豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

新型デミオで軽井沢 (2014年11月28日)

2014年11月30日 | 軽井沢・千ヶ滝

 マツダの“スカイ・アクティブ体験 1日無料試乗キャンペーン”で、新しいデミオを借りて、女房、二男と一緒に軽井沢に日帰りドライブに行ってきた。

 11月28日、午前10時前に近所のマツダのディーラーに出向き、簡単な説明を受けて、出発。
 
 借りたデミオは、ガソリン車の13S。

 下の写真は、関越道から上信道に分岐する手前、上里のサービスエリア駐車場で。

         
 
 ボディーはディープクリスタルブルーという色。営業さんによると、「夜明け直前の空」の色だそうだ。秋の日ざしを浴びて、渋く輝いていた。
 写真では黒っぽく見えるが、実際の色は写真よりも青みを帯びている。「蒼み」と言った方がよいかもしれない。黒のクルマと並ぶと、違いがよくわかる。

 下の写真は、プリンス・ショッピングモールの駐車場のデミオ。
 ボディーカラーはダイナミックブルーにしようかと思っていたが、このディープクリスタルブルーもなかなか良い色で、家族全員がこの色を気に入った。

         

 本当はディーゼルのXDに試乗したかったのだが、関東マツダにはXDの試乗車はないということなので、仕方なく13Sにした。
 XDツーリングは街中で2度試乗させてもらったので乗り味はわかっているし、高速での直進性や、峠でのトルクのつきが良いことも想像できる。
 15インチのタイヤを履いたXDの高速での直進安定性を知るためには13Sが次善の選択と考えた。

 その結果、実はガソリンの13Sでも十分だと思った。

 まず静粛性。エンジン音、ロードノイズとも、とにかく静かである。100kmを超えて回転数が3500近くなっても、CDはボリュームを上げずに聞こえる。
 15インチタイヤで懸念した直進安定も問題ない。ハンドリングはなめらか、不審な挙動もない。6速ATのため、加速のスムースさも気持ちよい。碓氷峠くらいなら、13Sのトルクで十分である。
 11年前のカローラではセカンドに落として登る急な坂道も、少しアクセルを踏み増しするだけで登れた。

 こういうことを書くと、<よいしょ>してると思うだろう。
 ぼくだって、YIOUTUBEの竹岡圭とか河口まなぶとか岡崎五朗とかのしゃべってるのを聞いたときは「そこまでは・・・」と思っていた。
 でも、本当だった。嘘だと思う人はとにかく試乗してみたらわかると思う。

 そうなると、あえてディーゼルを選ぶ理由は、「新しい小型のクリーン・ディーゼルに乗りたい」という気持ち以外にはないだろう。

         

 狭いといわれる後席にも軽井沢の街中と関越道(上里-嵐山間)で座ってみた。
 窓の下端がキックアップしているのが少し気になったくらいで、前席の息子がシートをバックさせゆったり座っても、つま先が前席の下に入るので足元の狭さは全く気にならなかった。
 トランクもまずまず。ランクスのトランクよりやや狭い程度か。

 例のマツダ・コネクトのナビもまずまず。ただし、ほとんどは助手席に座った息子が操作していたのだが・・・。
 帰り道で何度も高速から降りようとしたのは、設定を誤ったせいか、新座料金所の渋滞を認識して降りようとしたのかは不明。
 インパネ上部の設置場所も運転席から大変見やすい。前方視界を遮ることもない。

 ただし、車線変更時の右後方の死角確認は、はっきり言ってかなり見にくかった。セーフティーパッケージのブラインド・モニターは付けたほうがいい。

 軽井沢のショッピングモール、ツルヤ、千ケ滝の家、追分そば茶屋を回って、午後4時に軽井沢を出発。暗くなる前に碓氷峠を下って、新座-練馬間の渋滞に巻き込まれたのち、午後7時過ぎにディーラーに戻った。
 走行距離は300km弱で、消費したガソリンは13・32リットル。ほぼカタログ通りだった。ディーゼルならリッター25km近く行くのではないか。

         

 上の写真は、定番のツルヤの駐車場から眺めた浅間山。6合目あたりまで雪化粧していた。

 最後の写真は、わが家の2階から眺めた浅間山の雪化粧。
 と言っても、枯れた木々の向こうにわずかに覗いているだけだが、夏の間は、木々の葉に隠れてまったく見えない。

         


 2014/11/30 記 

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エディンバラのカローラ

2014年11月22日 | クルマ&ミニカー

 今年の春3月に、イギリス旅行をした際に、エディンバラのウェーバリー駅近くのジュリーズ・イン前の路上で見かけた、トヨタ・カローラ。

 ヨーロッパでは、カローラはわが国でいうカローラ・ランクスのこと。たぶんセダンは輸出(海外生産)していないらしい。

          

 紺色で、かなり初期のタイプのクルマだった。
 旧聞に属するが、別の写真を探していたら出てきたので。

 2014/11/22 記

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徳大寺有恒さん

2014年11月09日 | クルマ&ミニカー

 徳大寺有恒さんの死亡記事が昨日の夕刊に載った。74歳、急性硬膜下出血とある。

 徳大寺さんの本はたくさん買ったし、この“豆豆”でも何度か触れたけれど、かなり影響も受けた。

 彼のクルマ評が、ほかのモーター・ジャーナリストたちと決定的に違っていたところは、彼がクルマを「文化」ととらえ、ニッポン社会との関係を常に意識しながら評価しつづけた点だと思う。
 
 彼の本を読むと、ただ懐かしいクルマを思い出すだけでなく、そのクルマが街を走っていた当時の雰囲気がよみがえってくることがある。とくに「間違いだらけの・・・」が最初に出た1970年代後半からは、「クルマ選び」の基準を語っているようで、実はクルマと日本社会との関係を考え続けていたように思う。

