豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

10月最後、研究室の夕日

2008年10月31日 | あれこれ
 
 10月31日(金)午後5時すぎ。10月最後の研究室からの夕日。
 --をアップする予定でいたが、あいにく31日は昼前から曇ってしまい、夕日は拝めそうもないので、きのうの夕日をアップしておく。きょうの夕日が見られないのだから、「10月最後の夕日」であることは間違いない。

 ミニカーで明け暮れた2008年10月だった。

 きょうは、これから去年のゼミ卒業生と今春の卒業生の何人かと食事に。

 そもそもは、そのうちの1人が入社早々に退職して落ち込んでいるというので激励会のつもりだった。どうも社内の雰囲気になじめなかったようだ。まじめで明るく、いい学生だったので、おそらく周囲の側に問題があったのだと思う。
 僕自身が脱サラ転職組なので、気持ちは分かるつもりである。

 しかし、日程が合わないうちに彼女は次の就職先も決まり、元気になってしまった。それでも、たまには会おうということで、先輩後輩が数人集まることになった。
 どんな話しに花が咲くのだろうか。

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“ミニカー大作戦⑫[終] BMWミニ・クーパー”

2008年10月30日 | クルマ&ミニカー
 
 “ミニカーによるマイカーの回顧”を目標としたわが“ミニカー大作戦”も、一応初期予算(臨時収入1万7800円)を使い切ったので、ひとまず終結ということにしよう。
 季節も10月から11月にかわることだし、ワードの○数字も⑫でおしまいなので。

 まったく興味のなかったミニカーなどという世界にも、凄まじい品揃えの店(店舗も通販も)や、オークション入札合戦などが繰り広げられていることを知った。
 これからは、時おり散歩でミニカー・ショップを訪ねてみたり、時おりほしかったクルマ、懐かしいクルマをネットで買い足していくことにしたい。

 “ミニカー大作戦”の最終回は、作戦名の由来となった“ミニミニ大作戦”にちなんで、“BMWミニ・クーパー”のミニカーで締めくくりたい。
 ただし、映画の“ミニミニ大作戦”に登場したのは、BMWではなくローバー時代のミニだったけれど。 

 これも軽井沢ショッピング・プラザ(WEST)のブルックス・ブラザース横の横丁にあるミニカー・ショップで800円で買った、KiNSMART製の1/28のもの。実は今回の“ミニカー大作戦”以前からもっていた数少ないミニカーの一つである。

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“ミニカー大作戦⑪ VWゴルフⅤ”

2008年10月29日 | クルマ&ミニカー
 
 “ミニカーによるマイカーの回顧”は、1/43にモデルを統一したことで、その大きさについて様々な思い出をよみがえらせてくれた。

 スバル360に始まり、スバル1000、スバル1100ff-1、スバル・レオーネを経て、トヨタ・カローラに乗り換えた。4代目か5代目カローラからだと思う。それ以降、カローラ・ランクスに乗り換えるまで(おそらく8代目まで)はカローラ・セダンを乗りついで来たと思うのだが、この部分についてはミニカーをまったく見つけることができなかった。

 その後、一時VWポロに乗っていたが、またカローラ・ランクスに戻って今日に至っている。ここまでは、曲がりなりにも、ミニカーでつなげたことにしておく。

 今回はわが家のマイカーにはならなかったけれど、欲しかったクルマとして、VWゴルフⅤのミニカーをアップする。夏頃このコラムにも書き込んだが、5月か6月に新聞の折込みに“ゴルフⅤ TSI トレンドライン”というのの広告が入って以来、こいつが気になっている。
 とくに、8月末だったかに“ゴルフⅥ”の写真がネット上で公開され、やがてそのサイズなども発表になり、車幅が1779mmなどというとんでもない数字であることが分かってからは、「買うなら今のうちに“ゴルフ TSI トレンドライン”にするしかない」という気持ちが強まった。
 どうせランクスをここ数年は買い換える気がないのだが、ぼくの実力からして車幅は現行ゴルフⅤの1760mmが限度だと思うので、もしゴルフにするのなら今のうちしかないのである。

