豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

今年の軽井沢 落穂拾い

2013年09月29日 | 軽井沢・千ヶ滝

 9月もあと1日をのこすのみ。後期の授業も2週目に入る。
 「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、東京も9月23日の秋分の日から、めっきり秋めいてきた。思わず(もちろん思ってだが)、YouTubeで松田聖子の“風立ちぬ”や、門あさ美の“Season”を繰り返し聴いている。

 軽井沢の管理事務所からは、水道の水抜きが完了しましたという通知が届いた。軽井沢はもう冬の準備が始まろうとしている。

         

 今年の軽井沢の写真の残りを何枚かアップしておこう。
 9月5日からのゼミ合宿の前日か、前々日の夕方、散歩に出た時の写真である。

 浅間台の十字路の東側にある公園から眺めた、夕暮れの浅間山の風景を2枚。どちらも去年の同じ時期に軽井沢バイパス沿いの“ケイヨーD2”の駐車場から眺めた浅間山とよく似た、薄墨を流した水墨画のような風景である。
 「変わらないのは浅間山だけである」という、あの笠智衆の“カルメン 故郷に帰る”のセリフを思い出す。

         

 この公園にはこの夏、何度も散歩で立ち寄ったが、9月3、4日ころの夕方には、もう人の影がこんなに長く伸びるようになっていた。

         


 散歩の途中で、浅間山のベスト・ビュー・ポイントを探した。
 大日方公民館からの浅間山はその中の1つと思う。

         

 次は、最後の日に立ち寄った沓掛テラス。

 ここもこの夏、何度も立ち寄った。どうしようもない軽井沢の変貌ぶりには、もうあきらめの境地に達したが、沓掛テラスだけはよかった。ここの図書館は毎年夏の軽井沢の行きつけの場所になりそうである。
 その沓掛テラスにある中軽井沢駅から眺めた八ヶ岳(だろうか?)。 

         

 いちばん最初の写真はその中軽井沢駅前(北口)の風景。
 そのうち「中軽井沢駅」が「沓掛駅」に戻ることを期待しておこう。軽井沢、沓掛、信濃追分、御代田・・・と続くほうが“しなの鉄道”らしいだろう。

 2013/9/29 記

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ホンダ FIT 3 を見てきた

2013年09月20日 | クルマ&ミニカー

 9月19日(木)

 都庁にパスポートを受け取りに行ったついでに、大江戸線で青山一丁目まで足を伸ばし、ホンダのショールームで新しいFIT 3を見てきた。

 一番の収穫は新しいFITではなく、なんと“HONDA N360”の実車が展示されていたこと!
 学生時代に友人と一緒に軽井沢に出かけた際に乗っていった、あのN360である。
 白い塗装も綺麗、ホイールカバーも綺麗に輝いていて、こんな綺麗なクルマだったかと訝しいくらいである。
 写真から回想していたのよりも大きな印象。これなら大学生3人で乗ってもそれほど狭くはなかったかもしれない。

        

 ついでに、その横に展示されていた“HONDA S600クーペ”もアップしておく。ただし、このクルマには、ぼくは何の感慨もない。
 1つ前の“HONDA S500”は、価格当て懸賞に応募した記憶がある。当時ぼくは中学2年か3年だったが、「車が欲しい!」と思った最初のクルマである。

        

 そして、いよいよ“FIT 3”である。
 結論的に言えば、すごく気に入った。

         

 まず顔がよくなった。
 FITらしくないという人もいるけど、ぼくは今までのFITの顔が嫌いだったので、むしろ歓迎できる。
 今までのFITはボンネットが短くて、猪か豚の鼻みたいで嫌だった。今回のFIT3はボンネットが少し長くなっており、今までと印象が変わった。今までのFITの顔が好きだった人には違和感があるだろう。
 「やんちゃ顔」とか言うけれど、所詮この程度の大きさのクルマでは「やんちゃ」もたかが知れている。ぼくは気にならなかった。

        

 問題はサイドのエッジ・ラインである。
 最近の流行なのか、キャラクター・ラインとか言って、彫刻刀で削ったような妙なエッジが2本入っている。
 島下泰久氏のコメントでは、このラインのことを「ビミョー」と書いているが(モーターファン別冊「新型フィットのすべて」46頁)、ぼくにとっては致命傷に近い刀キズに見えた。特に上のラインがよくない。下のラインだけだと「デミオのパクリ」といわれるのを恐れたか。
 従来のFITのサイドの方がはるかにすっきりしていてクールに見える。このラインで何を表現したかったというのだろうか。日産ノートのサイド・ラインよりも更にうるさい。
 このラインさえなければ、ぼくとしてはFIT3は無条件で「買い」だったのだが、このラインのために、「欲しいけれど、あのエッジ・ラインを我慢できるか」という踏み絵を迫られることになってしまった。

