豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

ソウルの旅・おまけ・2

2010年03月25日 | あれこれ

 同じ3月16日の午後、徳寿宮で見かけた野鳥。

 かささぎの巣が掛った枯れ木の近くの低木にとまっていた。 

 これが「かささぎ」なのだろうか? 全体に黒、腹は白ではあるけれど。ただし「黒」というにはやや青味がかっていた。あえて言えば、日産ティーダのサファイア・ブラックに近い。

 2010/3/25(記)

ソウルの旅・おまけ・1

2010年03月25日 | あれこれ

 徳寿宮で見かけたカササギの巣。

 枯れ木の高い枯れ枝の間に巣が掛っている。

 同じ光景は、中国北京郊外の八達嶺の万里の長城や、明の十三陵を見物に行った際にも、道沿いでよく見かけた。

 「ブリタニカ百科事典」によると、カササギはカラスの一種で(カラスだったのか・・・)、体は全体に黒いが、腹、肩、羽の一部は白で、尾が長く、大きな木や電柱の上に巣を作るという。
 日本では佐賀平野と筑後川下流域にのみ棲息すると書いてある。本州であまり聞かないわけだ。豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に日本へ持ち帰ったらしい。

 撮影は3月16日の午後。 

 2010/3/25(記) 

ソウルの別れ・2 南山トンネルの夜景

2010年03月23日 | あれこれ
 
 3月16日 夜

 何時ころだろうか、帰り仕度を済ませて、ホテルの窓から眺めた南山トンネルの夜景。

 車のヘッドライトが流れている。

 翌3月17日(水)

 早朝6:30にホテルを出発して、インチョン(仁川)空港へ。
 荷物を預け、免税品を受け取り、搭乗口へ。
 10:20発の大韓航空KE703便で成田へ。

 こうしてぼくたちの今回のソウル旅行は終わった。

 * 撮影は、3月16日の夜。

 2010/3/23(記)

ソウルの別れ・1 南山タワーの日没

2010年03月23日 | あれこれ

 3月16日、夕方

 二村の国立中央博物館、市庁前の徳寿宮での衛兵交代式、明洞の地下街、地上に出て明洞の商店街→乙支路3号駅まで地上や地下を歩き、ソウル地下鉄3号線に乗って「東大入口」に戻る。

 新羅ホテルの部屋の窓からは、ソウルで最後の太陽が南山タワーの向こうに沈もうとしている。

 * 撮影は3月16日、午後6時ころ(?)。

 2010/3/23(記)

ソウルの旅・9 徳寿宮の衛兵交代儀式

2010年03月23日 | あれこれ
 
 3月16日(火) 午後

 15:00 地下鉄4号線「市庁」駅6番出口を出ると目の前が徳寿宮の土塀。
 少し左に歩くと「大漢門」。ここで15:30から衛兵の交代の儀式がある。
 
 前日は雨のため、訪れた景福宮では衛兵の交代儀式はなかった。ガイドさんが、「交代式は見る価値がありま。、明日は徳寿宮で11:00、12:00、15:30の3回あるので是非見て下さい」と言ってたので、終日フリーのこの日、午前中は国立中央博物館、午後は徳寿宮の衛兵交代を見て、また鐘路、明洞を歩くことにした。

 早く着いたので、さきに徳寿宮を」みてまわる。当初は誰かの別宮だったが、最後の朝鮮王朝の王はここを本宮にしていたと書いてある。
 景福宮などに比べると小さな宮である。
 木立や建物の背景には近代的な高層ビルが建ち並んでいる。しかし、こんな都心にありながら、静かで落ち着いており、枯れ木の枝にはカササギの巣がかかっている。中国の明の十三陵などでも見かけた光景である。

 13:30に近くなったので「大漢門」前に人だかりができ始める。
 やがて、横町から当時の衣装をまとったラッパ隊を先頭に20名以上の兵士姿が現れ、行進の後、門前で鍵などの引き継ぎが行われる。韓国語、日本語、中国語の説明がつく。
 ラッパ隊がトランペットで吹く“アリラン”は勇壮な行進曲風のアレンジ。

 前回の訪問時に、水原(スウォン)の“民俗村”の伝統行事でも、この勇壮なアリランを聞いた。
 子ども心に、アリランは物悲しい曲のように思っていたので、友人の韓国通に聞くと、アリランは労働歌でもあり、望郷の歌でもあるから勇ましくも悲しくもなるということだった。

 30分足らずの儀式だったが、ガイドさんの言うとおり、一見の価値はあった。

 * 写真は、徳寿宮の衛兵交代儀式。

 2010/3/23(記)

ソウルの旅・8 国立中央博物館

2010年03月23日 | あれこれ
 
 3月16日(火)

 7:30 起床
 8:00 朝食。この食事のみ、新羅ホテルの“Park View”で。
 9:30 ホテルからタクシーで龍山区にある国立中央博物館へ。ガイドさんが、「模範タクシーでなく一般タクシーでも安心です」というので、銀色の一般タクシーに乗る。
 「クンリップ チュンアン パンムルガン カシチュセヨ」で通じるかどうか、新羅ホテルのドアボーイさんに確認すると、日本語のできる彼が笑いながら「大丈夫です」という。
 タクシーに乗り込んで、実地練習しようと思ったが、ドアボーイ君が運転手に伝えてしまった。
 一応試しに言ってみると、運転手さん「ィエー」と答える。ただしすぐに「フォーリン?」と聞いてきた。