 ということで(とか何とか言いながら)、ネットで見つけた“ゴルフⅤ”の1/43のミニカーを通販で買った。
 VWポロのミニカーと同じ“AUTOart”製で、ボディの色もまったく同じである。よく見ないとどちらがどちらだか分からないが、並べて写真を撮ってみると、やっぱりゴルフの方が一回り大きいことが分かる。

 送料なども含めて3430円だった。これまでに買った何台かと合わせて、ミニカー代は、締めて1万9676円。ちょっとオーバーーしてしまったが、例の増し刷りによる稿料はこれに充てたことにしよう。

 * 写真の向かって右側は、AUTOart製“VW GOLF(2003)”、VALUE TOYS で2940円(税込み)+荷造送料490円。なお、左側は、同社製“VW POLO”の1/43のミニカー。

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“ミニカー大作戦⑩ トヨタ カローラ・アクシオ”

2008年10月28日 | クルマ&ミニカー

 10代目カローラ、“カローラ・アクシオ”がデビューした時に、トヨタ・東京カローラ店に試乗に行って、景品でもらった“カローラ・アクシオ”のミニカー(?)。
 
 チョロQのように、後ろに引き戻して手を放すと自分で走るプルバックというやつ。こういうのは、その世界では“ミニカー”とは言わないのかも知れないけれど。
 ナンバー・プレートに“10th Corolla”と書いてある。

 カローラのセダンにも、ずい分何代にもわたって乗ってきたのに、ミニカーが1台もないのでアップしておく。

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“ミニカー大作戦⑨ VWニュー・ビートル”

2008年10月27日 | クルマ&ミニカー
 
 “VWニュー・ビートル”の(ミニカーの)写真が小さかったので、ズームしたやつをアップしておく。

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“ミニカー大作戦⑧ VWニュー・ビートル”

2008年10月27日 | クルマ&ミニカー
 
 わが家には、これまで“シトロエン2CV”のミニカーしかないと思い込んでいたが、実は、2、3年前に義理の姉を軽井沢ドライブに案内した時に、そのお礼と言って、ショッピング・プラザの“ブルックス・ブラザーズ”の横丁を入ったところにある小さなミニカー・ショップ(?)で、“VWニュー・ビートル”のミニカーをプレゼントされたのを思い出した。 
 800円だったので、貰うほうもあまり負担にならないプレゼントである。

 “KiNSMART”製、1/32のミニカーで、ドアが開く。1/43と比べるとかなり大きい。その後、この店で、同じ“KiNSMART”の“BMWミニ・クーパー”のミニカーも買った。こっちは1/28である。
 どうもこの“KiNSMART”という会社は、仕上がりの大きさを揃えたいらしく、ニュー・ビートルとミニ・クーパーの大きさはほぼ同じである。

 丸いクルマが好きなぼくとしては、ニュー・ビートルは気になるクルマのひとつであるが、徳大寺先生のクルマ評では、車幅の感覚がつかみにくく車庫入れに苦労すると書いてあったし、中味はゴルフⅣだというので躊躇していた。中味をゴルフⅤと換装してきたら、かなり迷っただろうけれど、そんなこともない様子である。
 以前、秋の軽井沢をベージュ色のニュー・ビートルが走っているのを見たときは、「ほしいなぁ」と思ったものだが、黄色はあまりいただけない。

 * その黄色いニュー・ビートルのミニカー(KiNSMART製、1/32)を、今年のフォルクス・ワーゲンのカレンダーの前で撮った。
 ちょうど10月の図柄は、黄色いニュー・ビートルの後ろ姿である。リアのウィンドウに青空が映っている。ちょっとハメコミ合成くさいけれど。

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“ミニカー大作戦⑦ VWポロ vs カローラ・ランクス”

2008年10月26日 | クルマ&ミニカー
 
 ついでに、スバル1100ff-1、VWポロ(4代目)、トヨタ・アレックスの正面を比べてみた。

 ほんとうは、うちで乗っていたのはスバル1000(1100ff-1もおそらくは“スポーツ”ではなく“スタンダード”だと思う)、VWポロ(1994年~の3代目)、カローラ・ランクスなのだが、どれも1/43のミニカーでそろえることはできなかったので・・・。

