豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

“シェルブールの雨傘”

2009年10月25日 | 映画
 
 夕べ、と言っても、きのうから今日へと日付けが変わる真夜中に、BSの“Cinefil Imagica”(BS 241ch)で、“シェルブールの雨傘”をやっていた。

 久しぶりなので、つい最後まで見てしまった。
 ・・・と言うよりも、あの映画はラストシーンだけが妙に印象に残っているので、見るなら最後まで(最後だけでも?)見ないと意味がない。

 あの当時(製作は1963年)は、今ほど映画のなかにタイアップ企業の商品宣伝のようなシーンが紛れ込むことはなかったので、ラストで“Esso”のガソリン・スタンドがあんなに大きく映し出されたのが印象的だった。
 夕べ、改めて見てみると、ラストの少し前には、主人公の幼い息子がクリスマスツリーの下で“Esso”のオイルの缶をたたいて遊んでいるシーンなどもあった。

 何と、ストーリーは、ソフィア・ローレンの“ひまわり”などと同じ、戦争(アルジェリア戦争)による失踪宣告と「死者」の生還をめぐる悲劇だった。 
 カトリーヌ・ドヌーブも若い!!

 ほとんどのセリフがオペレッタ形式になっているのだが、映画のストーリーよりもミッシェル・ルグランの音楽のほうが印象に残っている。

 * 写真は、“シェルブールの雨傘”(CINE FILM)の1シーン。原題は“Les Parapluies de Cherbourg”(1963年製作)。雨傘 parapluies が複数形になっている。確かに雨のシーンが多く、随所でカラフルな雨傘がたくさん登場していた。
 『キネマ旬報・ヨーロッパ映画作品全集』の解説によれば「仏*マドレーヌフィルム」とあるが、昨晩見たCinefil Imagica では「仏=独」合作とあった。それこそ出資したEssoがドイツ企業だったのだろうか…。

 2009.10.25

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ホンダ S500

2009年10月24日 | クルマ&ミニカー
 
 徳大寺有恒氏に言わせれば「所有する喜びのない」カローラ・ランクスに乗っているぼくが、人生で最初に「欲しい」=「所有したい」と思ったクルマがホンダの最初の4輪車、ホンダS500である。
 ちなみに、ぼくが最初に買ったクルマ(道交法上の「車両」)は、自転車を除けば、高校3年の時に買ったホンダのスーパーカブ50ccである。

 今でもはっきり覚えているのだが、ぼくが小学生か中学生の頃、ホンダが発売する予定のスポーツカーが抽選で1台当たるという懸賞広告が新聞に載った。
 どういう抽選ないし懸賞だったかは忘れてしまったが、今回、“国産名車コレクション”90号(2009年7月1日号)によると、この発売予定の新車(Honda S500)の定価を当てるというクイズだったらしい。同誌によると、1963年6月16日付の新聞に載ったという。
 
 当時ぼくはまだ13歳、中学1年生。当然免許もないのに親の名前をかたって応募したのである。確か広告のなかに50万円前後というヒントがあったように記憶する。正解は45万9000円だった。
 結果はもちろん落選である。これも同誌によると、何と応募総数は573万5417通だったという!! これでは当たるわけはないだろう。もしこんなモノに当たっていたら、人生の“運”をすべて使い果たしてしまっていただろう。

 そのHonda S500の1/43モデル(ノレブ社製)ミニカーのついた“国産名車コレクション”90号(アシェット・コレクションズ・ジャパン発行)を、お茶の水の書泉ブックマート6階の車コーナーの棚に見つけて買ってきた。
 当時、ホンダS500の実車を街中で見た記憶はまったくない。
 発売翌年の1964年にはHonda S600にモデルチェンジしたため、S500が販売されたのは1年間だけ、総販売台数は1388台だったと、これまた同誌にはある。
 この希少性では、お目にかかることは難しかっただろう。

 残念ながら、来年早々にホンダが発売するハイブリッドのスポーツカー“CR-Z”やトヨタの86には、もはや1963年頃の少年の胸を躍らせた何かは、もう存在しない。

 * 写真は、“Honda S500”の1/43のミニカー(ノレブ社製)。“国産名車コレクション”90号(アシェット刊)の“オマケ”。
 夕暮れ時に豆豆研究室の蛍光灯の下で携帯電話のカメラで撮ったため、少しぼやけている。

 2009.10.24

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豆豆研究室 秋の夕暮れ・4

2009年10月22日 | 東京を歩く

 2009年10月19日の豆豆研究室の秋の夕暮れ風景。
 
 最後の1枚。午後16時58分。

 日はすっかり落ちたけれど、まだ夕もやに煙った西の空に、新宿のビルのシルエットが浮かび上がっている。

 その数分後には、完全に宵闇に包まれていた。

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豆豆研究室 秋の夕暮れ・3

2009年10月22日 | あれこれ

 2009年10月19日、午後4時43分。

 数分の後には、太陽はもうビルの向こうに消えてしまって、わずかに西の空だけが残照に照らされている。

 ビルの向こうに日が沈む東京などでは、「日没」とはどのように定義されているのだろうか?

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豆豆研究室 秋の夕暮れ・2

2009年10月22日 | あれこれ

 つづいて、夕方4時36分頃の夕焼け。

 新宿駅南口のdocomoタワー(?)の少し西側に、まさに日が沈もうとしている。 

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豆豆研究室 秋の夕暮れ・1(2009年10月19日)

2009年10月22日 | あれこれ

 豆豆研究室から眺めた東京の秋の夕暮れ風景を何枚かアップする。

 10日ほど前の、10月19日に撮った写真

 1枚目は、午後3時04分の東側の窓から眺めたお茶の水界隈の景色。

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