豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

主任警部モース 森を抜ける道

2014年05月10日 | テレビ&ポップス
 連休中に見た“主任警部モース”、3本目は“森を抜ける道”(原題は“The Way Through The Woods”)。
 
 このDVDの助かるのは、音楽が流れると作曲者名と曲名が出るところ。
 クラシックに無縁のぼくには、分からなくても一向に構わないのだが、分かって悪いことはない。
 今回のタイトルバックに流れているのは、ドビッシーだそうだ(冒頭の画面)。

 冒頭こそ、モースが訪れる演奏会のシーンなど、オックスフォードの街並みが見られるものの、今回は、ストーリーの内容からして、オックスフォードの街並みは余り登場せず、森の中のシーンが多い。
 今回はパブでルイスとビールを飲むシーンはなかった(と思う)。代わりに、モースが好きになる女性を誘って出かけたレストランのシーンがあった。   
      
 時おり懐かしいオックスフォードの街並みの風景が出てくるが、でもやっぱりラストシーンは、森の中。

         


 ついでに、先月、神保町の矢口書店の店先で見つけたハヤカワ・ポケット・ミステリ版「森を抜ける道」(コリン・デクスター、大庭忠男訳。たぶん勝呂忠装丁だろう)。

               

 2014/5/10 記
 

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主任警部モース ニコラス・クインの静かな世界

2014年05月07日 | テレビ&ポップス

 イギリス旅行から戻ったら、それまでは気障ったらしくて嫌いだった“主任警部モース”が許せるようになった。

 あの3月末に歩いたオックスフォードの街並みが懐かしくなったからである。
 エディンバラも落ちついていて、古い建物や風景を残したいい町だったが、オックスフォードもいかにも大学街という風情でよかった。
 いずれも観光地として俗化している面はあるが、日本の観光地に比べればはるかにましなレベルにある。
 
 そのオックスフォードの街並みを回想する目的で、“主任警部モース”全32話(?)が収録されたDVDを買ってしまった。
 7500円程度でお買い得なのだが、如何せん英語字幕しかついてなくて、しかもパソコンでしか見られない。

 いよいよ見はじめると、シーンごとの台詞が結構長くて、2行目を読み終わらないうちに次の場面に写ってしまう。
 そんな訳で、どれだけストーリーを理解できたかは自信がないが、映像とかつて見た記憶とで何とか凌いでいる。

 これまでに見たのは、“ジェリコ街の女”、“ニコラス・クインの静かな世界”、“森を抜ける道”の3話である。
 きょうは、そのうちの“ニコラス・クインの静かな世界”(“Silent World of Nichoras Quinn”)からいくつかのシーンを。

 最初は、モースの愛車ジャガーから。

          

 モースが部下のルイス刑事と入ったオックスフォードのパブ。
 飲んでいるのはエールだろうか。ぼくは常温のエールより冷えたラガーのほうがさっぱりしていて美味しかった。
 途中のカーテンショットのようなシーンで写ったオックスフォードの街並み。

          

 この話の冒頭では、オックスフォードの教授がロンドンからの帰りに降り立ったオックスフォードの駅のシーンがある。
 駅員がいるが、ぼくが行った時にはホームに駅員はいなかったと思う。

          


 そして、この話でモースが好きになってしまう人妻。その女性が乗っているシトロエン2CV。

          

 今年は8、9日間のイギリス滞在の間で、2CVを見かけたのは1度だけだった。モースは1980年代から90年代初めの番組だから、時代が変わったのだろう。

 2014/5/7 記

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今日の軽井沢 (2014年5月6日)

2014年05月06日 | 軽井沢・千ヶ滝

 ゴールデン・ウィークの連休に軽井沢に出かける元気はないが、長野県道路事務所の定点カメラで、様子だけは眺めてみた。

 最初は、軽井沢バイパス、南軽井沢交差点。道路事務所の表示では「長倉」の、きょう午前10時42分の写真。
 上りも下りもまったく混んでいない。・・・と言うよりは、むしろ閑散としている。
 2月15日には雪で立ち往生した車が溢れていたが、もう雪はなくなっている。

