豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

あやめヶ原

2009年03月31日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 《 軽井沢高原バス 廃線バス停の旅・4 》

 “せせらぎの里入口”の次のバス停は、“あやめヶ原”である。
 
 1000メートル林道への坂を上りきった辺りにある。
 “せせらぎの里入口”からはだいぶ離れているが、この区間は、山の斜面に沿った急坂で、道の片側は崖、もう一方は急斜面の崖の上のところどころに別荘が散在している程度なので、バス停の需要がなかったのだろう。

 この近辺に“あやめ”の“原っぱ”があるのかどうかも、“せせらぎの里”同様に未確認のままである。軽井沢の菖蒲の季節がいつ頃なのかは定かでないが、きっとあるのだろう。
 少なくとも、国土計画がこの辺りを開発して分譲した当時はあやめが咲き誇っていたのだと思う・・・。

 * 写真は、“あやめヶ原”バス停の看板。

 2009/3/31

せせらぎの里入口

2009年03月30日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 《軽井沢高原バス 廃線バス停の旅・3》

 “西武不動産営業所前”こと“西区事務所前”を出て、次のバス停が“せせらぎの里入口”。

 “入口”というからには、その奥に“せせらぎ”があり、“里”があるのだろうが、40年以上の間一度も行ったことがない。本当に“せせらぎ”が流れる“里”があるのかどうかは不明のままである。

 大日方からの1000メートル林道に続く急カーブの坂道を下ってきて、下り切ったかと一安心するこの辺りで、急に対向車と出くわしたりするのを何度も経験した。そんなわけで、“せせらぎ”の有無を確認する余裕もない場所なのである。

 * 写真は、“せせらぎの里入口”バス停の標識。

 2009/3/30

西区事務所前(西武不動産営業所前)

2009年03月29日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 《軽井沢高原バス 廃線バス停の旅・2》
 
 軽井沢高原バス(正式名称は“西武高原バス”)西区線のうち、廃止される区間の最初のバス停は、“西武不動産営業所前”。

 千ヶ滝の古くからの住人の間では“西区事務所”で通っている。

 かつての国土計画、現在は西武不動産の営業所の前にあるバス停である。以前は、すぐ東側に“千ヶ滝プリンスホテル”があり、現在の天皇が皇太子時代には一家が夏の常宿(?)にしていた。

 昭和35年に、わが家で千ヶ滝の分譲地を買ったときに、販売していたのは“国土計画”で、ここにある事務所も“国土計画西区事務所”と称していた。
 このバス停の名前も当然“西区事務所”だったはずである。その後、西武グループのあれこれの騒動や統廃合を経て、いつの頃からか、ここの事務所は“西武不動産営業所”となったようだ。

 ちなみに、後で出てくるが、かつて森永製菓のテニスコートのまん前にある“西区第二事務所前”というバス停は、西区第二事務所が廃止になった後も、今日までずっと“西区第二事務所”のままである。

 さて、この“西武不動産営業所”バス停の看板は、廃止される西区線と、新設される路線(黒橋線とでも呼ぶのか…)との分岐点でもあるために、ほかのバス停の看板とは違って、縦長の立派なものだった。


 * 写真は、軽井沢高原バスの“西武不動産営業所前”バス停の看板。2009年3月26日午後の撮影。

 2009/3/29

軽井沢高原バス、西区線廃止!!

2009年03月28日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 《軽井沢高原バス 廃線バス停の旅・1》 

 下の息子の大学入試も終わり、私自身の勤務校の入試事務も無事終わり、ほっとしたら、もう入学式、新学期が間近に迫っていた。

 3月26日(木)、天気が良いので、気温は低かったけれど、久しぶりに軽井沢に出かけた。今年最初である。
 新しいジーンズを買ってやると、ようやく部活、受験から解放された下の息子も誘って出かけた。

 今回の軽井沢ドライブの目的のひとつは、3月31日で廃止になってしまう西武バス(かつては軽井沢高原バスと名乗っていたはず)の西区線の全停留所(バス停)の写真を撮ってくることだった。

 いつまでも存続すると思っていた草軽電鉄が、ある夏行ってみるといつの間にか廃線になってしまっていた。
 中軽井沢駅前の高原バスの案内所もいつの間にかなくなってしまった。
 軽井沢の西武バスには、最後にいつ乗ったのかも記憶にないが、毎日、朝と夕に通学する地元の小学生たちを乗せてのんびり走る西武バスは、やっぱり軽井沢の風物詩のひとつだった。

 ところが、3月初旬に西武不動産から手紙が届き、何かと思ったら、西武バスの西区線(と西武ハイヤー軽井沢営業所)は、平成21年3月31日をもって廃止することになった旨の案内であった。
 草軽電鉄の廃線なども、事前に知らされていたのかもしれないが、小学3年生にとっては青天の霹靂で、ある夏、旧軽に行ったら線路も駅も無くなってしまっていた、というのが実感だった。

 軽井沢高原バス西区線廃止のニュースは幸いに連絡を受けたので、後悔しないように、バス停が撤去される前に行っておこうと思い立ったのである。

 今回からしばらく、シリーズで全停留所の看板を掲載することにする。
 きょうは、まず、各停留所の時刻表の上に掛かっている西武バスからの「西区線廃止のご案内」の看板から。


 * なお、西武から送られてきた手紙によると、“軽井沢高原バス”は正式には“西武高原バス”というらしい。社名も“西武高原バス株式会社”となっていて、東京の“西武バス”とは別会社のようだ。

 2009/3/28