        

 そして、リア。
 これもよい。もともと2代目FITのリアをぼくは好きだった。ベンツAの後ろ姿よりもいいとさえ思っていた。今回のリアは、FIT3の「売り」の1つだそうだ。車格(こんな単語がワードの変換の第2候補に入っていた!)をランク・アップさせたというが、車格感(?)などにかかわりなく、悪くない。

 
 インテリアは写真を撮り忘れてしまったが、これもいい。相当に質感が高くなった。
 「質感が上がった」などという宣伝で、期待して実車を見に行ってもほとんどの場合、「何だ、この程度・・」とがっかりさせられるが、今回のFIT3は間違いなく質感が上がっている。展示してあったのはハイブリッドのブラック内装だった。
 FIT・15Xは、VW・ポロに優っているという記事もあった(「新型フィットのすべて」37頁)。この雑誌は紹介するクルマを褒めすぎる傾向があるが、少なくとも室内の質感はポロに並んでいると思う。
 未だに「ガイシャ」の方がありがたいと思っている人でなければ、FITで十分だと思う。

 心配していたシフト・ノブ(レバー?)も使いやすかった。これに違和感があったらハイブリッドはやめて普通のシフトがついたガソリン車(15X・L)にしようと思っていたが、これならぼくのような年寄りがフロア・シフトから乗り換えても大丈夫そうだ。プリウスより形もいい。
 視認性はやや落ちた印象。2代目ほど開放感はない。ボンネットの先端も見えない。リアウインドウもやや狭くなったか。
 ドライバー席のアームレストも中途半端。あれなら、いっそないほうがよい。物入れの蓋くらいに思っておいたほうがよさそう。
 後席のアームレストも、もし後席に3人で乗るとしたら、真ん中の人の背中が痛くなりそう。わがRUNXの後席アームレストの方がよい。

 ボディカラーは、スカイブルーやスポーティーブルーというのを見たかったのだが、シルバーしか展示してなかった。シルバーも青空に映えていたが、雲りの日にはどうだろうか。

 いずれにしろ、買い替えの第1候補に躍り出たことは確か。

 ついでに、横に置いてあったGSもアップしておく。

        

 

 2013/9/19 記

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軽井沢、最終日(2013年9月9日)

2013年09月09日 | 軽井沢・千ヶ滝

 
 2013年9月9日(月)。
 軽井沢も一応きょうが最終日。今年最大の収穫だった、沓掛テラス内に新設された中軽井沢図書館の2階の閲覧室で書き込んでいる。
 窓の外には、頂上に少し雲がかかった浅間山がいつものようにきれいな裾野を伸ばしている。

         

 今年の夏は8月8日に前期期末試験が終わってから来軽し、8月23日に、追試験ほかの用事があって一度帰京し、28日にまたやってきた。
 今回は軽井沢にクルマは置いたまま、西武の高速バスで往復した。これは楽でよかった(しかも安い。回数券で往復2000円×2)。

         

 高速バスは2階建てバスなので、窓からの眺めがいい。
 大型トラックなどを追い抜くときも、トラックの運転手の表情まで見える。ハンドルの上に握りこぶしを乗っけているだけで煙草を吸ってるのとか、シート上であぐらをかいている運転手まで見た。やっぱり高速のトラックは気を付けないと。もちろん真面目に運転している人もいたけれど。

 下の写真は高速バスの車窓から眺めた恩賀高岩。子どもの頃、従弟たちとこの麓でキャンプをしたことがある。
 荷物は親がクルマで運んでくれたので、あんなのはキャンプではないと、ほかのいとこに揶揄された。

         


 軽井沢の中はしなの鉄道で移動した。この電車もいい。草軽鉄道なきあとの軽井沢の唯一のローカル鉄道である。

         

 車窓から、いつもとは違う景色が眺められる。浅間山などは、この電車の窓から見るのが一番きれいかもしれない。下の写真はそれほどきれいというわけではないが、軽井沢-中軽井沢間の湯川あたりから眺めた浅間山。

         

 そして、9月5日から8日まではゼミ合宿につきあった。最初の2日間は天気が良かったのだが、あとの2日間は雨で、後半グループはかわいそうなことをした。
 最初のグループとドライブで旧軽井沢、白糸の滝を経由して、浅間牧場にのぼった。。この浅間牧場を舞台に木下恵介監督が撮った“カルメン 故郷に帰る”の背景になったという「カルメンの木」。
 ちなみに最初の写真も浅間牧場から眺めた浅間から嬬恋方面の山並み。

         

 丘をくだった茶屋の壁にも“カルメン 故郷に帰る”のポスターが貼ってあった。小林トシ子というのは高峰秀子と並ぶほどの女優さんだったのだろうか。

             

 2013/9/9 沓掛テラスの中軽井沢図書館で(午後1時10分)。
 

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