金沢での学会から戻って、もう3日が過ぎてしまった。
明日の木曜日は講義も会議も入らない完全な休日。11月12日以来、2週間ぶりの休みである。
北陸鉄道“城下まち金沢周遊バス”の旅も、終点が近づいた。
香林坊、長町武家屋敷跡の次は、「武蔵ヶ辻」で下車して、「近江町市場」を見物する。
「金沢の台所」というから、ここで昼飯を食べるつもりだった。
しかし、バス通りに面した入口から、長蛇の列。
何かと思ったら、「11月7日」に解禁された(と看板に書いてあった)蟹汁を200円で振舞うらしい。
2階の食べ物屋も、すべて何10人も行列ができている。2、3000円の少し高めの寿司屋でも結構な行列である。
こんなところで時間を食ったのでは、午後からのシンポジウムに間に合わなくなってしまう。
仕方ないので、旨いことを願って向かいの名鉄のデパ地下で寿司を食べ、再び「武蔵ヶ辻」から周遊バスに乗って、金沢駅東口に戻る。
10時少し前に、同じ金沢駅東口を出発して、戻ったのが午後1時前。3時間にしてはよくぞあちこちを回ったと思う。
14時半からのシンポジウム打ち合わせまでまだ時間はあるが、石川県立音楽堂の2階ロビーでソファーに座って発言用原稿のチェックをして時間を潰す。
* 写真は、近江町市場入口に建っていた石碑。「官許(!)金澤青草辻近江町市場」と彫ってある。「武蔵ヶ辻」と「青草辻」との関係はどうなっているのだろう。
2009/11/22