26日のオムツたたみには、老女Bさんが参加できませんでした。
血圧が200を超えて猛烈なめまいと吐き気で、しばらくの間入院していたそうです。
「ここで笑わんにゃあ、どこで笑うっちゃなあ。」
といつも賑やかな話題を提供していたBさんがいないと静かなものです。黙々と手を動かしている私たちを盛り上げようと、やや若いCさんが張り切ってくれました。
自炊生活をしている大学生のお孫さんに、食料品を送ったそうです。
「あの子の好きなハムやらソーセージを入れて送ってやったらの、久しぶりに食べたって喜んどったが。おばあちゃんありがとう、って電話くれたしの、あんた、お母さん泣かすことするなやって言うたが。」
「荷物送ってやると、声が聞けるねかや。おばあちゃん、ありがとうって言うてくれるとな、嬉しいねかや。」なんかとてもいい話。
それで思い出した友人の話。
長男のお嫁さんの誕生日に、何でも使えるギフト券を贈ったそうで。
「気遣いできるいいお姑さんだね。」
なんて仲間でほめそやしていると、彼女
「だって、そんなことでもしないと何にも繋がりがなくなるでしょ。」
と、微妙なお顔で答えてくれて・・・
こちらも一瞬どうしたらいいか分からなくなって。
まず自分優先の私で、子供たちのことなど滅多に思いださない冷たい母ですが、佐渡にいると、さすがに新鮮な野菜など送ってあげたくなります。
そんなわけで、お米やらジャガイモやら玉ねぎやらいんげんやらトマトやら詰めて、二人の子供たちに送りました。