気ままに

大船での気ままな生活日誌

鎌倉花火大会

2006-08-11 16:57:24 | Weblog
ワイフは花火が大好きです。私はおつきあいでいつも、ついていきます。大船のいつもの中華屋さんで、食事をして、鎌倉駅の西口に到着したときは、もう花火は始まっていました。7時開始だったようです。去年は、東口から若宮大通りのコースをとりましたが、大変な混雑でしたので、今年は、御成通りから、和田塚を経て、由比ヶ浜に向うコースにしました。正解でした。スムーズに浜辺に到着しました。

すでに座ってみるスペースはありませんでしたので、なるべく浜辺の近づき、立ってみていました。空高くあがる花火は、大輪の真ん中あたりに雲(花火の煙かな)がかかり、もうひとつ、といった感じでした。水中花火は、こういう障害もなく、まるで海の中から火花が飛び出るようで、見事なものでした。さすがこの大会の売りものだけのことはありました。

花火も良かったですが、私は逗子の方面に低く昇りはじめた満月をちらりちらりと見ていました。私の方もみてよと言っているように思えたからです。ちゃかちゃかした花火より、私は落ち着いた月の方がよほど好きです。

帰りはだいぶ遅くなりました。横須賀線はあきらめ、バスで藤沢に出て、東海道で大船に戻りました。砂押川沿いを歩いて帰るときに、見上げると、あの満月は、もう、天高くあがり、夏の夜空の主役になっていました。

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ほうずき

2006-08-11 15:56:33 | Weblog
昨日、毎朝の散歩コースのお寺の境内の片隅で、赤い実をつけた、ほうずきが50本ほど群がっているのを見つけました。何で今まで気づかなかったのだろうと、不思議な思いがしました。花も目立たないし、実を包んでいる袋(ガクだそうです)も青いうちは、周りの緑に埋もれて、私の目に入っても、認識されなかったのでしょう。花が咲いて初めて、あっ、こんなところに、この植物がと、いうことはよくあることです。露地に植えられているほうずきを見たのは、本当に久しぶりでしたので、今朝はデジカメを携えて出かけました。

ほうずきを、前、後ろあるいは上から下からと撮っていましたところ、掃除をされていた、ご住職が近寄ってこられました。よろしければ、もっていってください、たくさんありますからと話かけてくれました。でもうちはマンションですから、と答えましたら、一本挿しもいいですよ、と言って、引っこ抜いてくれました。このように地下茎ですから、どんどん増えるんですよ、でも虫がよくつくので、殺虫剤は欠かせません、でもあまりかけると、実が少なくなります、これで、結構手間がかかるんですよと、話してくださいました。

私の子供の頃は、どこのお宅の庭にも、植わっていたように思います。鳳仙花、オシロイバナ、ダリア、百日草、朝顔などと並び、定番の植物でした。とくに、ほうずきは、子供の人気者でした。熟した実の中身をていねいにもみ出し、空の袋にして、それを頬に含み、舌で突きながら、ぶーぶーと鳴らして喜んだものです。当時の子供達の格好のおもちゃでした。地植えのたくさんのほうずきをみたとき、懐かしく感じたのは、こういう思い出があるからでしょう。

今、私の机の上に一輪挿しの花瓶に、3つの赤い実をつけたほうずきが、かしこまっています。やっぱりお寺の境内の方が似合っているようです。2,3日したら、ミニ楽器をつくり、頬突き(語源だそうです)して、ぶーぶー鳴らそうかと思っています。




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