              

 午後になれば下りの渋滞が始まるかと思って、もう一度、午後14時前に見たけれど、やっぱり混んでいない。
 みんな無理をしなくなったのか、もっと遅くに帰るのか・・・。


              

 上の写真は、同じ時間の鳥井原東交差点。ツルヤの南西端の写真。
 こちらは下りが結構混んでいる。
 こちらも、雪はまったくなくなっている。

 2014/5/6 記

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イギリス街歩き ロンドン-3 パブとラガー

2014年05月03日 | あれこれ

 ロンドンの街歩き、3回目は、パブとラガーを中心に。

 最初は、ユーロ・ホテルに近いパブ、“THE EUSTON FLYER”。

            

                   

 
 セント・パンクラス駅の前を東西に走るEuston Rordと、南北に走るJudo Streetの交差点の角から2軒目にある。
 角の1軒目もパブなのだが、ロンドン初日の3月28日夜、夕食をかねて出かけたが、そのパブは満席で座れなかったので、隣りの“FLYER”に空きテーブルを見つけて入った。

 カウンターでビール、ラガーなどと摘むものを注文し、飲み物は自分で席に運び、つまみは番号札(と言っても、空きビンに数字を書いたもの)を渡されて、席で待っていると持って来てくれる。
 何を注文したかは忘れてしまったが、下の写真のようなものである。

        

 翌3月29日は、Oxfordに出かけて、昼食は、メイン・ストリート(High Street)沿いの“QUOD”で、ピザとラガー。

        

 3人でピザを2種類注文したのだが、かなり大きなピザだったので、食べるのに大変だった。一応全部、食べるには食べたのだが。

        

 夜はユーロ・ホテルにいったん戻ってから、夜の街に出かける。
 昼食が重かったのと疲れていたのとで、パブはきつい。ホテルの近く、Tavistck Placeに面した中華料理屋“中国楼”(看板には“China Chaina”とも書いてある)に入る。
 ちなみに、“Tavistock”という医事法関係の出版社の出版物を見たことがある。この辺りに会社があるのだろうか。

        

 日本人の団体の先客がいて、日本語で騒いでいた。
 どんなものが出るか分からないままに、餡かけラーメン、肉のせご飯ほかを頼む。

        

        

 なお、29日の深夜、正確には30日の午前2時に冬時間から夏時間に変更になる。午前2時を午前3時に改めて下さいという掲示がホテルの玄関に出たいた。

        

 
 次の3月30日は、日曜日。
 大きなサッカーの試合があるとかで、朝からパブの前にはサポーターが集まり、警官も10名近く警備に当たっている。電車の中もそれらしき人で埋まっている。

 シャーロック・ホームズのベーカー・ストリートを訪ねてから、11時30分にバッキンガム宮殿で衛兵の交代式を見る予定だったが、途中、地下鉄が事故か何かで不通になってしまい、2階建てバスを乗り継いで行ったら、もう終わってしまっていた。

 バッキンガム宮殿近くの土産物店のショー・ウインドウに、わが「豆豆」の由来である、ミスター・ビーン(ローワン・アトキンソン)の等身大の(?)写真が飾ってあった。

        

 ふたたび2階建てバスに乗って、ヴィクトリア駅に出る。
 昼食は駅の近くの“Shakespeare”(シェークスピア!)というパブで、ハンバーガーとラガー。

        

        

        

 この日の夜は、もうロンドンというよりイギリスの最終日になってしまった。
 ロンドンの春の宵を惜しむべく、街を歩き回り、最後はキングス・クロス駅に出た。ライトアップされた駅舎。
 駅前の交差点で信号待ちをする緑色のシトロエン2CVを見かけた。

         

        

 客引きのお兄さんに薦められるまま、駅前の“La Regina”というイタリア料理屋に入る。
 店のウエイトレスか女主人が、ジリオラ・チィンクエッティに似ていて、美人だった。

        

