昨日、4月28日、天気がよいので後楽園に出かけ、小石川後楽園を散歩してきた。
後楽園は、丸の内線の茗荷谷-後楽園間の車窓からいつも眺めているが、中に入るのは今回が初めてである。
パンフレットによると、初代藩主徳川頼房が造園に着手し、2代目藩主光圀が、中国の風物を取り入れて完成させたとある。
都心にこんなに広大な緑が広がっているのは、東京のよいところである。
木々の葉が、初夏の光を浴びて緑に輝いている。
背景には、東京ドームの白い屋根や、ドームホテル、飯田橋方面のオフィスビルが頭をのぞかせていて、ニューヨークのセントラルパークを思わせる。
風景は何とか木々の緑と調和させようとしているのだが、ドームから聞こえてくる野球観戦客のどよめきと、ジェットコースターの軋む音と乗客の悲鳴が耳障りである。
写真の順番は分からなくなってしまったが、入り口から右回りで、西行堂跡、延段、唐門跡、内庭、竹生島(!琵琶湖を模して作った池に浮かんでいる)、九八屋(酒亭だが、酒量は昼は九分、夜は八分に控えるようにという意味だそうだ)、菖蒲田、一つ松、円月橋、渡月橋と、約1時間をかけて1周した。
程よい散歩になった。
午後2時になったので、ドームホテルのアフタヌーン・ティーに向かう。
2019/4/29 記