豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

軽井沢ライト・アップ

2006年11月21日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 きょうも明日も仕事。昼間は学会、家に帰れば学内の事務的文書の作成。

 今頃、軽井沢の夜は一斉にライト・アップ&イルミネーションで輝いているのだろうか・・・。

 写真は、21日に出かけたときの万平ホテル。青空がまぶしかった。ここもライト・アップされているのだろう。

2006/11/21

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きょうの軽井沢(2006年11月21日)

2006年11月21日 | 軽井沢・千ヶ滝
 
 いつものように朝から女房と2人で軽井沢に行ってきました。

 明日から、ショッピングプラザの“プラチナ・バーゲン”が始まるのですが、毎年その前日に“シークレット・バーゲン”というのがあり、今年もいくつかの店から案内が来たので、出かけてみました。

 藤岡ICあたりから浅間山の頂上付近の冠雪が午前の陽射しにきれいに輝いていました。すでに8合目くらいまで雪化粧です。(ちなみに、折々の浅間山の風景は、軽井沢スケートセンターのHPのなかの、スタッフのプログに毎週1回は更新されて載っています。現在の頂上付近の雪景色もここで見ることができます。)

 混んでいるかと思ったショッピング・プラザは意外と閑散としていました。すでにバーゲンの始まっている店、明日からのバーゲンに備えて“バーゲン用商品”を店頭に並べる準備をしている店、“バーゲン用商品”にしない商品を店頭から片づける作業をしている店など、様々でした。これは、といった物はなかったのですが、駐車券をgetするために、ブルックス・ブラザースでジャケットを1着買いました。

 その後、万平ホテルで12月の軽井沢ライト・アップ見物当日の宿泊の予約をして(クリスマス前のウィーク・デーなので結構安く泊れます)、旧道をぶらぶらしましたが、ここでもこれはといった物はありませんでした。

 例によって追分そば茶屋で天ぷらそばを食べたのですが、もとの鰻弁慶あたりからずっとぼくたちの車の後ろについてきた先代のデミオが、遅れてそば茶屋の駐車場に入ってきました。アベックが降りてきて、ぼくたちの向こうの席に座ったのですが、今どき珍しい清楚な美人の女の子でした。若者は中古のデミオで十分です。
 千ヶ滝の家に立ち寄ってから、帰途に着きました。例によってツルヤで買い物をしてから・・。

(写真はいつもながらの、ツルヤ駐車場からの浅間山です。午前中は頂上の雪が見えたのですが、午後には、残念ながら頂上付近は雲に隠れていました。それにしても、あの電線、何とかならないものでしょうか)

 2006年11月21日

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ソウル1945

2006年11月05日 | テレビ&ポップス
 「復活」が終わってしまったので、このところ唯一ご贔屓にしている韓国ドラマ「ソウル1945」(KBS World スカパー791ch.毎週土・日の午後8:00~9:00)を観た。日本の敗戦が迫ったソウル(当時の京城)に始まって、現在は国連軍(米軍)と中国人民軍が参戦した朝鮮戦争の時代を背景にドラマは進行している。
 中条かな子を思い出させるような悲しげな顔立ちをしたヒロイン、ゲヒをめぐって、彼女の初恋相手だったが京城帝国大学教授の地位を打ち捨てて人民軍(北側)に参加してしまったウンヒョクと、中田宏横浜市長を若くしていい男にしたようなアメリカ帰りの国軍(韓国軍)中領イ・ドンウとの韓国風“三角関係”(といってしまうと身も蓋もないのだが、“冬ソナ”のチェ・ジウとパク・ヨンハとぺ・ヨンジュンと思ってほしい)の物語である。日本は戦争には負けたのにマッカーサーの支配の下でさっさと復興してしまった時代に、朝鮮半島でどんな悲惨なことが起こっていたのかを見せつけてくれる重いドラマである。
 北の攻撃から逃れて自分たちだけさっさと南の大田に避難してしておきながら、北の進撃を阻止するという名目で漢江にかかった橋(漢江大橋か?)を爆破して避難民が南に逃れる道を絶ってしまう李承晩ら南の指導者、そして、人民軍を名乗りながら人民の命を守らない金日成ら北の指導者たちに対する、庶民の批判的な眼差しがきちんと描かれている。
 3年前に研究旅行で韓国へ行き、2週間鐘路のソウル観光ホテルに滞在したことがある。漢江も何度か渡って漢南へ行ったけれど、漢江大橋にあのような歴史があったことすら知らない不勉強のまま出かけたことを今になって恥じている。
 日本占領中は日本に媚び、戦争が終わればアメリカや李承晩らに迎合する資本家たち、その一方で、最下層の鉱山労働者から身を起こし、戦後は特殊警察の幹部となって主人公たちを苦しめる悪役すら、温かいとまではいえないまでも同情的に描かれている。韓国の人たちの日本や共産主義ないし北に対する感情の底流にあるものを考えさせられながら観ている。
 きょうの放映では、自分を助けることでドンウに迷惑がかかってはいけないと思ったゲヒが、「ドンウのことを愛したことはない、死ぬのならば自分はウンヒョクのもとで死ぬ」と偽りの告白をしてドンウから去っていくシーンで、何と!!「イムジン河」が流れたのである。ゲヒが渡った川がイムジン河なのだろうか。
 もちろん歌詞はハングルである。何年か前の紅白でキム・ヨンジャが歌った、あの「イムジン河」だと思う(歌手は違う人だった)。意味は分からないが、「カゴパッド モォカーニ イムジンガン フールマ ウォナン シッコ フールニャ」という部分が聴き取れた。別れの場面にふさわしく哀切きわまる歌い方であった。
 前にもこのコラムで書いたが、「イムジン河」は、「風」や「悲しくてやりきれない」、「花嫁」などとともに、ぼくのカラオケの十八番の1つである。フォーク・クルセーダーズの「イムジン河」だけでなく、キム・ヨンジャの「イムジン河」のハングル版のほうもカタカナで覚えた。
 (ついでに書いておけば、“猟奇的な彼女”の主題歌「I Believe」が好きだと授業中の雑談でしゃべったら、ひとりの学生が歌詞全文をカタカナで書き取って持ってきてくれた。これもカラオケで試してみたが、どうも字余りになってしまって上手く歌えないので諦めた。“I believe クデギョプテ オプチマーン イーテルゥ イビュリュデ ニィゲルチュ・・”と延々とやるのだから、無理な話である。)
 きょう、あの場面で流れる「イムジン河」を聴いて、カラオケなどで軽い気持ちであの歌を歌うことは韓国、朝鮮の人たちに失礼ではないかという気がしてきた。

