豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

バーナビー警部とシトロエン2CV

2009年01月30日 | クルマ&ミニカー
 
 最近のBSミステリーチャンネル(253ch)では、“バーナビー警部”シリーズをやっている。

 “バーナビー警部”ものは、やたらと連続殺人が起きたり、どの事件でもバーナビー本人や奥さんや娘が絡んでいたりで、どうしても不自然さを拭いきれないのだが、イギリスの片田舎の風景と、それを背景にして走るクルマを眺めるだけでよいという気持ちで見ている。
 バーナビーと部下のトロイが乗っている警察車両らしい紺色のフォードも、“主任警部モース”の真っ赤なジャガーのような不自然さがない。

 先週の“バーナビー警部”は、“旧友の縁”という題で、バーナビーの娘の学生時代の旧友の間で起きた連続殺人事件の話だった。
 ストーリーは例のとおりだったのだが、バーナビーの娘の乗っているクルマが、シトロエン2CVだった。
 以前に見た“モース警部”の中で、大学職員の女性が愛人との密会のモテルに乗りつけたのも2CVだった。イギリスのミステリーでは、シトロエン2CVはどうもそういう記号として描かれるらしい。

 外装は、チャールストンというやつと同じだが、えんじ(ピアノ・レッドというらしい)と黒のツートンカラーではなく、なす紺と水色のツートンだった。
 シトロエンは、近くチャールストンの復刻版風の“シトロエンC3 プリュリエル”を出すらしいが、こんなカラーも悪くない。

 ただし、最近の自動車不況のなかで、こんなクルマが日本で販売されるのかどうかは怪しくなってきたのではないだろうか。
 2、3日前も、朝日新聞に「フィアット経営危機」なんて見出しが載っていたし、昨年末以来、ヨーロッパでもクルマが売れないという記事は頻繁に掲載されている。
 
 昨年の11月3日付の朝日新聞には、「欧州自動車 減産相次ぐ」という見出しの記事があった。欧州でも車が売れないので、ルノーやプジョー・シトロエン(PSA)が1~2週間の操業停止を決めたり、VWが2万6000人、BMWが8000人の人員削減を表明したという。
 この記事には、ルノーの工場前で、操業停止に抗議する従業員たちが入構しようとする車両をピケを張って阻止する写真がついているのだが、このクルマのフロント・グリルには、しっかりと“VW”のバッジが写っている。
 運転しているのがルノーの従業員かどうかは分からないが、ルノー工場に向かう関係者がVWに乗っているとは、まさに「語るに落ちる」ではないか。

 日本でも、トヨタの部長クラス(+役員)2000名が、トヨタ車を購入することにしたという報道があったが、「何を今さら」の感がある。
 以前、“モーターファン別冊355号 新型ヴィッツのすべて”の開発者座談会の中で、ヴィッツ開発に当たった担当者の紹介欄に、彼らの乗っている愛車が紹介されていたが、チーフ以外は、ゴルフⅤだのランクルなどとなっていて、誰もヴィッツなどには乗っていない。

 作った本人たちが乗る気もない車を作っていたのでは、ヴィッツはそこそこ売れるかもしれないが、本当にいいクルマにはならないだろう。
 「会議室で作られる」車(沢村慎太朗『スーパーカー誕生』文踊社参照)なのである。開発に携わった人たちは、自分が開発した車に乗って、自分自身でその車をモニターして改良の努力をするべきではないだろうか。

 30年来のカローラ愛用者としては、トヨタの部長がセカンド・カーとしてIQを買うよりも、自分の作った車に乗ることのほうが大事なことだと思うのだが・・・。

 * 写真は、“バーナビー警部”(ミステリー・チャンネル)に登場したシトロエン2CV。字幕画面にしたため、拉げてshort & wideになってしまった。背が高いのが2CVの特徴なのに・・・。

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松村和子 “帰って来いよ”

2009年01月11日 | テレビ&ポップス
 
 年末年始のテレビでもっぱら見たのは、懐メロ番組だった。

 前に書き込んだ“1968年日本レコード大賞授賞発表演奏会”(TBSチャンネル)のピンキーとキラーズ“恋の季節”も懐かしかったけれど、どこかの局でやっていた懐メロ番組に出ていた松村和子も懐かしかった。

