一昨日(25日)は先月上旬(9月3日)に実施された平成29年度国内旅行業務取扱管理者試験の合格発表があり、アクセスが集中した事もあってか、全国旅行業協会の公式HPになかなかアクセスできない状況が続いていました。
(現在はアクセス可能です)
MAKIKYUは東京都内でこの試験を受験し、試験後に公表された模範解答と照らし合わせた自己採点では一応合格できそうと踏んでいましたが、一昨日公式発表ページにアクセスできない事もあってか、数日中に郵送で送付される結果通知を見るか、後に全国旅行業協会のHPに再度アクセスするか…と思っていました。
そうしたら程なく昨日早速全国旅行業協会から簡易書留の郵送物が自宅宛に到着、全国旅行業協会の法人名が印刷された封筒には「国内旅行業務取扱管理者試験合格証在中」という印刷もされていました。
封筒を開けると中にはクリアファイルに入った挨拶状と国内旅行業務取扱管理者試験合格証の2点が入っており、合格者証には一昨日の日付と共に「会長 二階俊博」の名前も記載。
MAKIKYUは現段階で旅行業界に従事する予定はなく、国内旅行業務取扱管理者試験は3科目の中で国内旅行実務は特に試験対策をしなくても、残る2科目(旅行業法及びこれに基づく命令・旅行業約款、運送約款および宿泊約款)の試験対策を講じれば何とか取れそう…という事で受験した次第です。
受験前も1月以上海外へ出向いている状況でしたので、試験対策も旅行前に市販のテキストに一通り目を通した以外は、中国から帰国する際に乗船したフェリー内と、9月に入ってからの1夜漬け状態(これも徹夜はしていませんが…)で問題集を解く程度だけという事もあってか、「旅行業法及びこれに基づく命令」に関しては、自己採点では60点台という有様でした。
各科目共に60点以上で合格となり、総合得点が高くても60点を下回る科目が一つでもあると不合格になりますので、この点は分野毎の最低点数が低い運行管理者試験などに比べるとやや難易度が高く、また試験自体が毎年1回しか行われないのも厄介と感じます。
とはいえ試験対策も充分とは言い難い状況でも「旅行業法及びこれに基づく命令」で60点台、他2科目が80点台で一発合格でしたので、一度不合格となり2回目の受験で今春合格した危険物取扱者試験(乙4類)に比べると、個人的には試験難易度は低い部類なのでは…と感じたものでした。
得手不得手の個人差は大きく、国内旅行業務取扱管理者試験では法令や約款よりも国内旅行実務の方が厄介という向きもある様ですが、既に国内旅行業務取扱管理者試験合格証や、更に上級資格とも言える総合旅行業務取扱管理者試験合格証をお持ちの方、そしてこれらの資格を持ち、旅行業界で国内旅行業務取扱管理者や総合旅行業務取扱管理者として選任されている方をはじめ、今年試験を受験された方や過去に受験した事がある方などで試験に関して気になった事、思い出話などありましたらコメントもどうぞ。