新米ばあばは、2日目を迎えてさすが年の功落ち着いてきました。
昨夜は新米パパと新米ママは赤ちゃん(まだ名前はついていない)に寝せてもらえなかったようです。二人奮闘!
娘に少しづつ母の様子を話しています。
火葬場で母の骨上げのとき。
参加した親戚一同、あまりの骨の少なさに息を呑みました。
97歳といえど父は体格もよく、亡くなる6ヶ月前まで口から普通に食事を取っていましたから、
それはそれは立派な骨がたくさんありました。
脛の骨や頭蓋骨、肋骨など硬い部分はそのままにです。量も多くて骨箱に収めるのに困ったくらいでした。
それに引き換え、母は90歳で倒れてから経管栄養のみで8年弱を生きていました。
寝たきりなのに骨折もしてしまいました。
女性で高齢ということもあるとは思いますが、骨の量も骨箱の4分の1あるかなきか。
薄べったい骨は、つまむとほろほろと砕けて壊れてしまいました。
あっというまに、骨上げは終わってしまいました。
最後にのど仏の骨を、と言われてもどれかよく分からないぐらいでした。
納骨のときも、いつもなら参列した皆さんで一握りづつ墓に入れるのですが、そんな量もなく、
代表して夫と私が入れました。
ささーっと音もなく墓に落ちていくのを見ると、やはり胸に詰まるものがありました。
これからは引き継いだ命を
ひたすら一層目を細め、無責任に
なめまわし、溺愛するのみ。
いてもよし、いなくてもよし、のスタンスだったけれど、
やっぱりいたほうがいいかも。
溺愛します、はい。