 あとは落ち穂拾い風に、ロンドンで見かけた風景を。
 まずは、ピカデリー・サーカスで見かけた「十二人の怒れる男」の看板。
 「孤高の刑事ジョージ・ジェントリー」のマーティン・ショウが主人公らしい。

        

 そしてロンドンで一番見かけた女性が、ミランダ・カーだった。
 2階建てバスの車体の広告でしょっちゅう見かけた。H&Mの広告である。

        

 Regent Streetのブランド店にも彼女のポスターが貼ってあった。

        

 そして、ベーカー・ストリートの新聞売り場に置いてあった日曜紙の1面のジョージ王子。

        

 最後は、今では懐かしい、ユーロ・ホテル。
 ホテル長屋とでも言うような建物の一角がユーロ・ホテルである。

        

 2014/5/3 記

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イギリス街歩き ロンドン-2 ユーロ・ホテル

2014年05月02日 | あれこれ

 3月27日夜、シェフィールドからロンドン、セント・パンクラス(St.Pancras)駅(=キングス・クロス駅)に到着。

 タクシーでカートライト・ガーデン(Cartwright Gardens)のユーロ・ホテル(EURO HOTEL)に。
 申し訳ないくらいに、駅のすぐ近くだった。

 フロントは東欧系の女性だけ。雇われ支配人のような人であることが後で分かった。
 夜のダインニング・ルームにうっすらと明かりが落としてあった。

        

        

 部屋は半地下。イギリスの階数の数え方では何というのだろうか。
 女房はやや不満そうだったが、ぼくはイギリスらしくて気にいった。朝になると、通りを歩く旅行客や通勤の人を見上げることができる。

        
 
 
 
 道路側から見ると下の写真のような感じになる。宿泊客がいることに配慮してか、「ペンキ 塗りたて」の紙が貼ってあった。本当は「塗りたて」ではなかったが。
 イギリスの映画やテレビで、こんな部屋が出てくるたびに思い出すだろう。

        

 ベッド・ルームは、ダブル・ベッド、シングル・ベッド、スペア・ベッドが1つづつ。
 マットレスの硬さも程よく、枕も1ベッドに2つづつ(ダブルベッドには4つも!)用意してある。

        

 部屋の隅にはデスクと、壁掛けテレビがある。
 この頃のイギリスの気温は、BBCの天気予報では以下の通り。暖かくてダウン・ジャケットが邪魔になった。

        

        

 バス・ルームはこんな感じ。
 バスタブはなく、シャワーだけだが、シャワー室から水が外に溢れることもなく、トイレの水もちゃんと流れた。
 部屋の近くの階段の脇に共用(職員用?)トイレもあり、こっちもきれいに使える。

        

 翌朝。3月28日。
 前夜到着したときは明かりを落としてあったダイニング・ルームで朝食。
 イギリス式朝食は何の変哲もないが、悪くはない。とくにヨーロッパからの旅行客が多いので、それなりの物がそろっていた。

        

 卵の種類だけ伝えたら、卵料理しか持ってこなかった。“Full Set”と言わないと、焼きトマト、ソーセージ、ベーコン、豆などはついてこない。
 アジア人だから差別されたのではなく、別の日に隣席のフランス人家族も同じ目に会っていた。卵料理しか食べない人もいるのだろう。

 ダイニング・ルームの窓の眺め。
 向かいの小さな公園が見える。毎朝、この公園の木でウグイスが鳴いていた。イギリス人には、あの「ホウホケキョ(法法華経)」は何と聞こえるのだろう。

        

 ユーロ・ホテルは3つ星。
 宿泊料金は1泊朝食つきで、1人約1万円。お手ごろで、しかも駅に近いにもかかわらず、辺りは静かで落ち着いており、お勧めできる。
 イギリスでは、ホテルのチップは不要と書いてある案内書もあるが、ベッド・メーキングに2ポンド(400円弱)を置いておいた。受け取っていた。
 エディンバラのジュリーズ・インでは置いておいたが、手をつけてなかった。

 下の2枚の写真は、3月27日に到着した、セント・パンクラス駅の構内。

        

        

 2014/5/2 記

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