気ままに

大船での気ままな生活日誌

お祭り三昧(1)

2006-08-27 08:33:36 | Weblog
お祭り三昧の1日でした。お昼前に浅草に着きました。まず腹ごしらえです。ひとりのときは、たいてい地下鉄浅草駅前の神谷バーに入ります。いつもは、居酒屋風の1階の方に行きますが、さすが今日は、開いてる席がありません。しかたなくレストラン風の2階に上がります。席が空いてそうに、見えたので、しめしめと思ったのが間違い、そこは予約席でした。満席とのこと。でも待ち人は2人しかいませんでしたので、待ちました。タッチの差でした。私のあと、次々とお客がきました。15分で窓側の落ち着ける席に案内されました。

ビールの中生をまず頼みます、ここのは、中と言っても、ほかの店の大にあたります。ここの大はすごい大きさです、隣の人はこれの2杯目を頼んでいました、すごい。つまみは、必ず、好物のジャーマンポテトを頼みます、加えて、今日は、カニコロッケとエビフライがひとつずつ入っている皿も注文しました。ここのは、どれもこれもおいしいです。飲みながら、食べながら、さきほど駅で100円で買った、第26回浅草サンバカーニバルの案内を検討します。1時半頃に、この辺りを行進するようです。

店を出ましたら、びっくりしました。目の前の雷門通りは人人人で一杯です。なかなか前に進めません。「そんな人混みの中、私はいやよ、家にいた方がよっぽどいい」という、出かける前のワイフの声が、勝ち誇ったように、私の頭の中で響きます。これは、困った、この近くでみる予定にしていましたが、作戦変更です。仲見世通りの手前の裏通りを観音さまの方向に歩き、馬道通りのスタート地点に出ました。すでに、パレード直前のグループが、身体を軽く動かしながら、待機しています。観客は、雷門の近くよりは、すいてましたが、人垣は、幾重にもなっていて、なんとか、パレードをみれそうですが、とてもカメラ撮影ができる状況ではありません。

それではと、さらに先に進んでみました。馬道通りを少し先に行き、右に曲がりました。ここまで来ると、観客は急に少なくなります。あたりまえのことです。でも、ここでは、大勢の、行進前のグループが、赤や青の華麗な衣装をつけてウオーミングアップをしています。サンバの踊りはみられませんが、踊り子さんは間近で、みられますし、カメラ撮影も容易です。これは、いい、と思って観てましたら、地元の人が寄ってきて、ここが一番いいよ、外の人は何時間も前から、席とりしているけど、俺はいつもここだ、と言っていました。周りをよくみるとカメラマンがずいぶんいることに気づきました。背中に羽根をつけ、派手な色の衣装をまとった宝塚スターのような、踊り子さんや、逆になにもつけていないような、露出度の高い、スタイル抜群の踊り子さん達にカメラマンが、大勢たかっています。カメラを下に向けないでくださーい、という声も聞かれました。どういう意味なのか、今でも分かりません。

さらに、踊り子さんの姿を指標に、「踊り子川」の上流に向けてを歩いていきますと、浅草小学校の前の公園に出ます。どうも、ここが水源地のようでした。ここでは、いくつものグループがいて、リハーサルをしていました、コーチの方は、本場のリオから来たような顔でした。激しいリズムに会わせて身体をくねらせ、情熱的に踊っていました。しめしめ、これで、踊りまでみることができました。やはり、ここにも、地元の、通の人が、ゆっくりとベンチに座ってみていました。ここにしばらくいて、3つくらいのチームの踊りをみさせてもらいました。

地下鉄の駅に戻るときに、馬道通りを歓声の中、華やかにパレードするチームを、ときどき、人垣のうしろから、背伸びしながらみていきました。すでに楽屋裏でみた踊り子さん達ばかりでした。

今日のような、こういう祭りの見方もいいな、「ひとの行く 裏にみちあり、花のやま」かな、ちょっと意味が違うかな、「小さな旅、サンバ踊り子川の源流を訪ねて」、かな、これも、ただの自己正当化かな、等つまらないことを考えながら、次の目的地、スーパーよさこい祭りの原宿に向かいました。

(つづく) 
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