 気がつかないうちに、徐々に車幅も拡大しているのが分かる。スバル1000でも十分だったのだから、もちろんランクスでも十分すぎる。5ナンバーをオーバーしなければならない必然性など、まったくない。
 “short and wide”とかいって、コンパクト車のくせに、節度感なく車幅1.8mに向かうヨーロッパ車、そしてそれに追随する国産コンパクト車の気が知れない。
 当分ランクスを乗り換える気はないが、次を選ぶ際の基準は、まず第一に1.695mを守っていることになるだろう。

 ・・・

 この10月は、あちこちのミニカー・ショップを歩いた。

 初旬のカバヤ食品「ラリーカー・シリーズ」探しに始まって、10月13日(月・休日)には、秋葉原の「京商・秋葉原店」、そして「十字屋」(店舗は移動し、ミニカーはやめてしまっていた)、10月17日(金)は、新宿三丁目の「さくらや新宿ホビー館」、10月24日(金)は表参道の「京商・表参道店」、そして10月25日(土)は、池袋の「ポストホビー60通り店」(ここもミニカーは扱っていなかった)。
 
 そして、ネット上では、「HW Japan(青島教材)」、「おたく星」などなど。

 後はゆっくり散歩をかねて、日暮里の「イケダ」、駒込の「グローバル」、秋葉原の「ヨドバシカメラ」、末広町の「タムタム」、平河町の「ピット」などを訪ねてみようと思う。

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“ミニカー大作戦⑥ スバル1100 vs ランクス”

2008年10月26日 | クルマ&ミニカー
 
 あの広い室内を誇った--と思われたスバル1000(全長、車幅は同じなのでスバル1100ff-1で代用した)と、今乗っているカローラ・ランクス(これも同寸のアレックスで代用)を並べてみた。

 カローラのいわゆる「塊り感」というのが実感できる。しかし、スバル1000時代のクルマのスマートさも捨てがたい。側面衝突安全性などは分からないけれど。
 室内の実質的な広さはミニカーでは比べられないが、ランクスのあのセンター・トンネルの出っ張りなどは、かなり実感スペースを減殺しているだろう。
 運転席などは、多少足元空間が狭い感じはするが、イーブンだろう。

 《driver》2007年9月20日号に、同誌の1000号記念企画として、同誌の1969年5月号に掲載された“スバルff-1・スポーツ”のレポートが再掲載されていて、そのなかに、スバル1100ff-1の室内の写真が何枚か載っているので、同車の室内を想像することができる。
 とにかくスバル360から乗り換えたときのスバル1000の広さは、40年たった今でも記憶に残っている。クルマの室内空間の余裕感は、雑誌などに掲載されている室内前後長、室内幅の数値では比較できないのである。

 1/43のミニカーをあれこれと並べることで、あのスバル1000が納車されたときの「広いなあ!」という今でも消えない記憶をよみがえらせて、物思いにふけっている。

 * 写真は、左から、スバル1100ff-1スポーツ(EBBRO製)、VWポロ(AUTOart製)、トヨタ・カローラ(!)・アレックスのミニカー(J-collection製)。いずれも1/43サイズ。

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“ミニカー大作戦⑤ トヨタ カローラ・アレックス”

2008年10月25日 | クルマ&ミニカー
 
 10月24日(金)。雨、むし暑い。

 午前中は授業。これで1週間が終わった。
 昼食は、以前から約束していた従弟と神田の学士会館で。向かう途中で土砂降りに見舞われ、ズボンはびしょ濡れ。相談事とはいえ、年下の従弟なのに奢られてしまう。収入は彼のほうが多いだろうが・・・。

 古本街を歩くという従弟と別れて、神保町から地下鉄に乗る。ふと思いついて、神宮前の京商のショップに行ってみることにする。
 表参道で下車すると、雨は小降りになっていて、傘をさしていない若者もいる。久しぶりの原宿なので、どっちが原宿方面なのか分からない。交番で聞くと、今歩いてきた方向に300mくらい引き返したところだという。
 ようやく表参道ヒルズにたどり着く。かつての同潤会アパート。中に入ると、確かにかつての薄暗い雰囲気が残っている。
 