         

 彼の言葉のなかで一番印象に残っているのは、ホンダN360に関するもので、「当時の若者の中にはこのクルマでロング・ドライブに出かけた者もあるだろう」という一文である。
 まさにぼくも、大学生の時に友人3人で友人のおやじさんのN360を借りて、軽井沢にドライブに行った。最高速度が100km程度の小さな車だったが、狭かった印象はまったくない。ただただ楽しかったことを懐かしく思い出す。

            
         
 彼には「ぼくの日本自動車史」という本もあるが、戦後の日本のモータリゼーションと軌を一にしてきたわが家のマイカーの歴史も、彼の本によって回顧することができた。

                  

 わが家の最初のマイカー、スバル360に乗った、2年前に亡くなった母の写真なども、徳大寺さんの本がきっかけで、このコラムでクルマのことを書くようになったので、再発見したのである。
            
      
 なかには、長くわが家のマイカーであったカローラを「所有する喜びのないクルマ」などと貶していたが、クルマを所有する「喜び」などに価値を見出さないぼくには痛くも痒くもない評価だった。
 むしろ、自分の所有するクルマでしか自己表現できない人が情けなく思われた。

            

 「カローラの中であえて選ぶならランクスだろう」とも書いていた。現在10年目を迎えたわがランクスに決めたのも、この徳大寺さんの言葉の影響かもしれない。
 ランクスを選んだことに「間違い」はなかった。  
         
            

 実質的には「間違いだらけのクルマ選び(最終版)」が出た2006年で、ぼくと徳大寺さんの“関係”は終わっていたが、それでも、「次のクルマは何にしようかな?」と考えるときは、いつも徳大寺さんだったらなんと言うだろう?と想像してしまう。
 いま、デミオにかなり心が傾いているが、彼はなんというだろうか。そろそろ(いや、実はかなり以前から)彼も日本車を選ぶのは「間違いではない」と思っていたのではないか。

                 

        
 以前、彼がお茶の水界隈の行きつけの天ぷら屋だったか豚かつ屋だったかで食事をしているのをテレビ番組で見たことがある。
 「間違いだらけの食生活」と言いたかったが、彼の自己決定であり、ぼくがとやかく言うことではない。
 ぼくが徳大寺さんの本に影響を受けながらも、最後は自分でクルマを決めるのと同じである。

 月並みだけれど、ご冥福をお祈りしたい。

 2014/11/9 記

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マツダ・デミオに乗ってみた

2014年11月04日 | クルマ&ミニカー

 昨日、11月3日、近所のディラーから電話があって、「デミオのディーゼル車が入ったので、乗ってみませんか?」という誘いがあり、学会の精算も終わって一段落したところだったので、出かけて来た。

 ディーゼルの試乗車は真っ赤な“XD-ツーリング”というやつ。営業さんは「クロス・ディー」と発音していた。

 近所を30分かけて走った。
 感想は、一言でいえば「いい!」。YOU TUBEで、河口まなぶや竹岡圭たちが言っていた通りだった。
 
 ハンドリングがしなやかで、加速フィールもスムース、トルクの付き具合も自然で、stop and goの多い街中走行でもストレスなく先行車についていける。
 エンジン音は、わがランクスよりは車内に入ってくるが、確かに不快ということはない。
 ボディ剛性などといったことは僕にはわからないが、いずれにしろ、そんなことが問題になるような乗り方をする気はないし、ボディーがヤワな感じは全くなかった。

 とにかく乗っていて心地よかった。
 「人馬一体」というのは時代錯誤で実感しないが、“Zoom Zoom”というのは、このことなのだろう。
 視界、見切りも悪くない。運転席シートを高めに設定すれば、ボンネット左端もわずかだが見える。

         

 難を言えば、XDツーリングのタイヤはややゴツゴツ感があること、アイドリング・ストップ後の始動時にガクッとくること、あのマツダのコネクト何とかというのが煩わしそうなこと、そしてやっぱり後席が狭いことか・・・。
 あとは価格だが、あれこれオプションを付けると250万円近くなる。この値段だと、ポロだのMITOだの、MINIなども手が届く範囲に入ってくる。

 その後、1300ccのガソリン車にも乗ってみた。
 こちらもハンドリングはしなやか、加速はスムース、街中では何の不満もなかった。ガソリン車の方がエンジン音は静かで、乗りなれたランクスに近い感覚である。

 僕には15インチタイヤを履いたXDがベストチョイスか。

 2014/11/3 記
 

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飯田橋の秋景色(2014年11月3日)

2014年11月03日 | 東京を歩く

 11月1日に僕の大学で学会を開催したため、準備に忙しくこのコラムを書く時間も捻出できなかった。
 その間、カメラを持って出勤した日が1日だけあったので、その折に写した飯田橋界隈の風景をアップする。

 上の写真はホテル・メトロポリタンの正面玄関。まだ10月だが早くもクリスマスのリースが飾られていた。

 つづいて、飯田橋エアガーデン通りの街路樹。遠近感がよくて“ホッペマの並木道”と勝手に呼んでいるところ。まだ紅葉にはなっていない。

         

 さらに進んで、住友の千代田ファーストビル(WEST)の北側にある小さな庭園。
 入り口の門柱に何か張り札がしてあるので、見ると「蚊にご注意ください」と書いてあった。デング熱でも発生したのだろうか。

         

 次も同じ庭園。
 いつもきれいに掃き清めてあって気持ちが良いのだが、そこかしこに犬の小便の跡が消えなくなるほど残っているのが興ざめである。

         

 今日はこれだけ。
 まだ、学会の予算の精算の仕事が残っている。

 2014/11/3 記

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