今年は卒業式の3月22日が晴れだったから、入学式は雨だろうと予想していたら、見事に予想があたって、きょうの東京は朝方から(昨夜から?)雨。
この時期の東京はけっこう雨が降る。
しかし、ぼくは4月の雨は嫌いではない。中学校の国語の教科書に載っていた西脇順三郎の詩で、4月の雨が好きになった。
きょうも、飯田橋から武道館まで傘をさしながら歩く。
坂を登ると左手が暁星高校、右手が九段高校。九段高校はぼくの親父の母校(市立一中時代だが)である。
そして坂を下ると靖国通りに出る。
残念ながら、雨では千鳥が淵の桜もいまひとつ精彩を欠いている。
今年の新入生には、実り多い4年間を過ごしてほしいものである。
* 霧雨に霞む千鳥が淵の桜。
2010/4/5(撮影)