 地下3階の店は思ったよりこじんまりとしている。陳列されているミニカーもそれほど多くはない。

 J Collection の“Toyota Corolla Runx”のベージュか、MINI CHAMPS の“Toyota Corolla Red”(カタログの形をみるとRunxである)がないか店員さんに聞いてみたが、両方ともないと言う。
 せっかく来たので、“Toyota Corolla Allexs XS 150 Gedition”を買って帰る。ネット上でも“Corolla Allexs”とはおかしいなと思っていのだが、現物のケースと台座にそう書いてあるのだった。

 ぼくの車はカローラ・ランクスの青なのだが、またしてもズレてしまう。しかし、アレックスもフロントのバッジが違うだけで、ボディの形はランクスと同じだし、ボディの色は赤だけれど、内装はぼくのと同じアイボリーなので、これでよしとしよう。

 帰りは明治神宮駅まで歩いて新副都心線で帰る。最近よくこの路線を使う。ただ山手線に並行して走るだけの役立たずの路線かと思っていたが、意外に便利である。

 これまた、“スバル1100 ff-1”1/43 と並べてみると、アレックス(=ランクス)の大きさに驚く。“スバル1100”ってあんなに小さかったのだ!
 それが、どうしてあんなに広々とした印象を残したのだろうか。

 こうして、ひとまず、スバル360(ガシャボン玩具だけれど一応アイボリー) → スバル360(同じく水色) → スバル1100 ff-1 → フォルクスワーゲン・ポロ → トヨタ・カローラ・ランクス(アレックスだけど)と1/43モデルでつながった。
 あとはじっくりスバル360のダイキャスト製や、スバル1000の1/43、カローラ・セダン4、5代目から8代目まで、などなどを探していくことにしよう。

 これまでのミニカーへの支出は以下の通り。
  日野ルノー(国産名車)  1790円
  ホンダ・シティ(〃)   1790円
  スバル1100ff-1(エブロ) 2536円
  日産フィガロ(KYOSHO)  3192円
  VWポロ(AUTOart)  2868円
  スバル360(YUJIN)    1970円
  トヨタ・アレックス(JC) 2100円
    計 1万4146円(送料・代引手数料やポイント割引を含む)

 例の「不労」所得が1万7800円だから、あと1つくらい買えそうである。

 * 写真は、“TOYOTA COROLLA ALLEX XS150 G EDITION”1/43 のミニカー(J-collection)。表参道の京商ショップで2100円(税込み)+交通費。

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“ミニカー大作戦[番外編] VW・ポロ”

2008年10月25日 | クルマ&ミニカー
 
 わが家の不肖の“VW・ポロ”の後ろ姿。
 2003年の正月に、冬の軽井沢にドライブに出かけたとき、浅間山に向かうポロを撮った。

 そういえば、こいつが最初にエンストしたのも、その前年の夏の、中軽井沢(鳥井原)のツルヤからしなの鉄道の踏み切りに向かう道だった。
 エアコンを直した直後で、ようやく車内も涼しくなったと思ったら、このときから頻繁にエンストを繰り返すようになった。

 いま頃は、ロシアか中東で走っているのかなあ・・・。どこかを元気に走っていてほしいが。まだ2万キロにならないで手放したのだけれど。
 

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ミニカー大作戦④ “フォルクスワーゲン ポロ”

2008年10月24日 | クルマ&ミニカー
 
 スバル・レオーネを最後にスバルからカローラに乗り換えた理由ははっきりしている。
 レオーネのモデルチェンジだか、レガシィへの切り替わり時に、全長が長くなったためにわが家の車庫に入らなくなってしまったのである。
 わが家の車庫は、奥行きが5mくらいだったが、私の母親がその車庫と家との間に花壇を作って背の低い木などを植えたため、実質的に4m50cmくらいのクルマしか納まらないのである。

 レオーネかレガシィが4m50cmを越えた年が、わが家がカローラに乗り換えた年である。それは、1970年代後半か1980年代初めのはずである。
 他方、カローラは当時から、そして今でも全長4.5m以内を守っている。

 スバル・レオーネは、前にも書いたように、富士スバルの担当の営業さんの泣き落としで買うことになったのだが、ワインレッドのえらく派手なボディだけが印象に残るクルマだった。
 徳大寺先生によると、レオーネは「みにくいレオーネ」と酷評されているが(徳大寺有恒『ぼくの日本自動車史』草思社、1993年235頁)、日常用に乗っている分にはそんなに酷いクルマという印象はない。