 彼女みたいな色の黒い田舎の女の子も好きだった。

 ぼくのカラオケ仲間に、八戸出身で歌の上手いのがいた。彼は名古屋の大学に転勤(栄転)してしまったのだが、彼の送別会の二次会の時に、ぼくはこの“帰って来いよ”を唱った。
 「お岩木山」というのが、彼のふるさとのご当地なのかどうかは分からないのだが、われわれが行ったカラオケ屋の画面では、この曲に合わせて東北新幹線の盛岡駅などが流れる。

 前に書いた“琵琶湖周航の歌”を歌う先輩も、出身は京大だが、実は盛岡の人で、東北ネタの演歌がかかると盛り上がる。

 * 写真は、年末年始にどこかのテレビ局の番組に登場した松村和子の“帰って来いよ”。画面には「心に残るニッポンの歌」という番組名があり、赤い扇子が飾ってあるから新年の番組だと思う。

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通勤の風景 17 “首都高” (その1)

2009年01月10日 | 東京を歩く
 
 通勤の道すがらの風景写真を連載しているが、実はこの通勤の途中、ずっとクルマの音が聞こえている。

 最初は、飯田橋駅界隈の新目白通りを走るクルマの音が、やがて首都高の飯田橋入口手前あたりを走るクルマの音が聞こえてくる。
 幸い、高層ビルにさえぎられてそれほどうるさい騒音ではない。首都高には遮音壁が取り付けてあるので、音は聞こえるけれど車の姿はほとんど見えない。

 * 写真は、その首都高を見上げた風景。

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通勤の風景 16 “街路樹”

2009年01月09日 | 東京を歩く
 
 飯田橋のいつもの街路樹。
 昨年の12月6日に書き込んだ“通勤の風景”第1回と同じ街路樹である。

 年末までは、黄色くなった細い葉がまだ多少枝に残っていたが、昨日はまったくの枯れ木になっていた。

 中学校の美術の教科書に載っていた、ホッベマ(なぜか未だに忘れられない名前である)の並木道のような風景である。
 極端な遠近法の例として載っていたように思う。

 * 撮影は1月7日(月)の午前。

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通勤の風景 15 “東京タワー”

2009年01月08日 | 東京を歩く
 
 2009年1月7日の通勤途上の風景から。

 同じく日建設計さんのビル1階のウィンドウに書かれた東京タワー(?)の絵。
 東京タワーを設計した会社なのだろうか。

 “三丁目の夕日”や“怪人二十面相”などで誕生50周年の東京タワーはブームらしいけれど、当時の東京っ子には、実は東京タワーはそれほど象徴的な存在ではない。
 
 * 写真は、飯田橋のビルのウィンドウに描かれた東京タワー。

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通勤の風景 14 “東京の門松” (その2)

2009年01月08日 | 東京を歩く
 
 2009年、新春の通勤風景から、同じく昨日1月7日に飯田橋で見かけた門松。

 確か、日建設計さんというビルの入り口に飾られていた。

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通勤の風景 13 “東京の門松” (その1)

2009年01月08日 | あれこれ
 
 きのう、1月7日(水)から後期の授業が再開。しかも、後期最後の授業。

 下の息子が大学受験を控えているため、ついつい優しい気持ちになって、期末試験のヒントを山のように喋って、1年間の授業は終了。
 学生たちがヤマを張って、どうでもいいようなことまでクソ暗記するくらいなら、大事な箇所(出題箇所)に絞って勉強してくれたほうがお互いのためである。

 以前、大学の試験期間中に、小田急線の車中で隣りに座ったどこかの農学部生が、一生懸命トウモロコシの粒にでん粉が蓄積される過程を暗記しようとしていた。
 「君が覚えなくたって、太陽に当たっていれば勝手にでん粉なんか蓄積されるのに…」と思った。試験なんて所詮そんなものである。

 * もう1月も7日だが、まだ辛うじて何件かの建物には門松が飾ってあった。写真は、去年の年末にはクリスマス・ツリーが飾られていたホテル・エドモントの玄関の門松。

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“三人の名付親” 2009年最初の映画

2009年01月02日 | 映画
 
 1月1日(12月31日の夜)、東京12チャンネルの“ニューイヤー・コンサート”が終わって、いつもより早めに寝たのだが、日ごろ寝坊をしているため、ちっとも眠くならない。
 仕方ないので、寝ることは断念して、DVDを見ることにした。

