気ままに

大船での気ままな生活日誌

三度目の正直 英勝寺と淨光明寺の彼岸花

2012-10-03 20:26:46 | Weblog
この秋場所、日馬富士が三度目の正直で横綱昇進を決めた。ぼくの、午後の英勝寺と淨光明寺の彼岸花見学も実は三度目だった。今年は、いつもより、開花が10日は遅れていたせいもあり、二度とも肩すかしをくった。だから、今日が”三度目の正直”になるか、”二度あることは三度ある”かの土俵際だったのだ。ただひとつの希望の灯は、日馬富士関の明治神宮での横綱推挙式と奉納土俵入りを観に行ったことだった。ご利益により、日馬富士と同様の”三度目の正直”が転がり込むかもしれない、と。

鎌倉駅から歩いて15分。英勝寺におそるおそる入る。彼岸花園に入る。お、おおおおお、すごい。三度目の正直だった!!!








ありがとうございます。仏殿の戸を少し開けて、運慶作と伝えられる阿弥陀三尊像にお礼する。


この咲き具合なら、近くの淨光明寺も大丈夫だろうと、鼻歌まじりで(まだ、サン・トワ・マミーです、清志郎バージョンで)、足を速める。
到着。あ、ああああああ、すごい。三度目の正直。!!




機嫌よくなって、海蔵寺へ。ここには彼岸花はないけど、紫苑が。これも実は、三度目の挑戦だった。
到着。うううううううう、すごい。三度目の正直!




小雨ぱらつく日だったが、それがかえってよかった。人はほとんどいなかったし、彼岸花もこんな雨天がよく似合う。
拾い物のような、いい一日だった。


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江戸の判じ絵 渋谷の判じ絵

2012-10-03 08:54:26 | Weblog
渋谷を歩いているとき、たばこと塩の博物館の前でこんなポスターを見かけた。
むむむ、国芳なんかも描いていた、なぞなぞの絵のことだな。面白そう、入ってみよう。
その前に、ポスターの謎を解かねば。歯の下に猫がひっくりかえている。それに下に日本橋が。・・・東海道の宿場町かな? 歯は、”は””かむ””いれば”くらいしか思いつかない。猫は、ネコを反対にしてみるとコネ・・・ハコネ? 箱根だ! 正解でした。これはとてもやさしい部類。中へ入ってみたら、難問ぞろい。


展示室いっぱいに、江戸時代の判じ絵とそれに関連した資料がずらりと並んでいる。よくまあ、これだけ集めたものかと感心する。たとえば、歌川重宣画”勝手道具はんじもの”について紹介すると、ちらし程度の一枚紙に以下のような絵が、いくつも並んでいる。


こういうのが何種類もある。前述の東海道シリーズや江戸名所はんじものも。そして、青物はんじもの、さかな、鳥、けもの、相撲取りなど。また趣味人には、浄瑠璃尽くし、常磐津、清元、義太夫、名代なども。一つひとつ解いていくと、何時間あっても足らない。ひとつふたつ解いて、あとは壁に貼られている解答編をみて、ふふふと笑う。こういうはんじ絵を一生懸命、考えている人の姿を思い浮かべると、またおかしくなる。さかなのはんじ絵の前で、ふたりの御婦人が長い時間、楽しそうに競っていた。江戸の人も、こうして、生活を楽しんでいたんだ。

見終えて、外に出た。渋谷の街にもはんじ絵がいっぱいあった。出題します。以下の四つの写真から、この人は誰かを当ててください。

頭部のない人

ロボットレストラン

忠犬ハチ公

黒い大きな巾着のような袋


ヒントです

頭(能力)がないので、有力ボスの命には、ロボットのように、あるいは忠犬ハチ公のように従って、出世して、頂点に立ち、がっぽり黒い金をため込み、ほくほくした人生を送る。

忘れてました、もうひとつ判じ絵がありました。

月岡芳年展(無惨絵)


しかし、退官後、それがばれて、牢屋に入って無惨な刑罰を受けることになる

こんなふうにならないでくださいね。日中韓の政治家のみなさま。
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