 残念ながら、このレオーネの写真はない。その次のカローラの写真もない。
 もう、この頃になるとわが家でもクルマはすっかり生活の一部になっており、冷蔵庫や洗濯機を買い替えたからといって、いちいち写真を撮らないのと同じように、クルマの写真も撮らなくなってしまったのだと思う。

 そして、スバル・レオーネや、この頃のカローラ(4台目、5代目か?)は、ミニカーもないのではないだろうか。少なくとも、googleの検索には引っかかってこない。80年代初めにはセカンド・カーとしてスバルの“レックス・コンビ”というのに乗っていた時期もあったが、これのミニカーもなさそうである。
 したがって、この“ミニカー大作戦”でも、この辺のマイカーはパスするしかない。

 つぎは、1990年代のカローラ・ランクスにとぶ。それまでは歴代のカローラのセダンを乗り継いできたのだが、突然ハッチバックのほうが便利だし、長さが短くていいという、きわめて単純な理由で(カローラ店の営業さんに奨められたのかもしれない)初代のランクスに乗ることになった。
 ボディは白である。このクルマは今でも母親の病院通いのため、売らずに置いてある。見たければ駐車場を眺めればよいので、思い出というほどではない。

 その次がフォルクス・ワーゲンのポロの3代目である。
 前からフォルクスワーゲンに乗ってみたかったのだが、クルマ雑誌で走行距離がきわめて少なくて、値段の安い中古車が出ていたので、見に行ってその場で仮契約をしてしまった。
 シャガール・ブルーというきれいな青だった。3代目のポロにはピスタチオ・グリーンとかきれいな色が多かった。

 でもいいのはボディの色だけで、これがとんでもないボロ車で、エアコンは買ったときから壊れている(冬だったので、エンジンの熱でそこそこ暖まるので気づかなかった)、走行中にエンストする・・・、で、たちまち嫌気がさしてしまった。
 ポロの名誉のために言っておけば、運転席のシートの奥行きはぼくの腿の長さにぴったりあって、腰が疲れなかった。これはランクスにはない。オーディオの音もランクスよりずっとよかった。そして130km/hを越えたあたりからの走行安定性は、これもランクスを凌いでいた。
 しかし、一般道を走行中にエンストされたのでは、どうしようもない。

 ちょうど4代目ポロが発売になったので、これに買い替えたいと思った。雑誌で紹介されていた“オーシャン・グリーン”というボディに、内装はベージュのレザーシートというやつがほしかった。
 でも、女房の許可がでなかった。もともと女房は国産車のほうがいいのに、何で見栄はって外国車を買うのかとポロには反対だった。徳大寺先生の『間違いだらけのクルマ選び』でも3代目ポロは酷評されていた。
 それを敢えて買ったらこの始末である。中古車だったのがいけなかったのだと思ったが、結局4代目のポロは断念した。

 この暗い思い出ばかりが詰まった3代目VWポロのシャガールブルーのミニカーなんてものはあるのだろうか。
 “VW ポロ ミニカー”で検索していたら、1台引っかかった。残念ながら、4代目の当初モデルで、色もダークレッドである。しかし、これ1台しか見つからなかったので、ひとまず買っておくことにした。
 料金後払いというのも好感がもてたのだが、発送も大変に良心的で、注文した翌日に発送した旨のメールが届き、その翌日には現物が到着した。こちらも誠意を示そうと、直ちに料金を振り込みに行った。

 シャガールブルーの3代目ポロでないのは残念だが、ボディカラーはかつてのわが家のスバル・レオーネを思い出させる。
 しかも、内装はベージュのレザーシートを模している。欲しかったオーシャン・グリーンではないけれど、それでも雰囲気は味わえなくはない。
 
 どうも、わが“ミニカー大作戦”はいつも少しずつズレてしまうのだが、探すための時間と、使えるお金に限度があるのだから仕方ない。

 * 写真は、AUTOart製の“Volkswargen Polo”1/43のミニカー。HW JAPAN(青島文化教材社)で2268円+送料600円+振込手数料80円。
 HP上の商品案内にこの“VW ポロ”は在庫1台と書いてあったが、その後同社のHPを見たら、“VW POLO”は無くなっていた。本当に同社の最後の1台だったようだ。 