 年末に買っておいた“水野晴郎のDVDで観る世界名作映画”から、ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演の“三人の名付親”を選んだ。

 一見すると西部劇映画風だが、実はコメディ。
 そして実は“クリスマス映画”のジャンルに入るべき映画だった。ただし、クリスマス映画といっても、雪景色があるわけでもなければ、サンタクロースが登場するわけでもない。
 舞台は、西部開拓期のアリゾナ州。クリスマス前夜だというのに、街をはずれた砂漠には砂嵐が吹き荒れていて、太陽が照りつけている。

 テキサスからやって来たジョン・ウェインら3人組みは銀行強盗。盗みは成功するが、仲間の1人は銃で肩を撃たれ、水もないまま砂漠の中を逃走する。
 やがて砂漠の中に置き去りにされた一台の幌馬車を発見する。ようやく水にありつけるかと思ったが、幌馬車には産気づいた女が一人取り残されているだけであった。
 逆に3人組みは、サボテンから水を絞り、男3人で出産を手伝うことになる。無事に男の子を取り上げるが、女は死んでしまう。名付親になるよう遺言された3人は、生まれたばかりの赤子を伴って、追っ手から逃れつつ、偶然開いた聖書のページが指示するニュー・エルサレムの町を目ざす。

 やがて仲間は一人ずつ倒れ、最後はジョン・ウェイン1人が、亡くなった仲間の幽霊(“ゴースト”!)に導かれて町にたどり着く。
 程なく保安官の一行も追いつくが、実は幌馬車の中で亡くなった女は保安官の娘で、ウェインが砂漠の中を抱きかかえて連れ帰った赤子は保安官の孫だった。
 赤子を保安官の養子にすることに同意するのと引きかえに刑を1年に減軽されたウェインは、保安官たちに見送られて刑務所に向かう・・・。

 いうなれば、西部劇版の“クリスマス・キャロル”といったところである。

 砂嵐の中を逃げまどうシーンはやや息苦しくなるが、眠れない元日の夜中に見るには程よい内容であった。

 ちなみに、名付親“godfather”を辞書で引くと、①教父、名づけ親;洗礼式に立会い、父母に代わって霊的指導の役割を負う、②(一般に男の)後見人、保証人、③(マフィアなどの)首領、などとなっている。
 この映画では、赤子を保安官(赤子の祖父母なのに!)の養子にするのに、godfatherであるウェインの同意が必要になっている。これはまさにgodfatherが②の後見人の地位にあるからだろう。
 当時のアリゾナ準州の法律を正確に反映しているのかどうか分からないが、新知識を得ることもできた。

 * 写真は、“水野晴郎のDVDで観る世界名作映画”から、ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演の“三人の名付親”(原題は“3 Godfathers”、1948年、アメリカ)(KEEP社、500円)のカバー。

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今朝の軽井沢  鳥井原

2009年01月01日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 もう1枚、同じく長野県道路事務所のサイトから、現在の「鳥井原」の写真も転載。

 この写真の場所がどこなのか、ぼくには分からない。軽井沢バイパスを追分方面に向かった、ツルヤの交差点(鳥井原東)の手前あたりだと思うのだが…。

 浅間山の裾野が画面右半分に延びている。
 写真向かって右手に見えるサイロのような4階建ての建物は何なのでしょうか?
 
 2009/1/1

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謹賀新年 (2009年1月1日)

2009年01月01日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 謹賀新年

 2009年 元旦

 恒例の“新年の軽井沢”の画像を掲載します。

 残念ながら今年は下の息子の受験のため、正月の軽井沢に行くことができないので、これまた恒例の“長野県道路事務所”の“道路情報”サイトから、現在の軽井沢/追分バイパスの長倉(南軽井沢交差点を追分方面に少し下ったところ、気温表示のあるあたり)の写真を転載させてもらう。

 気温-0.8℃、道路温度-1.6℃、道路状態:凍結となっている。

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おせち(2009年元旦)

2009年01月01日 | あれこれ
 
 今年のわが家の“おせち”料理。

 元旦からスーパーやデパートが開いている昨今では、御節(おせち)などという伝統文化が滅ぶのも時間の問題だろう。
 その割には、よく滅びもしないで、善戦しているというべきか・・・。

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