気ままに

大船での気ままな生活日誌

香港の夜景

2012-02-27 10:59:27 | Weblog
香港といえば夜景。世界三大夜景のひとつと賞される。ナポリ、香港、函館とぼくは思っていたが、香港のガイドさんは、香港、ナポリ、ニューヨークだという。サンフランシスコ、サンパウロを入れるときもあるのだそうだ。いずれにしても、香港はベストスリーに入るとガイドさんは得意そうな顔をした。

夜景をみるポイントがふたつある。九龍半島側から、対岸の香港島の高層ビル群を観るのがひとつで、他は、香港島の丘、ビクトリアピークから眼下に広がる夜景を見物するというもの。正確にいうともうひとつの夜景見物法がある。それは湾内のハーバークルーズに乗ると、両岸の景色を楽しむことできるのだ。ぼくらは、二日目の夜、赤い帆の観光船に乗って、船上から両岸の光の乱舞(午後8時から音楽と光のショー、シンフォニー・オブ・ライツが15分ほどある)を楽しむことができた。ときどきポツリポツリくるような天気だったけれど、ネオンが瞬き、レーザービームが飛び交い、夢のような光景だった。ぼくらはとても満足して船を下りたが、ガイドさんは、これでは100万ドルの夜景とはいえない、せいぜい40万ドルだと残念そうな顔をしていた。空気が澄んだ日は、こんなもんじゃないよ、と言っていた。

ぼくらが滞在していた5日間、朝晩は霧がかかっている日が多かった。夜景見物は12月がいいらしい。4日目に夕食後のビクトリアピークからの夜景見物が計画されていた。楽しみにしていたが、雨でその上、深い霧が立ち込め、登山列車に乗って頂上(700メートルくらい)についたら、そこは雲の中だった(苦笑)。でも、名画”慕情”のロケ地になった場所を訪ねただけでも意味があると、ワイフは肯定的に考えていた(笑)。ここだけではなく、旅行期間中、病院や浜辺などいくつものロケ地を見ることができた。

ついでながら、、『慕情』(ぼじょう、原題: Love Is a Many Splendored Thing)は、1955年に公開されたアメリカ合衆国の映画。ベルギー人と中国人の血を引くハン・スーインの自伝をもとに映画化された。サミー・フェイン作曲による主題歌は映画音楽史上の名作と言われる。第二次大戦終了後のイギリスの植民地の香港で、ヒロインのハン・スーイン(ジェニファー・ジョーンズ)は勤務医をしている。夫は中国国民党の将校で国共内戦で戦死していた。そこで、アメリカ人の特派員マーク・エリオットと知り合い、二人は恋に落ちる。しかしエリオットは別居中の妻がシンガポールにおり、離婚の話し合いのためシンガポールへ行くがうまくいかず、二人の関係は香港で噂となる。間もなく中国大陸の殆どの地域は国共内戦の末に中国共産党率いる中華人民共和国が支配するようになり、ハン・スーインは中国大陸へ戻るよう説得されるが、ほどなく朝鮮戦争が起こり、エリオットは派遣されるが、そこで戦死する。(ウィキペディアより)

では、いくつかの写真を。夜景モードで撮りましたが、もうひとつ。実際の方がずっといいです。雰囲気だけでもどうぞ。


赤い帆の遊覧船で出発





シンフォニー・オブ・ライツ








ビクトリアピークからは何も見えませんでしたので、登山列車とポスターだけ(笑)




。。。。。

パソコントラブルがあり、そのほかの香港の写真はすべて失いました。
うちのパソコン君、1年前の震災直前にトラブルを起こしましたが、大地震のショック療法で回復して、今まで無病息災だったのですが。
もう少し、がんばってもらおうと思って、再セットアップしました。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする