記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

肉じゃがのレシピ

2010年12月01日 21時01分49秒 | Weblog
パリの写真学校に通っていた時、かおりんが日本語の練習帳をIdaにプレゼントしたことがあった。その練習帳を滞在時にIdaに見せられた。開いた場所には二枚のメモ書きが挟まれておりメモには肉じゃがのレシピが書かれていた。
留学中、私のアパルトマンで定期的に開いていたホームパーティーで私が作っていた肉じゃがを見ながらIdaが書いたものだ。しかも私のくだらないコメントつき

「日本ではおふくろの味と言ったら肉じゃがだよ。家庭によって味付けが微妙に異なるの。意中の彼をゲットするには肉じゃががうまくつくれないとダメなんだよ。」なんてコメントを私は言ったのだ確かに鮮明に覚えている。あまりのバカさ加減にふきだしてしまった。そして材料のじゃがいもやニンジンは煮くずれしないように面取りをしないといけないと言ったことまでしっかりメモに残っていた
いやはや。恥ずかしい

帰国した日に実家で肉じゃが対決のテレビを見たら急に食べたくなった。
ホクホクじゃがいもでほっこりしよっかな。 あのレシピに忠実に


fine ART photographer Masumi
コメント (2)
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格安アトラクション?

2010年12月01日 14時03分24秒 | Weblog
台北動物園駅から歩いて10分ほど、猫空ロープウェイがある。
山の上では台湾式ティーハウスが何軒かあり有名だとIdaが言うので行ってみた。
日曜日なので親子連れが多い。長蛇の列だったが進みが早く30分ほどで乗ることが出来た。
いつも思うのだが飛行機よりもロープウェイのほうが怖く感じるのは私だけ?
日本では神戸六甲山の新神戸ロープウェーに乗ったことがある。スペインのどこかでも乗った。が、台北のこのロープウェイがずば抜けて距離が長かった。せいぜい5分もすれば到着地が見えるがここは依然として見えない。延々と続く電線は遠い山の中へと消えていくスムーズに進めばいいのだが橋渡しとなる支柱塔を過ぎる時にグワングワン揺れるのがこの上ない恐怖だった。万が一綱が切れたら、万が一金具が外れたらなんて悪いことばかり考えてしまう。でも後半はその揺れも慣れてきて自然に景色を楽しむことが出来るようになっていた。
トータルで30分ほど乗っていたと思う。往復で100TWD。安すぎるっこの距離4キロと乗車時間を考えても十分楽しめるアトラクションといえよう。高い所好きな人はもちろん、高所恐怖症克服したい方にうってつけかもです
終着駅の猫空駅に着くと山の上は臭豆腐のにおいで充満していた。いいにおいとは言えない。すえた臭いというのだろうか。豆腐のチーズみたいな感じ。
しばらく山を歩くと今度はお茶のいい香りが漂ってきた。二階席があるお茶やさんに入った。思った通り、テラスからの景色は最高だ。
高山桂花烏龍茶とスイートポテトを注文。
やかんと可愛い急須、小さな湯呑み茶碗と茶筒、茶葉をすくうお匙がテーブルに用意された。
日本もお茶文化だがこちらの飲み方は知らない。
やかんが沸騰した頃お店のおじさんが入れ方をデモしてくれた。湯呑み茶碗を湯で満たした後すてる。器を温めたのだ。烏龍茶の茶葉と香り付けのキンモクセイの花を急須に入れ、一番茶?はすてる。
二番目以降に入れたお茶を別のピッチャーに継ぎ足していく。最後に小さな湯呑み茶碗に注ぐのだ。
慣れないとこのプロセスが面倒に感じるが見ている分には楽しい。※入れ方の詳細
余り長く急須に入れたままだと濃すぎて喉が痛くなるのでご注意。お茶好きのIdaとお母さんは何杯も飲んでいた。スイートポテトはさつまいもの天ぷらみたい。あまじょっぱい粉に付けて食べるようだが、十分甘かったので私は何も付けなかった。
おいしいお茶でほっこりしました~









夜景もキレイ。

fine ART photographer Masumi
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