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ミニカー大作戦③ “スバル360”と“スバル1100”

2008年10月23日 | クルマ&ミニカー
 
 火曜日に届いたYUJINのガシャボン玩具の“スバル360”(K111、1969年)と、その前に、さくらや新宿東口ホビー館で買った“スバル1100 ff-1”(エブロ製)とを並べてみた。
 
 いずれも1/43だが、その大きさの違いに驚く。スバル1100だって、最近のクルマの大きさに比べたら小さなものである。
 『絶版車アルバム1950-1969』(コスミック出版)によれば、スバル1000(1966年)が3930×1480×1395mm、スバル1100FF-1(1969年)が3930×1480×1390mmとなっている。

 わが家で2台目のスバル360の次に買ったのは、発売されて1、2年たった頃のスバル1000だったけれど、サイズ的には、スバル1000と1100ff-1はほとんど同じだから、大きさだけの比較なら1100ff-1でも同じである。
 何といっても、全長が1メートル近く長くなっている。

 スバル360からスバル1000に買いかえた時の、あの室内の広さの感動はこれだけの差によるものだったのだと、あらためて実感した。
 もう一度、スバル1000なり、スバル1100ff-1の実車に乗ってみたいものである。現在のクルマでいうと、どのクルマの広さに近いのだろうか。イメージとしてはダイハツのシャレードとか、カローラⅡあたりである。
 
 実物の写真を見ると、スバル1000はシートやインパネなどもずい分簡単なものであるが、それがかえってレトロに感じられる。
 ただし、こうして並べてみても、スバル360には独自の雰囲気が漂っていて、今でも悪くない。シトロエン2CVとも違う、VWのビートルとも違う、フィアット500とも違う、やっぱり“スバル360”なのである。

 * 写真は、エブロ製“スバル1100ff-1”の1/43のミニカーと、YUJIN製“1/43名車列伝”の“スバル360 K111(1969)”。

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ミニカー大作戦② 2代目 “スバル360”

2008年10月22日 | クルマ&ミニカー
 
 わが家のマイカーは、2代目も“スバル360”だった。

 今度は新車だった。1台目の中古のスバル360がしばしば故障するので、1、2年で早々と買い換えることになったのである。
 1965年の春先には新車になっていた。ちょうど僕が高校に入った年で、真新しい高校の制服姿の僕が、新しいスバル360の前で撮った写真が残っている。

 このときも、水道道路沿いの豊多摩高校の近くにあった富士スバルの杉並営業所で購入した。
 今度のスバル360は、水色のボディに濃い青(紺色)か黒のルーフだったように記憶している。

 “1/43名車列伝スバル360コレクションⅡ”(YUJIN)では、K111(1958)というのが、水色のボディに白いルーフで、6個のなかでは一番わが家の2代目スバル360にイメージが近い。ボディももっと水色っぽかったように思う。
 YUJINのガシャボンのは「1958年」となっているから、こちらが本物の初代スバル360なのだろうけれど、これも文句はいえない。1台200円弱なのだから。
 それにしてはけっこう善戦している。

 これで、ひとまずわが家の歴代マイカーをミニカーでそろえるという“ミニカー大作戦”は、1台目と2台目が揃ったことにしよう。

 その次は、スバル1000である。ボディはベージュないしはアイボリーだった。 
 “国産名車コレクション”のバックナンバーを見ると、スバル1000のミニカーの付いた号もあるらしい。
 しかし、ボディのカラーが違いすぎる。あんな色では「思い出の旅」にはならない。白っぽい“スバル1000”のミニカーを探すのは長期戦になりそうである。

 * 写真は、“1/43名車列伝スバル360コレクションⅡ”(YUJIN,“Hobby Gacha”と銘うってある)から“スバル360 K111(1958)”の1/43の模型(水色のほう)と同K111(1969、アイボリー)。

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ミニカー大作戦① “スバル360”

2008年10月21日 | クルマ&ミニカー
 
 わが家の思い出のマイカーを全部ミニカーで集めようという、にわかミニカー大作戦、第一弾!!

