気ままに

大船での気ままな生活日誌

野毛大道芸&横浜ジャズプロムナード

2012-10-06 19:23:56 | Weblog
今日は、ダルが好投したのにもかかわらず、味方の援護がなく敗戦投手。ヤンキースとの夢の対戦もはかなく消えて、がっかり。機嫌直しに横浜に出掛けた。もちろん、今日から始まった野毛大道芸そして横浜ジャズプロムナードの見物。夕方まで楽しんできた。その様子を写真で紹介しますね。

野毛大道芸

曲芸とピエロ


飴細工 Japan Timesにも紹介されたという。野毛の大道芸に出場できる人は、一流。


この人、けん玉日本一を10年つづけている。ギネスブックに載った技が二つある。


この人は去年も出ていた。この技では日本一。


ひょうきんな芸も人気


この子も顔がひょうきん。根っからのコメディアン


この娘(こ)もひょうきんだった。


だめじゃん小出も毎年出演。技よりトークが面白い。いいじゃん小出。


色っぽい踊りもある。アラビアンダンス。途中で観客の子供たちも出演




・・・
日本で最大級のジャズフェステェバル、”横浜ジャズプロムナード”の街角ライブ。ぼくと同じろーとるチームとボーカルのある若手チーム。聞き惚れてしまった。グッときた。




明日も行こうかな。海上自衛隊の演奏もあるらしい。
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竹内栖鳳/京都画壇の画家たち

2012-10-06 11:03:09 | Weblog
山種美術館で没後70年、竹内栖鳳展が始まったので、早速、観に行ってきた。いいものばかりで、何から書きはじめていいのか迷ってしまうほど。平等に(笑)、展示順にしようと思う。

まず、栖鳳作”斑猫”が迎えてくれる。名品揃いの山種美術館でも、(観客の投票による)人気ベスト3に入る作品で、ぼくも大好き。毛並もいいし、青い目も印象的だ。その横に、モデルになった猫の写真が飾られていたが、この絵の美人猫にはとてもかなわない。きっと写真うつりが悪い猫なんだろう(爆)。もともと沼津の八百屋のおかみの飼い猫だったが、一目ぼれした栖鳳に略奪された(笑)。


第1章は”先人たちに学ぶ”。栖鳳は円山四条派の幸野楳嶺に師事している。だから、ここでは祖師匠となる応挙の作品が登場する。トーハクで観たことのある”虎図”と、”雪中双猿図”。蕪村の”野馬図”も。何故、蕪村かというと、江戸時代、四条派を興した呉春が師事したのが蕪村だから。だから、四条派は詩情性に富んだ画風なのだ。後期には呉春の作品がみられる。(伝)長沢芦雪の”唐子遊び図”の子供が可愛い。どこかでみた子、そうだ、先日の三の丸尚蔵館の”描き継ぐ日本美/円山派の伝統と発展”で観た、芦雪の”唐子睡眠図”とすぐ思いつく。川端玉章と森徹山も両方の展覧会に出ている。





そして、第二章は、本日のメインイベント、竹内栖鳳ショー。まず、私淑していた雪舟の”山水長巻”の若き日の栖鳳による模写。硬い筆より柔らかな毛の筆を使うと、あの感じが出るそうだ。そして、”象図”。屏風仕立てで、金地に墨絵。右隻の象さんは、”野生派”だが、左隻は”サーカス派”か。お猿さんが乗っていて、何か指さしている。そして、”飼われたる猿と兎”。のびのびとした姿が描かれている。栖鳳に限らず、円山派の人は動物好きだ。それが絵に表れている。”熊”の熊さんがぬいぐるみのように愛らしかった。

詩情溢れる風景画だっていい。”潮来小暑”などの彩色ものもいいが、三つ並んでいた、墨画も気に入った。墨をにじませたような描きかたで、その茫洋とした風景に引き込まれそうだった。









第3章は、”栖鳳をとりまく人々”と題し、同時代の京都画壇の画家、および栖鳳の弟子筋の画家の作品が展示されている。前者では、菊池芳文(花鳥十二か月)都路華香(寒山拾得など)そして、山元春挙(清流など)。後者では、西村五雲(白熊など)、西山翠嶂(狗子)、橋本関雪(霜の朝)と続き、待ってました!お二人さんとなる。まずは、村上華岳でござんす。京都の画学校の教え子にござんす。先生の展覧会開催をお祝いして、自信作を飾らせていたきやす。人気投票では、先生の猫の上をいく、第2位の”裸婦図”でござんす。久遠の女性を描いたという傑作。

そして、わたくし、生まれも育ちも京都です。姓は上村、名は松園、人呼んで美人画の西の横綱と称します。山種さんご自慢のわたくし松園コレクション18作品の中でも自信作、”新蛍”をお祝いに飾らせていただきます。松園は栖鳳の画塾で修行した。”先生ほど大いなる存在は古今を通じてない”とまで言っていたそうだ。







栖鳳作品だけではなく、名作も観られ、とても楽しい展覧会であった。
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