(写真は、キム・ヨンジャ「イムジン河」のジャケット)

(2006年11月 5日)


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トヨタ・オーリスに乗ってみた

2006年11月04日 | クルマ&ミニカー
 先週出かけたネッツの営業さんから電話があって、試乗車のナンバーが取れたので乗って見ませんかというので、きょうオーリスに試乗してきた。
 グレーの1800ccで(オーリス180G)、初めて見たときほど大きさは気にならなくなったが、それでもやっぱり“コンパクト・カー”というには大きすぎる。コックピット、とくにサイドブレーキとシフトノブの形状が面白いのだが、乗ってしまえば降りるまでDレンジのままなので、意識から消えてしまう。ヴィッツやイストなどに共通の、フロントグラスから運転席に向かって傾斜してくるダッシュボードもぼくは苦手である。プントのフラットなダッシュボードのほうが室内を広く見せている。しかも黒くて暗くて、プラスチックくさい。
 エンジンボタンは何で左側なのだろうか。ヴィッツは右側なのに。メーター類はランクスと違って黄橙色のうえになんかうるさい感じ。ポロからランクスに乗り換えたとき以上に戸惑う。三角窓は、少なくとも左側については視界を広げてくれている。しかし右側は、運転席からは、「ないよりまし」といった程度の視界しか確保していない。カーナビはランクスのほうが見やすい位置にある。 
 さて、出発。“5メートル・インプレッション”とかいって、オーリスのよさは5メートル走っただけで分かると謳っている。5メートルで何が分かっただろうか? まず重い。よくいえば重厚ということになる。そして硬い。走りもステアもペダルもすべてが重くて硬い。これがランクスと比べて最も際だった違いである。ランクスはもっと軽やかで、子馬がギャロップするような弾ける元気のよさがある。これを「1クラス上の印象」と褒めるか、「コンパクトの軽快さを失った」と貶すかは、乗った人がオーリスに何を求めているかによるだろう。
 ゴルフやプジョー307など欧州Cセグメントのライバル車に対抗することが目標なら、目標に近づいたのかもしれないが、10代目カローラの派生車としての5ドアハッチバックを期待した者にとっては、「ちょっと違うんじゃないの」ということになる。全体として、「モーターファン別冊381号 TOYOTAオーリスのすべて」(三栄書房)6ページの5段目のドライビング・インプレッションに書いてあるとおりの印象であった。
 ランクス1500より静かなことは間違いない(ランクスだって、別にうるさいわけではないが)。CVTも街中を20分程度走っただけなのでなんとも言えないが、走行中まったく気にならなかったところを見ると、スムースなんだと思う。パワーはやっぱり300cc違うだけあって、ランクスのつもりでアクセルを踏んだら何回か吹かしすぎになってしまった。都内の一般道を40~60kmで走っているかぎりは、アクセルはほんの3~4cm(?)踏み込んでいれば十分な感じだった。あまりに軽く踏んだままで巡航してしまうので、かえって右足が疲れるくらいである。
 佐須町の十字路から中央高速の下をくぐって深大寺小学校前の信号への上り坂も、ランクスだと少しずつアクセルを踏み増しして行かないと次第に速度が落ちてくるが、オーリスでは平地走行時の踏み込みのままで速度が落ちることなく登りきることができた。航空宇宙研究所西側の東八道路に向かう桜並木の上り坂も同じである。ただし、これはランクスの1800でも同じなのかもしれない。
 ぼくはそもそも運転が下手なうえに、5ナンバーを越える車に乗るのは生まれて初めてなので、1760mmという車幅には緊張した。しかも他人様のクルマだから、擦るわけにはいかない。車幅が6cm広いことに意識が行きすぎて、ほかの多くのことを観察し忘れてしまった。たとえば、“eco”走行表示というのがあったらしいが、どの程度の走行をすればこの表示が出るのかなど、まったく忘れてしまった。