 週末に、本当は仕事があったのだけれど、そっちのけでネット上を遊泳して、スバル360だの、スバル1000だの、スバル1100ff-1だの、VWポロだのといった歴代のわが家のクルマのミニカーを探し回った。

 スバル360については、「国産名車コレクション」の創刊号(690円!)についていたらしいけれど、もちろん絶版、版元品切れ。さらに、今年の5月頃(!)、エブロ社から1/12という大型のミニカーが発売されたらしいのだが(定価は2万5000円前後だった)、何らかの事情ですでに販売は終わってしまっていた。

 ひとまず、何でもいいからと思ってさらに探してみると、YUJINというところから出ているカプセル玩具に、“1/43名車列伝スバル360コレクションⅡ”というのを見つけた。
 これが、“おたく星”という所では6個セットで何と1170円である。値段が安すぎて心配だったし、送料、代引手数料の方が高いぐらいだけれど、注文した。そうしたら、月曜日に発送したというメールが届き、きょう火曜日の午前中にはもう届いた。

 荷物をあけると、ガシャボンのカプセルが6個出てきた。組み立て式の模型であった。
 小さい頃から手先は人一倍不器用で、工作は苦手だった。嫌なことになったなと思ったが、駄目もとで、どうでもいい赤い色のスバル360を組み立ててみた。
 意外と簡単に組みあがった。簡単なだけあってチャチである。しかし文句はいえない。1個300円のものを6個1170円(1個あたり200円弱)で買ったのだから。

 わが家の初めてのマイカー、初代スバル360(の中古)はアイボリーのボディに濃茶色のルーフだったが、それと同じ色だった“スバル360K111(1969)”というのを組み立てた。わが家がこれを買ったのは1963、4年だが、しょせんガシャボンである。細かいことを言ってみても仕方ない。
 なんとなく、それらしい雰囲気はある。少なくとも、エブロの1/12のモデルはルーフが白で、わが家の初代スバル360とは違う。

 仕上がってみると、まるでチョロQのように小さい。“1/43名車列伝”なんて嘘ではないかと思って、サイズを測ってみた。
 全長約69mmあった。43倍すると2967mm(=2.97m)である。
 今度は、『絶版車アルバム1950-1969』(コスミック出版)で、初代スバル360の実寸を調べてみた。なんと初代スバル360は、2990×1300×1380だった。まちがいなく1/43であった!
 こんなに小さかったのだ。よくぞこんなに小さいクルマに乗って家族4人で軽井沢などへドライブに行ったものだ。それも旧碓氷峠を登ってである。

 * 写真は、YUJIN製“1/43名車列伝スバル360コレクションⅡ”のなかの、“スバル360 K111(1969)”。“おたく星”で1170円。ただし送料・代引手数料を入れると1970円になってしまった(ほぼ定価どおり)。

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“シトロエン 2CV Safari”

2008年10月20日 | クルマ&ミニカー

 わが家で最古のミニカー、“シトロエン 2CV Safari”。

 結婚前、何かの折に、「シトロエン2CVが一番欲しいクルマだ」と喋ったらしく、クリスマスだか誕生日だかに、「実物は買えないけど・・・」とか言って、後に結婚した女房からプレゼントされた。
 
 30年以上も昔のものである。
 子どもたちのおもちゃにされていたため、実は前輪が一つ無くなってしまっている。今は同じ直径のボタンをあてがっているけれど、先日秋葉原の京商に行ったら車輪などの部品も売っていたので、いつか取り替えてやろう。
 改めてよく見るとハンドルもかけていた。

 しかし、googleなどで「ミニカー シトロエン 2CV」と検索しても、ほとんど何も引っかからない。“Safari”に至っては皆無である。
 よくぞ、当時プレゼントしてくれたものである。そして、よくぞ今日まで捨てないでおいたものである。

 しかし、こんなものを後生大事にとっておいたところを見ると、Citroen 2CV だけでなく、ミニカーのこともまんざら興味がないわけではなかったのかも知れない。
 いずれにしても、わがミニカーの原点である。

 * 写真は、AUTO PILEN, Made in Spain の“CITROEN 2CV Safari”の1/43のミニカー。製造は1977~8年頃だと思う。
 

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