUがこの車両に乗車したのは伊豆高原駅からで、この駅は伊豆急行の車庫所在駅にもなっています。
(勿論伊豆急線内は青春18きっぷは使えませんので、伊豆高原→伊東の普通乗車券(640円)を別途購入ですが…)
ここでは伊豆急行の現役車両の数々が留置されている姿を見る事が出来るほか、伊豆急行開業当時に導入され、JRの113・115系譲渡車両(この車両は現在置き換え進行中)導入によって淘汰される近年まで活躍しており、100系と呼ばれる車両の1両(103号)が、両運転台車という事もあって、車庫内で事業用車両として姿を留めている事でも知られています。
この事業用車両は普段、車庫の奥の方に止まっており、この位置ですと駅ホームなどからは辛うじて姿を拝める程度ですが、時折車両入換などで稼動すると、ホームからでも容易に観察・撮影できる位置まで出没し、MAKIKYUもこの車両が稼動している姿に、幸運にも巡り合う事が出来ました。
この時は103号が現在順次投入中で、100系の塗装をイメージした帯色を纏うステンレスカーの8000系(元東急8000系)1両を率いており、棒状の連結器でこの車両を率いて走る姿は、100系の現役時代には見られなかった、ハワイアンブルーカラーの車両同士の見事な競演ともいう感があり、希少な「Alpha Resort 21」に乗車できた上に、この貴重なシーンにも遭遇できた事は、決して安いとは言い難い運賃(首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)に匹敵するか、或いはそれ以上ですが、車両のグレードや沿線景観は伊豆急の方が遥かに上です)を払ってまで、伊豆急に乗った甲斐があったと感じたものです。
ただ残念だったのは、MAKIKYUが乗車した「Alpha Resort 21」の普通列車(熱海行)が丁度発車の頃に、このハワイアンブルーの競演編成が側線を動き出した事で、そのため見事なハワイアンブルーの競演も、Resort 21の海側を向いた座席からは丸見えのこのシーンも、車内で慌てて撮影したこの1枚だけというのが惜しい限りで、もう少しこの編成の出没が早ければ…と思ったものでした。