 肩が凝ったが、なんとか無事ディーラーに戻ることができた。「5ナンバーの呪縛から解放されたこと」によって「想像以上に進化した走り」になったと、前記「オーリスのすべて」に書かれているが(9ページ)、確かにそういう印象はある。しかし、それでは、5ナンバー枠を守った10代目カローラ・セダンは何だったんだと言いたくなる。やっぱり5ナンバーを守り、堂々と“ランクスの後継車”を名乗ることのできるクルマを作ってほしい。オーリスのように「重厚さ」なんか必要ない、ランクスの「元気のよさ」で十分である。そして車幅のことなんか忘れて気軽に乗りたいのである。
 ぼくがクルマを使うのは、東京-横浜(といっても西のはずれ)間の25kmを朝の渋滞時間帯に1時間45分から2時間15分(その日の道の混み具合による)かけて通勤するのと、ときどき軽井沢まで往復3、400kmのドライブをするくらいである。街中の通勤にはランクスで何の不自由もない。むしろ、地球のためにはヴィッツ1000ccのアイドリング・ストップ車にしてもよいと思っているくらいである。ランクスでもアイドリング・ストップを試みたことがあるのだが、信号停車でエンジンを切るとウインカーも消えてしまう、雨の日はワイパーも停まってしまう。これでは、かえって事故を誘発しそうなので、結局やめてしまった。カローラ、オーリスでも、アイドリング・ストップ車を考えてほしい。
 そして、ランクスの唯一の不満は、前にも書いたが、碓氷軽井沢IC手前の長い上り坂などで、60kmくらいの遅い速度で走るトラックが2、3台続いていて、登坂車線に寄ってくれず走行車線を塞いでいるので仕方なく追い越しをかけようと追越車線に出るのだが、1500のランクスではキックダウンしてもなかなか速度が上がらず、そのうち後方にセルシオなんかが迫ってきたときである。こんなときだけは1500ccであることにストレスを感じるのだが、オーリスの1800ccならこのストレスから解放されるのではないだろうか。高速での走行安定性もランクスの不満な点であるが、オーリスのあの重さなら高速での直進は安定しているだろう。そのうち一度レンタカーでオーリス180を借りて試してみようと思う。
 ――と営業マンに話したところ、「レンタカーはたいてい1500だけで、1800がレンタカーになることは多分ないので、ウィークデーなら碓氷軽井沢まで試乗してもらってもいいと上司が言っている」と提案された。よっぽど脈があると思われたのだろう(以前、シビックが出たときにも、同じことを言ったら、ホンダで同じ提案をされたことがある)。そう言われると、ちょっとオーリス180で軽井沢に行ってみたくなった。実は一目惚れのフィアット・プントの一番の心配も、1400ccという非力さのために碓氷軽井沢でのストレスが解消しないのではないかという点なのである。
 いずれにしても、こんなデカいクルマは“コンパクト・カー”の資格なしといっていたオーリスに対するこれまでの評価がちょっとぐらついたのは確かである。ついでに言ってしまえば、試乗を終えて駐車場に置いてあるわがランクスのところに戻ったら、隣りに修理か点検のためのMR-Sがとめてあった。ダーク・グリーンでハードトップのついたMR-Sもなかなかよかった。どうも節操のない話だが・・。
 徳大寺さんだったら、今度のプントやカローラ、オーリスについてなんて言うのだろうか。彼が褒めたら、きっとそっちになびくだろうと思う。ぼくは“徳大寺依存症”の気があるから。

(写真は、トヨタのオーリス。car@nifty から)

(2006年11月 4日)

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