 タクシーは南山のトンネルを抜け、アメリカ軍基地の横を通り、やがて自動車道に入る。
 しばらく飛ばしたところで、「しまった!」といった感じの言葉を発し、次の降り口を降りたところでメーターを止めて、何か言った。女房によると「行き過ぎてしまったので、ここでメーターは止める」という意味だったという。
 さらに2、3分走って、目的地に到着。メーターは7300ウォンで止まっていたが8000ウォン払って降りる。

 ぼくの経験では、ガイドさんの言うとおり一般タクシーで大丈夫、むしろ良心的だと思う。

 博物館は入場無料。入口で、日本語音声ガイドを借りる。女房の画面付きPDAが3000ウォン、ぼくの音声のみのMP3が1000ウォン。PDAはかさばるのに画面が小さく、その割に電池の消耗も早いので、MP3で十分。

 “ララタッチ ソウル”(JTBパブリッシング)のすすめに従って、考古館→歴史館→美術館Ⅱをまわる。考古館だけでも音声ガイドを聞きながら歩くとゆうに1時間を超える。歴史館の途中で疲れが出てくる。なんせ前日2万歩以上歩いているので。 
 しかし、ぼくは「千秋太后」を、女房は「王と私」を熱心に見ており、高麗王朝、李氏朝鮮の歴史には興味があるので、歩き続けた。博物館なので歴史それ自体がよく分かるというわけにはいかないが、各館の入り口で、その時代の流れだけはかんたんに説明がある。

 残念だったことに、お目当てだった「半跏思惟像」と全長9メートルの巨大仏画は、貸し出し中のために展示されていなかった。
 結局ここまでで3時間近くかかった。

 観おわって、敷地内の池のほとりにあるレストランで昼食。

 その後、最寄りの二村駅からソウル地下鉄4号線でソウル市庁駅に向かう。

 * 写真は、国立中央博物館。建物の向こうに南山タワーが見えていた。

 2010/3/23(記)

ソウルの旅・6 東大門市場

2010年03月21日 | あれこれ
 
 3月15日(月) 午後

 13:00 明洞の全州中央会館から東大門市場へ移動。
 鐘路の先の市場(「廣場市場」だろうか?)を歩く。雑然とした衣料品の問屋が延々と並んでいる。こんなに大量の衣料品がどこに売られていくのだろうか。フォルクスワーゲンのマーク(VW)が入っていて、側面に“New Beetle”のロゴの入った野球帽を買う。5000ウォン。
 一度外に出て、今度は道の中央に食べ物屋の屋台が並ぶ別に市場を歩く。喪中の白装束を売っている店の前で、チジミを揚げて売っている。電動の石臼で粉を挽いている。美味しそうだった。

 15:00過ぎに新羅免税店に戻って解散。部屋に戻って少し休む。

 16:30 新羅免税店前から出るシャトルバスで乙支路1号へ。
 迷いながら歩いて、鐘路(光化門)の“教保文庫”→ソウル観光ホテル(建て替え中?)→鐘閣の“永豊文庫”(“キム・ヨナ 7分のドラマ”を買った)→仁寺洞(“キム・ヨナ 2010カレンダー”を買った)→安国駅→<地下鉄3号>→東大入口

 ソウルの地下鉄の駅はほとんど無人化している。切符の自動販売機は画面の≪日文≫というところにタッチすると、あとはすべて日本語の音声案内で切符を購入できる。数駅なら料金は大体3000ウォン程度。降りた後でカードの保証金500ウォンも戻ってくるから、実質は2500ウォン。

 20:00 添乗員さんに薦められた東大入口の駅を出てすぐの冷麵屋に入る。
 女房は冷麵、ぼくは温麺、二人で餃子をとる。各7000ウォン。どれも美味しい。「マシソヨ」と伝えて支払い。

 ホテルに戻る。携帯についた万歩計では2万1000歩となっていた。

 * 写真は、東大門市場の風景。

 2010/3/21(記)

ソウルの旅・2 韓国式定食

2010年03月21日 | あれこれ

 3月15日(月曜)午前
 
  8:20 新羅ホテルを出発。まだ小雨が降っている。
  8:30 “長寿参鶏湯”(サムゲタン)という定食屋で韓国式の朝食。
 焼き魚がメインで、キムチ、スープ、米などがつく(写真を参照)。
  9:00~ 景徳宮へ。
 前回来た時は入り口のあたりだけで帰ったのだが、今回は雨の中を一番奥まで歩く。元気のよい欧米人の旅行客は傘もささず、中には雨合羽すら着ないで歩いている年寄りもいる。
 11:00~ 焼失して再建中の南大門を眺めてから、南大門市場を歩く。
 女房たちが韓国海苔や化粧品などを物色している間に、韓国車のミニカーを買う。かなりしっかりした傘が5000ウォンで売っていたので、買おうか迷っているうちに雨はあがる。
 12:00 明洞に移動し、全州中央会館で全州ビビンバの昼食。マッコリを1杯飲む。乳酸のような酸味がある。ここのビビンバは安くておいしい(9000ウォン)。

 * 写真は、長寿参鶏湯の韓国式朝定食。
 
 2010/3/21(記す)